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6/16【NOAH】ダガが大奮戦チャーリー返り討ちでGHCジュニアV7 AMAKUSAと激突へ

『ABEMA presents GRAND SHIP 2024 in YOKOHAMA』横浜BUNTAI(2024年6月16日)
GHCジュニアヘビー級選手権試合 ○ダガvsスターボーイ・チャーリー×

 GHCジュニア王者のダガが、個性派の新星・チャーリーの挑戦を退けて7度目の防衛に成功。次期挑戦者には復帰間もないAMAKUSAが名乗りを上げ、ダガも承諾して王座戦が決定的となった。

 ノアジュニアに絶対王政を敷くダガに、21歳の新星が肉薄した。デニムのオーバーオール、無造作ヘア、そして特技は「木登り」と、“少年要素"満載なチャーリーは、NOAH参戦からわずか1ヶ月で挑戦権を獲得。直前会見ではダガから「これで遊んでろ」とぬいぐるみをプレゼントされて“ガキ扱い"されていたものの、試合では王者の余裕をすっかり奪ってみせた。

 序盤こそダガがリードするが、チャーリーも空中殺法で躍動。何度も場内を盛り上げると、ダガの反撃をものともせずに三角飛びで飛びついてのエプロンDDTを敢行し、荒技で勝機をたぐり寄せた。

 しかし、ダガは追撃を決めさせず、トラースキック、バックドロップ式バッククラッカーで一気に逆転。丸め込み合戦でも圧倒する。チャーリーもトリッキーな動きで挽回を図るが、オーバーヘッドキックを放った瞬間、ダガはドンピシャリのタイミングで顔面にトラースキックを一閃。大技を連発すると、最後は必殺のディアブロウイングスでダメ押しし、3カウントを奪った。

 精密機械のような正確さで一瞬でチャンスを切り拓いた王者が、最後は総合能力の高さで新星を返り討ちに。防衛回数を7に伸ばしたダガだったが、次なる挑戦者はすぐさま現れた。

 10ヶ月ぶりに復帰したばかりのAMAKUSAだった。「我がなぜこの戦場(いくさば)に立っておるのか、という問いは、愚問ではございませんか? そなたが持つ高き至宝、我が次なる挑戦を申し込ませていただきまする」と挑戦を表明した。

 ダガも「ひとつだけ言ってやる。AMAKUSA、よく帰ってきた。でも俺は腹ペコだ。お前を食らいつくしてやる。だから答えはイエスだ」と承諾したうえで、「俺はNOAHの歴史上最も偉大なチャンピオンだ。せいぜいよく準備して、養生するんだな。なぜなら、俺がまたお前の足をへし折ってやるからだ!」と宣告した。

 AMAKUSAは昨年4月にHAYATAに敗れてGHCジュニア王座から陥落。その直後に左ひざ前十字じん帯断裂で長期欠場を余儀なくされていた。復帰間もなく最短での奪回に動いた形。欠場中に王国を築いていた“百獣の王"にキバをむく。

【ダガの話】「こうして俺はまだチャンピオンとしてここに立っている。史上最高、最強のチャンピオンだ。誰もこのベルトを俺から奪うことはできない。10ヵ月休んでいたAMAKUSA。復帰したばかりでこのベルトに挑戦する気なのか? いいか、ここはしっかり覚えとけ。お前の足をへし折ってやって、さらに10ヵ月休むことになるんだぞ。俺は何人倒したか覚えられないぐらい挑戦者を倒してきた。結果としてはまた同じことが起こる。なおかつお前を病院送りにしてやる」

※チャーリーはノーコメント

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