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4/21【全日本】スミスがCC初白星 昨年覇者・芦野を豪快粉砕

『チャンピオン・カーニバル2024』幕張メッセ 国際展示場 展示ホール(2024年4月21日)
Aブロック公式戦 ○デイビーボーイ・スミスJr.vs芦野祥太郎×

 チャンピオン・カーニバル史上初の親子二代出場となったスミスが昨年覇者・芦野を粉砕して初白星を挙げた。

 スミスは昨年大みそか&1・2&3後楽園に続く2度目の全日本参戦でカーニバル初出場が実現。父デイビーボーイ・スミスも1993年に出場しており、史上初の親子二代エントリーとなった。初戦では青柳に逆転負けを喫したものの、ほぼワンサイドに圧倒し、実力を見せつけた。

 2戦目となったこの日は昨年覇者・芦野と対決。グラウンドでコントロールし、サイドスープレックスで豪快に投げるなど主導権を握った。芦野は各種エルボースマッシュで反撃し、俵返しで引っこ抜くと、スミスもブレーンバスターでぶん投げて譲らない。

 ならばと芦野はアンクルロックで絡みつき、一気にギブアップを迫る。切り抜けたスミスはシャープシューターで捕獲。耐えた芦野はジャーマンで投げ、アンクル地獄に引き込んだが、スミスはギブアップせず。フロントハイキック、ショートレンジラリアットで完全に逆転すると、ブルドッグボムを豪快に決めて3カウントを奪った。

 スミスが主導権を握らせず昨年覇者・芦野に完勝。2戦目でカーニバル初勝利をもぎ取った。「これが本物のブルドッグボムだ。このチャンピオン・カーニバルで1、2、3だけじゃない。お前たちは病院送りだ。今年のチャンピオン・カーニバルはデイビーボーイ・スミスJr.のもの。戻ってきたぜ。これまで以上に強くなった。今夜それを証明した」と豪語したスミスの次戦は4・27大阪大会。黒潮との元WWE対決となる。

【スミスの話】「素晴らしいね。本来の調子に戻っただろ? 連勝街道まっしぐらだ。しかもライガーボムで。これが本物のブルドッグボムだ。このチャンピオン・カーニバルで1、2、3だけじゃない。お前たちは病院送りだ。今年のチャンピオン・カーニバルはデイビーボーイ・スミスJr.のもの。戻ってきたぜ。これまで以上に強くなった。今夜それを証明した」

【芦野の話】「クソ! アンクルで決めれなかった。クソ。俺は日本人として負けたくなかったんだけどな。あいつ、やっぱ強え。ただ、もう1回試合したいな。もう1回試合したら、また違うぞ。本場のアメリカの、そしてイギリスのプロレスに触れたなら、これで俺は成長しちゃうから。また1つレベルが上に上がる。負けたけど、負けてから始まるのがプロレスだ。次、デイビーボーイ・スミスJr.と試合する時は、俺のアンクルロックでタップアウトを必ず奪う。ブレイク・ア・レッグ。しあさっての青柳優馬。俺はな、全日本プロレスの中でお前が一番嫌いなんだよ。誰よりも嫌いなんだよ。だから、青柳優馬には絶対に負けねえ。絶対に負けねえ。あいつはマジでボコボコにしてやるよ。4月24日品川、青柳優馬、ボコボコだよ。タップどころじゃ済まさねえぞ。チャンピオン・カーニバルでこれ以上戦えねえ体にしてやるからな。青柳優馬、あいつはボコボコにする」

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