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6/13【NOAH】11年ぶり戴冠へ丸藤&杉浦、異口同音で一心同体? 王者組と熱戦誓い合う GHCタッグ調印式

 6・16横浜BUNTAI大会のGHCタッグ選手権試合「(王者)ジャック・モリス&アンソニー・グリーンvs丸藤正道&杉浦貴(挑戦者)」に向けた調印式が13日、都内で開かれた。

 8度目の防衛に成功して盤石政権を築くモリス&グリーンの王者コンビに、長らくNOAHを支え続けてきた丸藤&杉浦の“戦友コンビ"が挑戦。前哨戦でも一進一退、互いに力量を認め合うだけあって、この日の調印式でもクリーンに熱戦を誓いあった。

 丸藤と杉浦は、勝てば実に約11年ぶり3度目のGHCタッグ戴冠。丸藤は「チャンピオンはいろいろな選手とやってきて防衛を重ねてきた立派なチャンピオン。いつの間にか僕たちより上の位置に行った、この外国から来た選手たちにリスペクトを込めながら、しっかり勝利をしたい。彼らが容姿(コーディネート)で見せているように白黒ハッキリつけましょう」とメッセージを送ると、杉浦も丸藤コメントをまるでなぞったかのような恐ろしいまでの異口同音で続いて、一心同体っぷり(?)を垣間見せた。

 迎え撃つ王者コンビは丸藤&杉浦を挑戦者に迎えての防衛戦に感慨深げ。「これまでの挑戦者の中で一番手ごわい挑戦者になるんじゃないかと思います。彼らの実績、これまでやってきたことというのは本当に素晴らしいことですし、誰もが分かっていることだと思う」(モリス)、「この会見のこちら側の席に座っているというのは本当に気分が良いものです」(グリーン)と話した。

 だからこそ狙うは熱闘V9だ。「自分たちにはこのベルトを263日以上保持し続けているという自信もありますし、自負もあります。今までとまったく変わりなく、同じことをやるだけ。そして入場から退場まで自分たちはずっとチャンピオンであり続ける」(モリス)、「もちろんリスペクトしています。ただ、今回の選手権に関してはそういったリスペクトの気持ちはいったん忘れて、今まで通りこのベルトを守ること。そこに集中して、横浜BUNTAIでこのベルトをしっかりと守り、自分たちが最高のGHCタッグ王者である、世界に誇るGHCタッグ王者であることをしっかりと証明したい」(グリーン)とそれぞれ気合を入れ直した。


【GHCタッグ王座戦調印式】

▼丸藤「このタッグ戦線盛り上げるため、そしてこのベルトを獲るために何度も言ってますが、本気で獲るために杉浦さんと組んでこのベルトに挑戦するわけですけど。前哨戦でも獲られてますし、油断せずいきたいと思います。チャンピオンはいろいろな選手とやってきて防衛を重ねてきた立派なチャンピオンだと思いますので。いつの間にか僕たちより上の位置に行った、この外国から来た選手たちにリスペクトを込めながら、しっかり勝利をしたいと思います。彼らが容姿で見せているように白黒ハッキリつけましょう」

▼杉浦「とにかく今の気持ちはすごい16日が待ち遠しい、タイトルマッチが待ち遠しいという気分ですね。チャンピオンのジャック・モリスとアンソニー・グリーン、日本に初来日したときからずっと見てきています。日本のプロレスをひじょうに勉強して、今じゃお客さんの声援も集めて、立派なチャンピオンだと思います。ただ、今度の16日のタイトルマッチは丸藤選手と俺でベルトを獲りにいくっていうのがひじょうに大事な、絶対に獲りたいタイトルマッチだと思ってますので。これは白黒ハッキリつけたいですね。(モリス&グリーンの服装を見ながら)白黒だけにね」

▼モリス「これで9回目の防衛戦になるわけですが、これまでの挑戦者の中で一番手ごわい挑戦者になるんじゃないかと思います。彼らの実績、これまでやってきたことというのは本当に素晴らしいことですし、誰もが分かっていることだと思う。ただ、自分たちにはこのベルトを263日以上保持し続けているという自信もありますし、自負もあります。そして、これまでの戦いの中でお客さん、周りの皆さん、すべての方たちに自分たちの力をしっかりと見せつけることができて、皆さんもよく分かってくれているとは思います。そして今度、日曜日に行われる横浜BUNTAIでの試合ですが、今までと全く変わりはないです。今までと同じことをやるだけ。そして入場から退場まで自分たちはずっとチャンピオンであり続ける。そういう気持ちです」

▼グリーン「ジャック・モリスと一緒に、この会見のこちら側の席に座っているというのは本当に気分が良いものです。そして、このベルトを持っているというのも凄く気分の良いものです。ただ、自分たちはそれにおごらず、常にしっかりと練習をして、常に自分たちを鍛えています。今回の挑戦者、ジャック・モリスも言ったように本当に素晴らしい実績のある選手たちです。そして、もちろんリスペクトしています。ただ、今回の選手権に関してはそういったリスペクトの気持ちはいったん忘れて、今まで通りこのベルトを守ること。そこに集中して、横浜BUNTAIでこのベルトをしっかりと守り、自分たちが最高のGHCタッグ王者である、世界に誇るGHCタッグ王者であることをしっかりと証明したいと思っています」

※写真撮影時、丸藤がモリスとグリーンのシャツの襟を直してから退席

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