5/6【ALL TOGETHER】タイチが元相棒・ザックに公開キス KAIとは盛大仲間割れ
『ALL TOGETHER 〜日本プロレスリング連盟発足記念・能登半島復興支援チャリティ大会〜』日本武道館(2024年5月6日)
○タイチ&KAIvsクリス・ブルックス&ザック・セイバーJr.×
タイチが『ALL TOGETHER』を舞台に元相棒・ザックから技あり勝利。KAIとは盛大に仲間割れしつつ、“元カノ"ザックへの公開キスで武道館を沸かせた。
ザック(新日本)&ブルックス(DDT)の“越境"英国タッグが実現し、タイチ(新日本)とKAI(DRAGONGATE)のコンビと対決。当初はSANADA&KAIの同期コンビが実現する予定だったが、体調不良でSANADAが欠場。同じJust 5 Guysのタイチが参戦することになった。
ザックとタイチは“元デンジャラステッカーズ対決"。のっけから緊張感溢れる先制争いを展開する。DDT4・7後楽園大会以来のタッグ結成となった英国コンビは抜群の連係を披露した一方、KAIとタイチのタッグは機能せず。それでも大舞台で個人の力だけで呼応し、接戦に持ち込んだ。
タイチがザックのザックドライバーを食らうと、一転してピンチを迎えるが、KAIはレフェリーの足を引っ張って強引にカウントを阻止。無法地帯をいいことにパイプイスを持ち込むと、「タイチ起きろ!」とゲキを飛ばし、ザックにパイプイスを振り上げた。だが、かつてのパートナーへの暴挙を許さないタイチが止めに入ると、KAIからイスを奪い取り、それで殴りつけて排除する。
ようやくタイチとザックが正面から戦えると思いきや、ブルックスが横やり。ブルックスのビンタがザックに誤爆した瞬間、タイチはSANADAを意識したタイチ式外道クラッチ37で丸め込み、技ありの勝利をもぎ取った。
試合後はタイチを暴行したKAIを3人がかりで制裁したものの、タイチは仲睦まじいザック&ブルックスに嫉妬…。“察した"ザックがすり寄るや、タイチがザックの頬に“公開キス"して日本武道館に妙などよめきを起こしてみせた。
【タイチの話】「まあ今日、いろんな条件が重なって。もちろんSANAやんの代打で終わるつもりはなかったしな。俺はあんまりこういうのは好きじゃねえけど、相手にザックがいたから。そのなんだ、今の彼氏か? 今の彼氏かわかんないけど、デッカいクリスなんとか。実はアイツとイギリスで1回シングルマッチやってんだよ。だからよく知ってんだ、アイツのこと。そん時、どっちが勝ったかそれすら憶えてねえけど、アイツとシングルやって、いい試合できたなっていうのがあったから、アイツは俺の記憶に残ってた。あの2人がいたから今日は出場しただけで、ただSANAやんのただの代打で終わりたくなかったから。まあどんな形であれ、結果を出せて恥ずかしくないね、5 Guysとして。SANAやんにちゃんと報告できる。まあ最後、前から使ってたけどね、あれはSANAやんが教えてくれた特別な外道クラッチなんだ。外道クラッチ37だ。前も使ったけどよ。今日はザックとやれて良かったし、今の彼氏のこともよくわかった。だからザック、次は……やっぱ俺、ザックのことが大好きだし、もっと知りたいし、次はシングルマッチやろうぜ。どんな形でもいいから。もしザックがチャンピオン(ベルト)持ってたら挑戦したかったけど、今はないみたいなんでね、どっかのタイミングで必ずシングルマッチやろうぜ。楽しかったよ。久しぶりに胸キュンもして楽しかったよ、おじさん。ありがとう、ザック。そしてクリスもありがとう。楽しかった。あと福岡で、国際センターで言った通り、俺にもIWGPやらせろっつうんだよ。あの日の公式のX見たか? メインイベント、IWGPがあった。翔太が挑戦するとかいろいろあった。他にもいろんなことがあったな、選手権。見てみろ、俺の記事が一番リポついて、いいねの数、閲覧の数、ダントツで1位じゃねえかよ、俺が。他の選手権差し置いて。俺、だってただのタッグマッチだよ。しかも負けてんだ。そん時の発言がそんだけ“いいね"ついてんだよ? これどういうことかわかるか、会社? 俺に期待してんじゃないの? ずっと俺は黙ってたからな。遠慮してる部分はあったし、若い連中の邪魔にならないようにしようと思ってたけど、そんなもんもう構わねえよ。言いたいこと言う。どんなヤツでも行けるんだったら、俺にやらせろ。俺の方が挑戦権あんだろ? 過去の実績見ても。若い連中より新日本プロレスでやってる年数長えんだよ。