プロレス/格闘技DX

『SUNNY VOYAGE 2024 in SHINAGAWA vol.1』東京・品川プリンスホテル Club eX(2024年4月14日)
○HAYATA&イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.&丸藤正道vsジェイク・リー&ジャック・モリス&YO-HEY×

　新GHCナショナル王者のHAYATAが堂々の昼夜興行締め。GHCヘビー再挑戦を示唆していたジェイクは、早速王者ワグナーJr.に猛チャージを仕掛けたものの、ワグナーJr.は「自分で機会を手に入れろ」と通告した。

　4・11後楽園大会でジャック・モリスを破り、ジュニア初のナショナル王座戴冠を果たしたHAYATA。品川昼夜興行の大トリでGHCヘビー級王者・ワグナーJr.とのトリオが実現し、ジェイク&モリス&YO-HEYのGLGトリオと対決した。

　モリスからはリマッチを要求されているが、「ジャック以外の挑戦なら受ける」としていたHAYATAは序盤からあざ笑ってあしらう。怒りのモリスも中盤過ぎにグッドルッキングニーなどでHAYATAを押し込んだものの、決定打を与えるには至らない。

　一方で3・31後楽園大会で敗れたばかりながらも、GHCヘビー再挑戦を示唆していたジェイクは王者ワグナーJr.に猛チャージ。場内外で激しく火花を散らしたが、こちらも王者を崩すには至らない。

　逆に最後はワグナーJr.&HAYATA&丸藤のトリプル・トラースキックで動きの止まったYO-HEYを、HAYATAが必殺403インパクトで仕留めてみせた。

　GHCヘビー&ナショナル両王者が、再戦を狙うGLG勢を返り討ちに。マイクを握ったHAYATAは「おい、俺がナショナルチャンピオン・HAYATAや。品川! ありがとう!」と堂々のマイクで品川昼夜興行を締めくくり、チャンピオンとしての“初仕事"を終えた。

　ワグナーJr.も「ジェイク、このベルトに挑戦したいんだったら、挑戦してもいい。ただ、挑戦するためには自分でその機会を手に入れろ」とジェイクに通告。両王座とも次期防衛戦は未決定。リマッチ実現か、それとも別展開か。果たして――。

【ワグナーJr.の話】「ジェイク、このベルトに挑戦したいんだったら、挑戦してもいい。ただ、挑戦するためには自分でその機会を手に入れろ。挑戦権を手に入れたところで、俺はまたお前を倒すからな」