9/5【DRAGONGATE】ヴァレッタ乱入で大荒れ…GOLD CLASSとZ-Bratsによる敗者ユニット追放マッチ急浮上
『STORM GATE 2024』後楽園ホール(2024年9月5日)
シュン・スカイウォーカー&箕浦康太&KAI&ジェイソン・リーvsBen-K&B×Bハルク&Riiita&望月ジュニア
GOLD CLASSとZ-Bratsによる8人タッグマッチは、ギアニー・ヴァレッタの乱入によりノーコンテスト裁定。両軍の遺恨は収まらず、10・4後楽園大会での敗者ユニット追放マッチが急浮上した。
箕浦は8・18横浜大会でGOLD CLASSを裏切り、極悪集団・Z-Bratsに電撃加入。「ユニットごと潰してやる」と宣言し、ユニット抗争はさらに激化した。今大会ではセミファイナルでZ-Bratsのシュン&箕浦&KAI&ジェイソンと、GOLD CLASSのBen-K&ハルク&Riiita&ジュニアが激突した。
この日、直前の第5試合でデビューした加藤帆希はまさかのZ-Brats加入。早くもセコンドについた。勢いを増すばかりのZ-Bratsはのっけから場外乱闘に持ち込み、主導権を握る。箕浦はRiiitaを狙い撃ちしてしつこく暴行した。
それでもRiiitaはZ-Bratsにミニ・スカイウォーカーとして洗脳されかけた因縁があるだけに、孤軍奮闘。集中攻撃を受けながらも、箕浦にフットスタンプを落として一矢報いる。他のメンバーが一転して巻き返しに出ると、Ben-Kのスピアー、ハルクのファーストフラッシュが箕浦にさく裂し、Riiitaに勝負を託した。Riiitaは必殺ミノリータニックの構えに。
だが、ここで場内に突然、サイレンが鳴り響き、南側客席からZ-Bratsのメンバーであるヴァレッタが乱入。セコンドやGOLD CLASSの面々をねじ伏せてリングに飛び込むと、RiiitaをアイアンクロースラムでKOした。両軍入り乱れての大乱闘に発展し、収拾つかず、ノーコンテストの裁定が下った。
ヴァレッタは5・9後楽園大会を最後に日本から離れていたが、その後楽園大会でヴァレッタを襲撃し、一騎打ちを求めていたのがRiiitaだった。その遺恨が4ヵ月を経て再燃する形に。
Ben-Kは「おい、ふざけんじゃねえよ! 箕浦康太! てめえ、やりたい放題にやってくれるじゃねえかよ。ギアニー・ヴァレッタを呼び寄せやがって。そもそもな、今の試合、ギアニーが入ってこなければ、貴様はRiiitaから3カウント取られていたはずだ。てめえ、いったい何がやりたいんだよ」と怒り心頭。対する箕浦も「うるせえコラ。今の試合、ギアニーが乱入して来なくたって、最終的には俺たちZ-Bratsが勝ってたんだよ」と主張し、「GOLD CLASS、てめえらは俺がいなくなって、もう存在意義なんてないんだよ。なのにてめえらはGOLD CLASSをやってるのか? これ以上、俺に付きまとうようだったら、てめえら全員潰してやるよ」と改めて言い放った。
引かないBen-Kは「望むところだ。やってやるよ。なにが存在価値がねえだ? てめえにも言えることだ。どんどんどんどん腐りやがって。てめえはいったい何がやりたいんだ? お前は俺たちを潰したいんだろ? 何でもやってやるよ」と応戦。「何でもやってる」という言葉に反応した箕浦は「じゃあ、てめえら全員まとめて潰してやってもいいんだが……せっかくなら、1人1人ゆっくりジワジワといたぶってやるよ。来月後楽園ホールで敗者ユニット追放マッチ、どうだ? やれんのか?」と提案した。
売り言葉に買い言葉でBen-Kは「上等だよ。やってやるよ」と受諾。「1つ言わせてもらうぞ。てめえだって最近ようやく入ったZ-Bratsを追放されるリスクもあるんだぞ。てめえらがGOLD CLASSの誰を狙おうがな、俺たちは箕浦康太、てめえ1人だ。箕浦康太、次回後楽園、覚悟しておけ」とあくまで箕浦狙いであることを強調すると、激しい視殺戦を繰り広げた。
【箕浦の話】「GOLD CLASS、そろそろてめえらをな、潰してやるよ。順番にだぞ。来月の敗者ユニット追放マッチから一人ずつ潰してやる」