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4/3【新日本】KUSHIDA&ナイト連勝でジュニアタッグ前哨戦制す 両国へトルネード戦要求

『プロ野球カードゲーム ドリームオーダー Presents Road to SAKURA GENESIS 2024』後楽園ホール(2024年4月3日)
ガントレットマッチ ○石井智宏&KUSHIDAケビン・ナイトvsTJP&フランシスコ・アキラ&カラム・ニューマン×/○ケビン・ナイト&石井智宏&KUSHIDAvsクラーク・コナーズ&ドリラ・モロニー&外道×

 KUSHIDA&ナイトがガントレット戦によるIWGPジュニア前哨戦を制し、タイトルマッチをタッチなしのトルネード戦で行うよう要求した。

 4・6両国大会でIWGPジュニアタッグ王座3WAY戦を争う王者・コナーズ&モロニーのWAR DOGS、TJP&アキラのCatch2/2、TNAの“JET SETTERS"KUSHIDA&ナイト。この日、それぞれ外道、ニューマン、石井と組んでのガントレット6人タッグ戦に臨んだ。

 まずは石井&KUSHIDA&ナイトとTJP&AKIRA&ニューマンが激突。Catch2/2がナイトにダブルヒップトスを決めるなど好連係で先手を取る。アキラがナイトに逆水平を連発し、再びCatch2/2がダブルバックエルボー、合体ネックブリーカードロップと連係を駆使。TJPは顔面ウォッシュを浴びせた。

 ナイトが打点の高いドロップキックで反撃すると、KUSHIDAはダイビングブレーンチョップ、フライングボディアタック、オーバーヘッドキックの波状攻撃で挽回。カニ挟みで転がしたTJPにナイトが旋回式ボディプレスを投下し、KUSHIDAが肩車したTJPにナイトがドロップキックを放っていく。アキラが加勢に飛び込んでもナイトがドロップキックで撃退した。

 Catch2/2もニューマンの援護射撃を受け、コーナー逆さ吊りになったナイトにアキラがドロップキック、TJPがダイビングフットスタンプを立て続けに見舞っていく。カットに飛び込んだKUSHIDAをTJPがファイナルカットで蹴散らすと、アキラはサムソンクラッチで転がしてのその場飛びフットスタンプをナイトに投下した。

 終盤には両軍が入り乱れる混戦模様となったが、KUSHIDAがハンドスプリングエルボーでTJPとアキラを撃退。ニューマンにKUSHIDAがマサヒロタナカ、ナイトがスワンダイブ式ラリアット、石井がスライディングラリアットとたたみかけると、最後は石井がラリアットからの垂直落下式ブレーンバスターでニューマンを仕留めた。

 続いてコナーズ&モロニー&外道が登場。試合を終えたばかりの石井&KUSHIDA&ナイトに襲いかかり、場外戦で先手を取ると、疲労が残る石井に代わる代わる集中砲火を浴びせて試合を支配した。

 石井がブレーンバスターで外道を投げて打開すると、ナイトがモロニーをスパインボムで叩きつけ、往復式串刺し攻撃でWAR DOGSを攻め立てた。ナイトがオーバーヘッドキックで二人まとめて蹴散らし、プランチャの同時発射でコナーズとモロニーを分断。最後はナイトがスパイクDDTで外道を突き刺して3カウントを奪った。

 JET SETTERSが連勝でIWGPジュニアタッグ前哨戦に快勝。試合後、二人がベルトを掲げると、Catch2/2とWAR DOGSがやってきてベルト争奪戦に。ナイトが英語でアピールすると、KUSHIDAが「スモーホールのタッグマッチ、権利は必要なくトルネードタッグで戦おうじゃねえか。と言ってます」と通訳。コナーズが受けて立つ構えをみせると、ナイトは「ゼッタイカツ!」と宣言。KUSHIDAから「なぜなら俺たちは…」と投げかけられると、「ツ・ヨ・イ!」と言い切ってみせた。


【試合後のKUSHIDA&ナイト】

▼KUSHIDA「サンキュー、ケビン。いっぱい助けられた。ケビンのおかげ(※と遅れて引き揚げてきたケビンとハグする)」

▼ナイト「サンキュー・ソーマッチ、KUSHIDAサン。さっき言った通り、俺たちは一度で全てを獲りたい。リングでいっぺんに獲るんだ。JET SETTERSはやってやるさ。そして高く飛んでやる」

