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9/16【全日本】レイが羆嵐を真っ向粉砕 2回戦でサイラスと怪物対決へ

『第11回王道トーナメント』花博記念公園鶴見緑地ハナミズキホール(2024年9月16日)
1回戦 ○斉藤レイvs羆嵐×

 レイが真っ向勝負の肉弾戦で羆嵐を粉砕。王道トーナメント2回戦に勝ち進んだ。

 現在、兄ジュンとの斉藤ブラザーズで世界タッグ王者に君臨するレイだが、シングルタイトルは未戴冠。3度目の出場で初優勝を狙う王道トーナメント1回戦で羆嵐と対決した。

 二人の肉弾戦がリングを揺らした。序盤からタックル合戦で正面衝突を繰り返し、フェンス攻撃を連発したレイがジャンピングボディプレスを投下すれば、羆嵐はセントーンで応戦。レイが逆水平連打を浴びせても、羆嵐はフライングボディアタックを発射。アルゼンチンバックブリーカーで巨体を担ぎ上げ、屈伸からバックフリップで叩きつけた。

 羆嵐が勝負をかけたダイビングセントーンはレイが自爆させて難を逃れた。再びタックル合戦で激突し合い、フライングボディアタックを放ったレイが張り手、ショートレンジラリアットと一気呵成。羆嵐の巨体をすくい上げるように持ち上げると、パワーボムで豪快に叩きつけて3カウントを奪った。

 レイが羆嵐との真っ向勝負を制し、1回戦を突破した。試合後、「王道トーナメント1回戦、突破したぜ!」と絶叫したレイは。「羆嵐、あいつやべえな。俺の内臓が飛び出るかと思ったぜ。だが、羆嵐、いいファイトだった。楽しかったぜ。またやろうぜ。いつでもぶっ倒してやるよ」と羆嵐にメッセージ。王道トーナメント優勝の前祝とばかりにリング上でビールを飲みほした。

 北斗軍の世界タッグ挑戦が決定的となった中、9・19新木場大会での2回戦ではサイラスと対決。レイは「2回戦はあのデケえサイラスだ。北斗軍のサイラスだ。必ずぶっ倒して、この俺が勝ち進んでやるぜ。楽しみにしてろ。フォー!」と吠えてみせた。

【レイの話】「勝ったぜ! 羆嵐の野郎をぶっ倒してやったぜ。バーベキューにしてやったぜ。それにしても、なかなかの強さだったな。俺の腹がいかれちまったかと思ったぜ。いいファイターだな、羆嵐。また今度やろうぜ。次もぶっ倒してやるよ。そして、2回戦はあのデケえサイラスだ。北斗軍のサイラスだ。必ずぶっ倒して、この俺が勝ち進んでやるぜ。楽しみにしてろ。フォー! ビールが全然足んねえぞ。おかわりだ」

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