若い力もいいよ、大いに未来があるからな。若い連中が上がるのは新日本プロレスにとっていいよ。だけど、ベテランにはベテランにしか見せらんねえ試合があんだ。やらしてみろ、1 回。あのいいねの数と閲覧の数が物語ってんだろ。そればっかり言い続けるぞ、この野郎。いつでもいいぞ。相手は誰でもいいんだ。俺に1回やらせてみろ、この野郎、会社。(※コメントスペースのバックパネルの『ALL TOGETHER』のロゴを指差して)それとこれ! これ! 今日、何人入ってんだ? オールスター戦みたいなもんじゃねえの、これ? 違うの? 俺、よくわかんねえけど、この興行。なんとかかんとかプロレスリングなんとか、立ち上げたんだろ? 武道館、今日、札止めになってるか? プロレス界全体が食って掛かって、ここに集まって、何人入ってんだ、今日? そんなんだったらよ、別に無理してやる必要ないんじゃない? チャリティだって、他の形でできるし。全員、全部の団体が来てんだろ? 力合わせて。そうしたらこういう結果になった。もうちょっと考えた方がいいんじゃない? 全員が揃ってこれ。全員の顔が潰れるよ、これ。もうちょっと考えろよ。俺みたいなもんが言うと、ウルセーって言うかもしんねえけどよ、実際見たらわかんだろ。プロレスの力がこれか? 新日本プロレス1つでやった方が入ってたんじゃない? そういうことじゃない? よく考えろ。ここに関しては俺はわかんねえけど、まあまた出ろって言われたら出るよ。ちゃんと考えた方がいい、客入るように。それだけだよ。わかったな? 言いたいことはこれだけだ。また次の大会で会おう。まあ今日は気持ち良かったから、この後生配信だな。チャンネル登録よろしくな。バイバイ」
【KAIの話】「アァァァ!(※と叫びながらやってきて寝転がる) アァ、クソッ! オイ、ふざけんじゃねえぞ、どいつもこいつもこの野郎! アァ、なんなんだ、オイ! ふざけんじゃねえよ! これもよ、全部よ、同期のSANADAのせいだぞ、オイ! SANADA! 俺はよ、今回よ、お前と組めなくて、心の中で泣いてしまって、号泣してんだよ、号泣よ! ふざけんじゃねえ! この落とし前はどうつけんだ、この野郎! オイ、SANADA! この落とし前つけるには、お前、つけられるんだろう!? 確か6月に『ALL TOGETHER』、札幌であったな? まあどこでもいいや、そんなもんよ! 俺が気が向いた時に、お前に助太刀してやるよ。俺のよ、昔のアニマル浜口ジムの先輩の内藤さんと鷹木さんとお前、抗争してんだろ? お前、情けねえんだろ? この俺が手貸してやってもいいぞ? でもよ、それは全部SANADA、お前次第だ。お前が動け。お前が俺に連絡しろ。単刀直入に言うぞ。俺は焦ってねえからな、わかったか! バイバーイ!」
【試合後のザック&ブルックス】
▼ブルックス「初めて負けました。解散します」
▼ザック「終わり?」
▼ブルックス「今日で終わりです。まだまだ出てるかもしれない。多分、だから負けましたから」
▼ザック「コスチュームが。どこ?」
▼ブルックス「どこで?」
▼ザック「どこ?」
▼ブルックス「そうね、DDT、コスチュームまだまだちょっと大きいですね。メイクの人、まだちょっとサイズがフィックスして、クリスは持ってったけど、今日は忘れちゃった」
▼ザック「お前が忘れた?」
▼ブルックス「忘れました。じゃあ、もう1回! もう1回やりましょう。次はちゃんと、チームコスチューム同士でちゃんとやりましょう」
▼ザック「どこで? どこがいい?」
▼ブルックス「どこがいい?」
▼ザック「どこがいい?」
▼ブルックス「え〜っとね、どこがいいかな? なんとか、なんとか……俺、考えます。ね、次は…」
▼ザック「新日本はどう?」
▼ブルックス「おっ!?」
▼ザック「新日本はどうですか?」
▼ブルックス「できるか? お願いします。あとタイチ、なんでチューした、最後?」
▼ザック「最初、恋してるの」
▼ブルックス「プレイボーイだ」
▼ザック「いや、嘘(笑) タッグパートナーなだけ。(※クリスの背中を叩きながら)今はボクのタッグパートナーだね」
▼ブルックス「まあね。まあね」
▼ザック「アァ、まあな?」
▼ブルックス「言葉がちょっとイカれてる。大丈夫、大丈夫です」
▼ザック「鈴木軍、終わった。たくさんエモーショナル。でも楽しかった。楽しかった。俺とタイチさん、シングル久しぶり。ノアで1回。じゃあ、新日本でもやるか? 一番いいナは、同じ『G1』ブロック、思います。新日本、お願い致します」