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3/17【NOAH】ワグナーJr.“王者初戦"で屈辱 ジェイク右ハイキックで失態

『GREAT VOYAGE 2024 in YOKOHAMA』横浜武道館(2024年3月17日)
○イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.&近藤修司vsジェイク・リー&タダスケ×

 GHCヘビー級王者のワグナーJr.が、新王者としての初戦で屈辱の失態。右ハイキックでKOした次期挑戦者ジェイクは「気を抜くな」と警告した。

 2・4仙台大会で新王者となったワグナーJr.は直後に母国メキシコに帰国。すぐには来日せず、新GHC王者として欧州を転戦してきた。この日の横浜武道館大会から合流し、戴冠約1ヶ月半にしてNOAHでの王者初戦を迎えた。

 3・31後楽園大会での初防衛戦に向けて、挑戦者ジェイクと最初で最後の前哨戦。ピンク基調のコスチュームで現れ、のっけからジェイクと先発して探り合う。ワグナーコールも受けながらジェイクばりの紳士的拝礼も繰り出して貫禄を漂わせた。

 中盤には再びジェイクと火花を散らし、強烈なジャイアントキリングを浴びて打撃戦に競り負けたものの、ワグナーJr.も二人がかりの相手方を誤爆させて反撃。ジェイクを場外に追いやってトペ・スイシーダで足止めするや、返す刀でタダスケに強烈なローリングラリアットをズバリ。一気のワグナードライバーで突き刺した。

 場外のジェイクに見せつけるように3カウントを奪ってみせたワグナーJr.は、ベルトを高々と掲げながらにらみ合いを展開。ジェイクも紳士的な拝礼で応じた…かと思いきや、次の瞬間、右ハイキックを叩き込み、一撃で王者をKOした。

 大の字となったワグナーJr.に“照準ポーズ"を決めて花道を下がったジェイクは「最後の最後まで勝負は気を抜いちゃいけないものだと感じたはずだ。いいかい? これは戦いだ」と警告したうえで、「私はまたそのベルトを必ず手に入れる。そのためにもワグナー、まずはお前だ」と改めて宣言。新王者としてはNOAHでの“王者初戦"で屈辱の失態となった。

【ジェイクの話】「まずは姫路大会、岐阜大会、楽しみにしてくださった皆さん、申し訳ない。だが、ピンピンしている。ご心配なく。さあ、最初で最後の前哨戦。勝ち星は確かにあっちだ。いいイメージはできたかい? ワグナー。だが、最後の最後まで勝負は気を抜いちゃいけないものだと感じたはずだ。いいかい? これは戦いだ。何らかの儀式だったり、楽しませたり、そういった意味合いもあるかもしれないが、これは戦いなんだ、ワグナー。俺は、いや、私はまたそのベルトを必ず手に入れる。そのためにもワグナー、まずはお前だ」

※ワグナーJr.はノーコメント

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