【AEW】柴田がデスライダーズの新メンバー・ガルシアと一騎打ちも敗戦 2025/9/21

 『AEWオール・アウト』が現地時間20日、カナダ・オンタリオ州トロントで行われ、柴田勝頼がデスライダーズの新メンバーとなったダニエル・ガルシアとの一騎打ちに敗れた。

 サモア・ジョー&パワーハウス・ホッブスとの“The OPP's"でAEW世界トリオ王者に君臨する柴田。この日、防衛戦はなく、ジョン・モクスリー率いるデスライダーズの新メンバーとなったばかりのガルシアとのシングル対決に臨んだ。

 開始のゴングと同時に柴田はフロントハイキックで突進。場外に逃れたガルシアを追いかけてバリケードに何度も激突させると、リングに戻して足4の字固めで捕らえる。場外に逃れたガルシアを追いかけたが、DDTで迎撃されて劣勢に。ガルシアは柴田の顔面を鉄階段に挟んでの低空ドロップキックを決めた。

 その後もガルシアがスライディングエルボーなどで攻勢に出たが、柴田はガルシアのエルボー連打に仁王立ち。フロントハイキックをカウンターで見舞って反撃し、ジャーマンで引っこ抜く。ガルシアがバックドロップで応戦しても柴田は再びジャーマンで投げ、串刺しフロントハイキック、マシンガン逆水平、顔面への串刺し低空ドロップキック、ハーフハッチの波状攻撃で挽回。三角絞めで捕らえ、ガルシアが耐えてもエプロンでのデスバレーボムを敢行した。

 リングに戻ると柴田が胴締めスリーパーを仕掛けたが、阻止したガルシアがモクスリーばりのアンビルエルボー連打で反撃。柴田もアンビルエルボー連打で応戦し、サッカーボールキックで蹴り飛ばしたが、続くPKはガルシアがキャッチして逆エビ固めで捕らえる。柴田もアキレス腱固めで切り返し、逆エビ固め、フロントインディアンデスロックで絞め上げたものの、ギブアップは奪えず。フロントネックロックに捕まると、パイルドライバーを連発された。

 1カウントで返す意地を見せた柴田は張り手を見舞い、胴締めスリーパーで絞め上げた。ガルシアはタップしたものの、マリーナ・シャフィールがレフェリーの注意を引きつけて目視させず。ゴッチ式パイルドライバーで突き刺したガルシアがサーフボードで捕らえてのストンプ攻撃でダメ押しすると、柴田は返せず3カウントを聞いた。