6/29【NOAH】憂流迦が鉄拳&スリーパーで王者HAYATAを“一日2度”KO 武道館ナショナル戦へ「研ぎ澄ます」
『和田国際交流財団 Presents MATCH 2 -格闘王 前田日明 来場-』徳島・とくぎんトモニアリーナ(2024年6月29日)
○HAYATA&Eita&AMAKUSAvsダガ&小川良成&佐々木憂流迦×
7・13日本武道館大会でのGHCナショナル王座挑戦が決まった憂流迦が、王者HAYATAに“1日2度KO"で先制した。
今年1月のプロレスデビューから着実かつ急速に進化を遂げ、6・16横浜BUNTAI大会でHAYATAから一本勝ち。わずかデビュー半年でタイトル初挑戦を決めた。
初挑戦・初戴冠へ、この日の徳島大会から前哨戦がスタート。いきなり元UFCファイターらしい“刀"を抜いた。入場直後にベルトを見せつけてきたHAYATAを鉄拳で一撃KO。HAYATAは試合の大半で大の字となる屈辱の展開を強いられた。
タッグを組んだAMAKUSAの踏ん張りもあって、終盤にようやく“復活"したHAYATAもテクニカルに憂流迦を翻ろうして巻き返したが、憂流迦も“一瞬の極め"をチラつかせながらのファイトで譲らず。最終盤には挑戦のきっかけとなったアキレス腱固めに持ち込んだが、今宵はHAYATAがそこから丸め込む切り返しをみせて3カウントを奪ってみせた。
前哨戦第1ラウンドはHAYATAに軍配が上がったものの、憂流迦は“刀"をサヤにおさめず。ベルトを改めて見せつけてきたHAYATAを退場花道で襲ってスリーパーで絡みつくと、一瞬で絞め落とした。
哀れHAYATAは花道で大の字。試合では敗れども“一日2度KO"で王者相手に先制してみせた憂流迦は「7月13日、日本武道館に向けて、研ぎ澄ます。次は3つ入る前に俺が決めてやる」と視線鋭く言い切ってみせた。
【憂流迦の話】「今日最後3つ押さえ込まれたけど、前哨戦は始まったばっかだよ。7月13日、日本武道館に向けて、研ぎ澄ます。次は3つ入る前に俺が決めてやる」