◇第5試合◇
▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合
[挑戦者]
TAKAみちのく
タイチ
(1/60)
小峠篤司
原田大輔
[第25代選手権者]
※原田&小峠組2度目の防衛戦
【公開調印式の模様】
※タイチとTAKAは現れるなりTAKAタイチ興行3・17新宿大会のチラシを挑発的にまき散らす
――まずは挑戦者サイドから直前の心境を
▼TAKA「誰が挑戦者だって?(笑) 昨日、負けてんだよ、こいつらは」
――前夜持って帰ったベルトは?
▼TAKA「ベルトはタイチが…。あ、タイチ忘れてきたって(笑) まぁいいじゃねえか。どうせ俺たちが明日獲るんだから。明日は俺たちの初防衛戦。それと明日、お前ら(桃の青春)負けてもよ、3月17日TAKAタイチ興行でもう一回チャンス与えてやるよ。ウチのタイチはよ、優しいんだよ。ハハハ(笑)」
※その後調印、TAKAタイチはスマホで自撮りするなどナメきった態度
――改めて直前の心境を
▼小峠「前哨戦の結果はぶっちゃけ僕が一番良くなかったかもしれないですけど、すべて明日に向けてやってきました。(昨年12月の)大田区同様、どんな手を使ってこようとも、猛攻を浴びせてこようと耐えきってみせます。明日は期待してください」
▼原田「この二人、本当にフザけてます。明日は必ず倒します。ベルトを“獲り返し"ます。そして3月17日、こいつらのフザけた自己満足の興行。そこでは絶対にベルトを懸けない。以上です」
▼TAKA「明日はTAKAタイチ初防衛戦、まぁ頑張って防衛して、TAKAタイチ復活祭に向けて頑張りたいと思います。おい、お前ら。風邪引くなよ(笑) 俺? 俺は風邪ひかねーんだよ。バカだから。ハハハ(笑)」
▼タイチ「(※薄毛の記者に)おい。そこでカメラ向けてるハゲ。お前だよ。なんか聞きたいことあるような顔してるな。質問あるなら帽子脱いでから聞け(笑)」
※薄毛の記者は仕方なく帽子を脱ぎ、マイクをもらう
――その…
▼タイチ「うるせぇ、ハゲ」
――でも…
▼タイチ「うるせぇ、ハゲ」
◇第6試合◇
▼GHCジュニアヘビー級選手権試合
[挑戦者]
拳王
(1/60)
石森太二
[第30代選手権者]
※石森初防衛戦
【公開調印式の模様】
――直前の心境を
▼拳王「ようやく明日、俺がチャンピオンになる日が来たな。ってところっすね」
▼石森「前哨戦ですごくやられてるんで。でも、明日のタイトルマッチは格の違いを見せつけて、必ず防衛してやろうと思います」
――改めて意気込みを
▼拳王「今、石森がチャンピオンでノアのジュニアはまったく面白くないと思うんで。やっぱりノアのジュニアに新たな明るい光を照らせる男は俺だと思ってるんで、明日俺がチャンピオンになってからがノアジュニアの新しいスタート。必ず俺がチャンピオンになって、このノアのジュニアを盛り上げたいと思ってます」
▼石森「面白いか、面白くないかは観にきてくれるファンの皆さんが決めること。コイツが決めることではないんで、明日の試合でそれを分からせてやりたいと思います」
――拳王選手にとってGHCジュニアのベルトはどんな存在?
▼拳王「もともと2年くらい前からノアに継続参戦するようになった頃から、『このベルトは俺のモノ』だと思ってノアに上がってきたんで。2年越しで、そのベルトが俺の腰に巻かれる。すごい明日は楽しみな日であります」
――4大GHC戦で唯一ノア同士の戦いとなるが?
▼石森「そうですね今大会、唯一のノア同士の戦いなので、お客さんの期待以上のものを見せてやろうと思っております」
◇第7試合◇
▼GHCタッグ選手権試合
[挑戦者]
中嶋勝彦
モハメド ヨネ
(1/60)
デイビーボーイ・スミスJr.
