【NOAH】「認められる点は一切ない」北宮が最年少王者・清宮を完全否定 2・1GHC戦へ調印式 2019/1/29
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2・1後楽園大会のGHCヘビー級選手権試合「(選手権者)清宮海斗vsマサ北宮(挑戦者)」に向けた調印式が29日、都内で開かれ、北宮が改めて史上最年少王者・清宮を“完全否定"した。 最年少王者として浸透しつつある清宮に「お前の神輿を担ぐつもりはない」と北宮が挑戦を表明。1・20博多大会では、同時に名乗りを上げていた小峠篤司との挑戦者決定戦に完勝して王座挑戦を決め、その後の前哨戦でも清宮を大の字に追い込むなどして圧倒してきた。 前哨戦では「強さも怖さも感じない」と清宮を切り捨てていた北宮だが、この日の調印式でも「清宮のもとにGHCヘビーのベルトがあるということを、まったく認めていない。だから挑戦表明した、と。自分がのし上がりたいから挑戦表明した、とかいうワケではなく、こいつのもとにベルトがあるということを認めてないから挑戦表明した。今までの挑戦とはニュアンスが違うチャレンジなので、何がなんでも“新しい景色"を俺が見せたい」と強調。「(清宮を)認められるところはまったくない。無いから挑戦表明した」とまで言い切り、史上最年少王者を“完全否定"した。 2016年9月の初挑戦から2年以上に渡ってGHCヘビー級王座を追い続けてきた北宮だが、依然未戴冠。そればかりか寮長として合宿所時代をともにした後輩・清宮に先を越された。北宮も「情けない気持ちでいっぱい」なだけに、「本来なら、タイトルマッチというのは、チャンピオンが試合を支配しなきゃいけないと思う。でもこの試合に関しては、俺が全部コントロールして“俺の試合"にしようかな、と」と“圧勝"戴冠を自らに課した。 一方の若き王者は「入門当時から寮長だった北宮さんとタイトルマッチができることに、まずは誇りを持ちたい。デビューしてからもトップの選手に食らいつく姿というのは、いつも参考にしていたので、思い入れは凄くあります」と“先輩"への思い入れを口に。そのうえで「今しかできないことがあると思うんで、俺の今の全力を北宮さんにぶつけて、必ずベルトを守ります。今僕がベルトを持って戦うシチュエーションというのは、色んなことが初めてなシチュエーションがたくさんあると思うので、その初めてのシチュエーションを大切に戦いたいな、と思います」と“ノア新世代対決"となるGHC戦へ思いを馳せた。 “ファンとともに成長していく"が若き王者が描く王者像。「僕は常に全力で試合をして、お客さんの声援を力にして、このタイトルマッチでも限界を超えて、さらに上のステージに行きたい」とも話した。期せずして、ノアが新たなオーナー企業下で再出発する日に行われる2・1後楽園大会。団体の“新たな顔"が決まる新世代対決のゴングが間もなく鳴り響く。 【調印式の模様】 ――王座戦に向けた意気込みを ▼北宮「ベルトに挑戦表明した時から言ってるんですが、清宮のもとにGHCヘビーのベルトがあるということを、まったく認めていない。だから挑戦表明した、と。自分がのし上がりたいから挑戦表明した、とかいうワケではなく、こいつのもとにベルトがあるということを認めてないから挑戦表明した。今までの挑戦とはニュアンスが違うチャレンジなので、何がなんでも“新しい景色"を俺が見せたいと思います」 ▼清宮「色んな意見があると思うんですけど、2月1日、後楽園ホール。入門当時から寮長だった北宮さんとタイトルマッチができることに、まずは誇りを持ちたいと思います。今しかできないことがあると思うんで、俺の今の全力を北宮さんにぶつけて、必ずベルトを守ります。応援よろしくお願いします」 ――北宮選手は初挑戦から2年以上に渡って追い続けてきたGHCヘビーだが、改めてベルトへの思い入れはどんなものがある? ▼北宮「ヘビーのベルトは団体の象徴。やっぱり持ってる人間が、その時のノアのアイコン(象徴)にならなきゃならないと思うし。“顔"ですよね。誰がどう見てもチャンピオンだと思うような雰囲気がなきゃいけないし、そういう試合もしなきゃいけない。それぐらい重いものだと思ってます」 ――上に噛みつき続けてきたなかで、後輩に先を越された悔しさやジェラシーはある? ▼北宮「あんまり言いたくないけど、新世代軍だなんだって言ってきて、最終的にこういう状況を作ってしまったのは情けないし、自分自身にも腹が立つ。それはもちろんありますね」 ――合宿所時代を先輩・後輩として過ごした仲でもあるが、北宮選手にとって清宮海斗個人はどういう存在? ▼北宮「単なる後輩の一人ですよ。