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8/12【NOAH】大原が20周年勝利で意味深予告「あるユニットが頭をよぎってる」]

『ABEMA presents N-1 VICTORY 2024』神奈川・カルッツかわさき(2024年8月12日)
大原はじめデビュー20周年記念試合 ○大原はじめ&熊野準vsスペル・クレイジー&Hi69×

 地元・川崎でのデビュー20周年記念試合に臨んだ大原が、勝利で節目を飾ってみせた。

 大原は闘龍門時代の2004年5月16日にメキシコのアレナ・コリセオにおける松山勘十郎戦でデビュー。今年も自ら開催に尽力してきたカルッツかわさき大会でデビュー20周年試合に臨んだ。

 のっけから大オオハラコールのなかで入場し、親交のある山田邦子さんからは「地元に根付いた活動を続けていることも理解しています。あなたを尊敬しています」と激励の花束と御祝儀が送られた。

 試合では休業中の熊野が一夜限りの復帰を果たして、大原との背面砕者達(バックブリーカーズ)も復活。クレイジー&Hi69組と対決した。

 大原は先発を買って出ると、場内はオオハラコールに包まれる。クレイジーとルチャ流の先制争いを展開して早くも地元ファンの視線を釘付けにした。久々の登場となった熊野も衰えぬパワーを発揮。大原との好連係も決まる。

 途中、「オメデトウ!」と叫んだクレイジーに連続して鉄柵に投げつけられて、手荒い祝福を受けると、大原はしばらく劣勢に陥るが、たくさんのちびっ子ファンから声援を受けると奮闘。パートナーの熊野もHi69にワンハンドバックブリーカーを決めてお膳立てすると、再び登場した大原も腰攻めを展開する。Hi69のトランスレイヴ、ストゥーカスプラッシュを食らって大ピンチを迎えたものの、熊野がカットに飛び込み、ラリアットで援護射撃。大原はここぞとばかりに腰攻めを再開し、大歓声の中、ムイビエンでギブアップを奪った。

 試合後にはメキシコ時代から縁深いクレイジーからも「オーハラさん、カワサキすごく熱い。本当にオメデトウ!」と激励された大原。今年も川崎大会に向けては、プロレスに馴染みのない人たちにも地道な働きかけを続けてきた。

 今年も大原の尽力が実を結んで観客動員は上々。マイクを握った大原は「どうでしたか? プロレスは。これが私が20年やってきたことです」と話して歓声を受けると、「この20年、NOAHのみんな、家族、川崎の地元の仲間、そして応援してくれる皆さんがいるから、やってこられました。20年を機に、NOAHを、プロレスを、川崎をもっともっとムイビエンにしていきますので、応援よろしくお願いします。というわけで20周年もムイビエン!」と感謝と誓いを立てて、改めての大オオハラコールに会場が染まった。

 バックステージでは「近いうちに俺は自分がもっとムイ・ビエンとして活躍できるところにいきたいと思ってる。あるユニットが頭をよぎってる」と意味深な謎掛けも。プロレス喧伝とNOAHジュニア活性化へ、まだまだムイビエンに走り続ける。


【試合後の大原&熊野】

▼大原「ありがとうございました」

▼熊野「大原さん、ありがとうございました。おめでとうございます」

▼大原「来てくれてありがとう。熊ちゃんと20周年やりたかったから、ホントありがとう来てくれて」

▼熊野「大原さんの20周年記念なんでね。背面砕者達(バックブリーカーズ)選んでもらったんで、今日やっぱ勝ちたかったし。最後、大原さんがムイ・ビエンで決めてくれたんで」

▼大原「熊ちゃんがいたからだよ。熊ちゃんのおかげだよ。本当にありがとう」

▼熊野「頼もしいパートナーです、本当に」

▼大原「どうですか? 皆さんの目から見てどうですかね? 積み重ねてきたカルッツかわさき、会場の入り、盛り上がり、どうですか? もう川崎は一つの夏のNOAHの定番、そして聖地と言っていいでしょう。俺はこの川崎にNOAHを根付かせるために日々活動してる。この20周年を機に俺はもっともっともっと、自分のことだけじゃなくて、NOAHのことをもっと上げていきたい。そのためにはもっと川崎を盛り上げたいし、NOAHを盛り上げないといけないと思ってる。そのために俺は一つ行動したいと思ってる。近いうちに俺は自分がもっとムイ・ビエンとして活躍できるところにいきたいと思ってる。あるユニットが頭をよぎってる。とりあえず今後の俺に注目してほしい。というわけで20周年もムイ・ビエン」

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