9/5【DRAGONGATE】KAMEIが9・16仙台でブレイブ挑戦 王者・ダイヤは「弟分キャラ」返上要求
『STORM GATE 2024』後楽園ホール(2024年9月5日)
○JACKY KAMEI&ウルティモ・ドラゴン&ルイス・マンテ&豹vs土井成樹&横須賀ススム&Kagetora&ドラゴン・キッド×
KAMEIがツインゲート王者のキッドを撃破。ブレイブゲート王座挑戦を表明し、9・16仙台大会でのタイトル戦が決定した。KAMEIとにらみ合った王者ドラゴン・ダイヤは「弟分キャラ」に不快感をあらわにし、「生まれ変わって俺の前に立て」と要求した。
この日、KAMEIはBIG HUGのマンテ&豹、ウルティモとのカルテットで、ツインゲート王者のキッド&土井にススム&Kagetoraを加えたPARADOX軍と対戦した。序盤からキッドと対峙したKAMEIはスピーディな先制争いから高打点のドロップキックをズバリ。NOAHのシングルリーグ戦『N-1 VICTORY 2024』を完走したばかりのマンテとは合体式ボディプレスを披露した。
途中捕まる時間が続いたものの、自力でピンチを脱出。BIG HUGの面々と好連係を連発する。終盤もトリッキーな動きでPARADOXを手玉。キッド&土井が必殺ドイブルを仕掛けても、マンテが土井の足をすくって妨害すると、すかさずKAMEIが“JACKY"ナイフでまんまとキッドから3カウントを奪った。
勝利したKAMEIは「第4試合、現ツインゲート王者のドラゴン・キッドに勝ったぞ! だけど、ツインゲート王者に勝ったけど、俺が欲しいのはツインのベルトじゃない。中軽量級ブレイブのベルトだ! ドラゴン・ダイヤ出てこい!」と王者ダイヤを呼び込んだ。
ダイヤは8・12横浜大会でNOAHの宮脇純太を返り討ちにして初防衛を果たしたばかり。ベルトを肩にかけたダイヤが姿を現すと、KAMEIは「ダイヤさん。ブレイブ戦線を盛り上げているのは豹さん、ダイヤさんだけじゃない。JACKY KAMEIもいるんですよ。そのベルトに挑戦させてください」と挑戦表明をぶち上げた。
KAMEIは過去ブレイブ王座に3度挑戦したものの未だベルトを腰に巻くことはできず。ツインゲート王座やトライアングルゲート王座の戴冠経験はあっても、シングル王座には手が届かない状況が続いていた。
ダイヤは「おい、ブレイブに挑戦したいか? 待ってたよ。俺の思い描くブレイブの防衛ロードにお前の名前は最初からあったよ」と歓迎した。そのうえで「でもな、少し言わせてもらうぞ。KAMEIは俺の1年後輩で、年齢も1個下で、10代の頃からずっと一緒に近くで見てますけど、こいつのポテンシャルが素晴らしい部分もわかったうえで、お前の現状にムカついてるんだよ。BIG HUGに入ってまた弟分キャラをやっているのか。NATURAL VIBESにいた頃と何も変わってねえよ」とバッサリ。「ブレイブの挑戦は受けてやるよ。だがな、ここがお前の正念場だと思え。ここで半端な結果を残したら、お前は一生中軽量級のトップに食い込めねえぞ。その覚悟はあるか? あるんだったら受けてやるよ」と投げかけた。
その言葉を受けて、KAMEIは「BIG HUGに入っても、NATURAL VIBESの時でも弟分キャラ? ふざけんじゃねえ。このリングの中心はJACKY KAMEIだ!」と雄叫び。2人のアピールを受けて、斎藤了GMは「もうちょっと平和な感じで決まると思ったけど、こんな殺伐すると思わなかったよ。だけど、俺はDRAGONGATEのブレイブ戦線の未来が詰まったカードだと思う」と期待を示して承諾し、9・16仙台大会でのタイトル戦が正式決定した。
ダイヤは「9月16日仙台、楽しみにしてるよ。お前のな、その弟分キャラはやめろ。『カメちゃんカメちゃん』言われてヘラヘラしているのをやめろ。ふざけた入場曲も変えろ。生まれ変わって俺の前に立て。亀井丈人の全部ぶつけてこいよ。楽しみにしてるぞ」とタイトル戦に向けて要求。対するKAMEIは「言われなくたっても、JACKY KAMEIの全部を9月16日のブレイブゲード戦で見せます。ブレイブ王者のドラゴン・ダイヤを倒して、新しいブレイブ王者になります」と決意をあらわにした。
【KAMEIの話】「ブレイブの挑戦が9月16日、仙台で決まりました。JACKY KAMEI自身もブレイブのベルトを常に目標にあるし、相手がドラゴン・ダイヤ。正直、今の俺ならいけると思います。新しいブレイブ王者になって、このリング上もっと盛り上げていきます。応援よろしくお願いします。ポーン!」