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9/14【全日本】緊急初出場・宮本がラストライド敢行 レッドマンに敗戦もバカの時代入りへ

『第11回王道トーナメント』名古屋国際会議場(2024年9月14日)
1回戦 ○ジョエル・レッドマンvs宮本裕向×

 諏訪魔の代打として王道トーナメント初出場を果たした宮本が奮闘。5年ぶりの来日となったレッドマンに敗れて1回戦敗退に終わったものの、バカの時代に電撃加入した。

 諏訪魔が「耳性めまい」によって8・31広島&9・1福岡の2連戦を欠場。王道トーナメントも欠場を余儀なくされた。代わりにエントリーしたのが諏訪魔の代わりに2大会に参戦した宮本。初出場となった王道トーナメント1回戦で2019年の最強タッグ以来、約5年ぶりの来日となったレッドマンと対決した。

 レッドマンはこの試合を会場後方で観戦していた和田京平レフェリーをして「ジョニー・スミスみたいだな」とうならせる技巧派ぶりを発揮。理詰めの足攻めで宮本を苦しめた。それでも宮本は諏訪魔ばりのラストライドを敢行。ムーンサルトを放ったが、両ヒザで迎撃されると、トラースキック、ダイビングニードロップと畳みかけられて3カウントを聞いた。

 宮本が勝利目前まで迫ったものの1回戦敗退。花道を下がると、バカの時代の鈴木秀樹、佐藤光留、そしてこの日、二人に拉致されて加入となった阿部史典が待ち受けていた。4人で「オイッ!」と親指を突き上げると、バックステージで光留が「みたか? 王道トーナメント1回戦、宮本裕向が投げたぞオイッ!」と宮本を称賛。「どういうことですか? これは認めてもらったんですか? 俺は。バカの時代に入るの認めてもらったんですか?」と戸惑う宮本に鈴木は「認めるとかじゃないんですよ。諏訪魔さんなんですよ」とキッパリ。すると宮本も「諏訪魔だ、オイッ!」と諏訪魔を真似て呼応した。

 諏訪魔欠場の間にバカの時代がこの日、5人に増員。そしてメイン後には三冠王者・青柳優馬を連れ去った。青柳は「ラーメン食べたい。俺はバカなのか?…」と困惑していたもののメンバーに加わる可能性が浮上した。諏訪魔のあずかり知らないところでの展開である可能性もあるが、ともあれ勢力拡大したバカの時代がこれから全日マットを席巻するか。

 一方、5年ぶりの来日で業師ぶりを発揮したレッドマンは1回戦を突破。9・19新木場大会での2回戦では明日9・15浜松大会で行われる「宮原健斗vs鈴木秀樹」の勝者と対決する。

【レッドマンの話】「家族を家に置いて、40時間かけて5年ぶりに日本にやってきた。目的はこのトーナメントに優勝するためだ。俺は準備ができている。これがヨーロピアンレスリング、テクニカルレスリング、キャッチレスリングだ。俺はすべてを駆使して優勝者になることを保証するよ」


【試合後の宮本、鈴木、光留、阿部】

▼鈴木「やった、やった」

▼阿部「投げた!」

▼光留「みたか? 王道トーナメント1回戦、宮本裕向が投げたぞオイッ!」

▼宮本「どういうことですか? これは認めてもらったんですか? 俺は。バカの時代に入るの認めてもらったんですか?」

▼鈴木「認めるとかじゃないんですよ。諏訪魔さんなんですよ」

▼宮本「諏訪魔だ、オイッ!」

▼鈴木「ラーメン食べにいこうぜ」

▼宮本「ラーメンいこうかな」

▼鈴木「行くぞ、オイッ!」

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