ランス・アーチャー
[第33代選手権者]
※アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr.組6度目の防衛戦
【公開調印式の模様】
――直前の心境を
▼ヨネ「まずはですね! この天気の悪いなか、皆さんご来場ありがとうございます! 今シリーズ、ずっと勝っちゃんと組んでやってきました。ホント、ボロボロになりながらやってきましたけど、皆さんにベルト姿を見せるために一生懸命やってきました。明日は(ノアの)選手全員、そして皆さんの思いも背負って戦います。ベルト姿、是非観にきてください。よろしくお願いします!」
▼中嶋「今日はこんな天気が悪いなか、本当にありがとうございます。このタイトルマッチが決まって正直、はじめは『どうしようかな…』という不安があったんですが、前哨戦を通じてK.E.S.と戦ってきて、そしてヨネさんと一緒に戦ってきて、気持ちのなかで変わったことがひとつだけ。『行ける!』ってことです。明日は必ず俺たちがGHCのベルトを獲って、みんなと一緒に最後は両手を挙げたいと思います」
▼アーチャー「俺たちがまさにGHCタッグ王者だ。実に1年間に渡って王座に君臨し続けてきた。あらゆるチームが俺たちからこのベルトを奪おうとしてきた。でもすべて死んだ。明日のヨコハマも、これまでと何も変わらねえ。何も違いはねえ。ヤツらは俺たちに勝ったことがあるが、それはベリー、ベリーラッキーな出来事だっただけだ。何の参考にもならない。明日、ナカジマもヨネも俺たちの前にひれ伏し、死ぬ。そして俺たちはGHCタッグ王者のままだ!」
▼スミスJr.「ヨコハマへと続く過程で、ナカジマとヨネもちょっとは頑張ったんだろう。でもそれも明日で終わりだ。俺たちが王者であり続けるのには、それなりの理由があるんだ。だから明日もこれまでと同じだ。ヤツらはキラーボムで沈むんだ。今日の天気のように、恐怖で凍りつくことになるんだ。聞いとけ。俺たちは決して負けることはなく、そして果てしなくチャンピオンのままだ」
◇第8試合◇
▼スペシャルシングルマッチ
鈴木みのる
(1/60)
潮崎豪
【公開会見の模様】
※鈴木はパイプイスを手にして登場、司会の大川リングアナを威嚇してから机の上に置く
――直前の心境を
▼潮崎「ずっとタッグで当たってきましたけど、この男を倒したいと思う気持ちが強くなりました。明日は自分のノアでの未来をつかむために、必ずこの男を倒します」
――潮崎の発言を受けて?
▼鈴木「よく聞こえなかったので、もう一度言ってくださ〜い(笑)」
――ノアでの未来をつか…
▼鈴木「テメーになんか聞いてねえんだよ! まぁ誰も俺に勝てないからな。お前みたいな下っ端じゃ、俺には勝てないんだ。誰も勝てないから俺はプロレス界の王様なんだ。まだ分かんねえのか? なぁ? 分かるだろ、そろそろさ。お前のちっちゃな、ちっちゃな心で感じてるだろ? 『こいつヤバいな…』と思ってるだろ? ……一生懸命頑張りまーす。ノアの未来を……はい、勝手にやっててくださ〜い(笑) お前みたいな下っ端は、一生俺の掌(てのひら)のうえで踊ってればいいんだ。ず〜っと、な?」
――鈴木の発言を受けて?
▼潮崎「特にないです」
――時限爆弾予告については?
▼鈴木「なに、ここで予告すんの? しねえよ! いつかな〜♪ どこかな〜♪ 誰かな〜♪…ここだったりして」
――改めて意気込みを
▼潮崎「明日はセミファイナルという舞台ですけど、しっかりと勝って、最高の空間にしたいと思います」
▼鈴木「勝って、最高の空間にしたいと思いま〜す……クックック、他になんか気のきいたセリフねえのかよ! だからお前は一生、上にあがってこられねえんだよ。だから今の場所にいるんだよ。だから、つまんねーレスラーなんだよ。あぁ? 踊りなさい。踊りまくってればいいんだ。ず〜っと、ず〜っと。お前は俺たちの戦いの輪の中には一生入れない。なぜならば……弱いからだ!」
――今日だけでなくこれまでもずっと辛らつな発言をされてきたが、何か反論することは?
▼潮崎「それは明日、リング上の戦いでそれをひっくり返します」
――『すべてリング上のファイトで答えをみせる』とのことだが、その辺が甘いと?
▼鈴木「素晴らしいね。素晴らしい…。“大昔のノアのプロレス"の姿だよな。15年前。ここ(ノア)を創ってきた人間がやってきた方法だ。そんなものはもう通用しねえんだよ。リングの上だけやってればいい。リングの上だけ頑張ってればいい。だからお前はダメなんだよ。キミみたいな劣等生、俺たちの戦いの中には入れない。それをよ〜く教えてやるから。なんなら今やる? 別に俺、ここでもいいんだぜ? じゃ、今やろうか」
※鈴木はパイプイスを持って席を立ち、潮崎も立ち上がって一触即発に。周囲が止めて会見終了
◇第9試合◇
▼GHCヘビー級選手権試合
[挑戦者]
杉浦貴
(1/60)
丸藤正道
[第24代選手権者]
※丸藤初防衛戦
【公開調印式の模様】
※だいぶ遅れて現れた杉浦は、調印書へのサインをうながされても、無言のまま。何度かうながされてようやくサイン
――直前の心境を
▼杉浦「……」
――杉浦選手、直前の心境を
▼杉浦「……」
※杉浦が無言を通すと、鈴木ら鈴木軍の面々が現れる。しばらくして中嶋&ヨネ、桃の青春のノア軍も現れて両軍にらみ合いに発展。杉浦は調印書の置かれた机を蹴り飛ばしてひっくり返し、丸藤とベルトを引っ張り合いながらにらみ合う。そして鈴木がマイクを持つ
▼鈴木「(※ノア勢に)下がれよ〜! ガラ悪いな、お前らなあ(笑) 下がれ下がれコラ。おい、丸藤。プロレスリング・ノア。そして横浜! お前たちに教えておいてやる。俺たちスズキグン…! イチバーン!!」
※鈴木軍の面々が去る
――丸藤選手、明日に向けた意気込みを
▼丸藤「明日、必ず俺たちが勝って、あの裏切り者・杉浦。アイツの行動がすべて間違いだったと証明します。俺たち、ここにいる全員が必ず勝ちます。皆さん会場に来て、ぜひ応援にきてください。よろしくお願いします」
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