▼KUSHIDA「(4・6)両国は、タッチ権利なし(控えに回る必要なく全選手が同時にリング内で闘えるルール)のトルネードマッチだ。見事にチャンピオンチームも……ゼイ・セイ、OKネ?(あいつらもOKって言ったよな?)」

▼ナイト「ハイ」

▼KUSHIDA「トルネードマッチ……」

▼ナイト「ノー・プロブレム。ダイジョーブ」

▼KUSHIDA「ユー、フェイバリット?(お前の得意な試合形式だろ?)」

▼ナイト「ハイ。アイ、ライク、メニー・アクション。止まらない動きがあって……」

▼KUSHIDA「イエス(その通りだ)」

▼ナイト「ユー?(あなたは?)」

▼KUSHIDA「ドント・ストップ(止まることなく)」

▼ナイト「ノンストップ。ネバー・ストップ。オレタチハ……」

▼KUSHIDA&ナイト「(※声をそろえて)ツヨイ!」

※石井はノーコメント


【試合後のコナーズ&モロニー】

▼コナーズ「ドリラが帰ってきたぜ! お前がやってくるまでの数日間、クソみたいなことばかりが起きた。本物のWAR DOGSの存在が必要だったぜ。スモーホールにWAR DOGSが帰ってくるぜ! (※モロニーを指差し)こいつが言ってたように、外野がワンワン吠えてうるさいぜ。俺たちの犬歯で噛み潰すぜ!」

▼モロニ―「さっきのリングで起きたことはクソだ! 俺たちはかれこれ1年もやってきてるんだ。このベルト(IWGPジュニアタッグ王座)をどれだけ持ってる? もうかれこれずっとだ! サイドプレートを見ろよ、俺たちがこのディビジョンを牽引してるんだ! 俺たちに関係ないサイドプレートは取って、BULLET CLUB WAR DOGSの永遠の王座と呼ぶべきだ。俺たちは負けねえ。何度の挑戦を受けてきたか? 数え切れないほどだ! 何度でも闘う。何度でも壁を乗り越えていく。俺たちのこの綺麗な顔を見てみろ。傷すらねえ! それほど俺たちは優れてるってことだ!」

▼コナーズ「いつものように雄弁に語ってくれたぜ。さすが俺のDOG FOR REAL」

▼モロニー「ワン!」

※外道はノーコメント


【試合後のTJP&アキラ】

▼アキラ「上手な日本語だね、ケビン。グッド、ジャパニーズ!(と拍手) 一生懸命勉強してるんだな。KUSHIDAが教えてくれてるんだね。頑張ってる、頑張ってる。リョーゴク、『SAKURA GENESIS』は2年前に俺が新日本プロレスでデビューした場所だ。その場所で、もう一度王座に返り咲くつもりだ。Catch2/2は絶対に死なない。WAR DOGSに共通してるのは、全員喋り過ぎだってことだ。ヤツらがやることと言ったら吠えることだけだ。ワンワンワンッ! お前らは(※日本語で)“アトスコシダケ"チャンピオンだ。俺たちがやってくるぞ」

▼TJP「始まっては終わって、終わっては始まる。どのように始めるかではなく、どのように終えるかが重要だと言われている。だが今は模範となるよう、Catch2/2が始めたものを俺たちの手で終わらせるつもりだ。それがトップというものだから。俺たちがこのディビジョンを改革した。俺たちが復活させた。お前たちに俺たちをやることはできない。Catch2/2は死んでいない。決して死ぬことはない。ヘビーからジュニアへいこうが、ジュニアからヘビーへいこうが、それが俺のしなくてはならないことだと言った。ここから初めて、次はBEST OF THE SUPER Jr.、その次はG1 CLIMAXかもしれない。誰が分かるだろうか。だが今はスモーホールだ。奪い返しに行くのは4度目だ。4度! 俺たちのものを取り戻すのだ。
WAR DOGS、会えてうれしいぜ。お前らの噛みつきは俺ほど強くはないようだがな。直に感じたから分かってるだろう? JET SETTERS、見ているぞ。実際にこの噛みつきがどんなものか、次の試合で分かるだろう」

※ニューマンはノーコメント

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