たまたま僕が寮長の時に入ってきた、というだけで」 ――清宮選手にとっては、北宮選手は思い入れの強い存在? ▼清宮「デビューしてからもトップの選手に食らいつく姿というのは、いつも参考にしていたので、思い入れは凄くあります」 ――“今しかできないこと"とは具体的に? ▼清宮「今僕がベルトを持って戦うシチュエーションというのは、色んなことが初めてなシチュエーションがたくさんあると思うので、その初めてのシチュエーションを大切に戦いたいな、と思います」 ――それだけにどんな試合をして、どんな勝ち方がしたい? ▼清宮「僕は常に全力で試合をして、お客さんの声援を力にして、このタイトルマッチでも限界を超えて、さらに上のステージに行きたいと思います」 ――北宮選手は主張を踏まえてどんな試合をして、どんな勝ち方がしたい? ▼北宮「本来なら、タイトルマッチというのは、チャンピオンが試合を支配しなきゃいけないと思う。でもこの試合に関しては、俺が全部コントロールして“俺の試合"にしようかなと。試合というのは二人いなきゃできないけども」 ――清宮のどこが認められない? ▼北宮「認められるところはまったくない。無いから挑戦表明したワケで。とにかく自分が巻く前に先を越された。そういう情けない気持ちでいっぱいだったから挑戦表明しましたね」 ――前哨戦では北宮に押され続けたが? ▼清宮「自分のなかで前哨戦を戦っていて、まだまだ甘い考えだったな…と。挑戦者のほうがベルトを獲るために全力で来たと思いますし、僕はベルトを守るっていうひとつの目的だけで、闘いの部分では挑戦者に引けをとってしまったのかな…と思ってます。それは次のタイトルマッチでしっかり見返してやろうと思ってます」
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2・1後楽園大会のGHCヘビー級選手権試合「(選手権者)清宮海斗vsマサ北宮(挑戦者)」に向けた調印式が29日、都内で開かれ、北宮が改めて史上最年少王者・清宮を“完全否定"した。
最年少王者として浸透しつつある清宮に「お前の神輿を担ぐつもりはない」と北宮が挑戦を表明。1・20博多大会では、同時に名乗りを上げていた小峠篤司との挑戦者決定戦に完勝して王座挑戦を決め、その後の前哨戦でも清宮を大の字に追い込むなどして圧倒してきた。
前哨戦では「強さも怖さも感じない」と清宮を切り捨てていた北宮だが、この日の調印式でも「清宮のもとにGHCヘビーのベルトがあるということを、まったく認めていない。だから挑戦表明した、と。自分がのし上がりたいから挑戦表明した、とかいうワケではなく、こいつのもとにベルトがあるということを認めてないから挑戦表明した。今までの挑戦とはニュアンスが違うチャレンジなので、何がなんでも“新しい景色"を俺が見せたい」と強調。「(清宮を)認められるところはまったくない。無いから挑戦表明した」とまで言い切り、史上最年少王者を“完全否定"した。
2016年9月の初挑戦から2年以上に渡ってGHCヘビー級王座を追い続けてきた北宮だが、依然未戴冠。そればかりか寮長として合宿所時代をともにした後輩・清宮に先を越された。北宮も「情けない気持ちでいっぱい」なだけに、「本来なら、タイトルマッチというのは、チャンピオンが試合を支配しなきゃいけないと思う。でもこの試合に関しては、俺が全部コントロールして“俺の試合"にしようかな、と」と“圧勝"戴冠を自らに課した。
一方の若き王者は「入門当時から寮長だった北宮さんとタイトルマッチができることに、まずは誇りを持ちたい。デビューしてからもトップの選手に食らいつく姿というのは、いつも参考にしていたので、思い入れは凄くあります」と“先輩"への思い入れを口に。そのうえで「今しかできないことがあると思うんで、俺の今の全力を北宮さんにぶつけて、必ずベルトを守ります。今僕がベルトを持って戦うシチュエーションというのは、色んなことが初めてなシチュエーションがたくさんあると思うので、その初めてのシチュエーションを大切に戦いたいな、と思います」と“ノア新世代対決"となるGHC戦へ思いを馳せた。
“ファンとともに成長していく"が若き王者が描く王者像。「僕は常に全力で試合をして、お客さんの声援を力にして、このタイトルマッチでも限界を超えて、さらに上のステージに行きたい」とも話した。期せずして、ノアが新たなオーナー企業下で再出発する日に行われる2・1後楽園大会。団体の“新たな顔"が決まる新世代対決のゴングが間もなく鳴り響く。
【調印式の模様】
――王座戦に向けた意気込みを
▼北宮「ベルトに挑戦表明した時から言ってるんですが、清宮のもとにGHCヘビーのベルトがあるということを、まったく認めていない。だから挑戦表明した、と。自分がのし上がりたいから挑戦表明した、とかいうワケではなく、こいつのもとにベルトがあるということを認めてないから挑戦表明した。今までの挑戦とはニュアンスが違うチャレンジなので、何がなんでも“新しい景色"を俺が見せたいと思います」
▼清宮「色んな意見があると思うんですけど、2月1日、後楽園ホール。入門当時から寮長だった北宮さんとタイトルマッチができることに、まずは誇りを持ちたいと思います。今しかできないことがあると思うんで、俺の今の全力を北宮さんにぶつけて、必ずベルトを守ります。応援よろしくお願いします」
――北宮選手は初挑戦から2年以上に渡って追い続けてきたGHCヘビーだが、改めてベルトへの思い入れはどんなものがある?
▼北宮「ヘビーのベルトは団体の象徴。やっぱり持ってる人間が、その時のノアのアイコン(象徴)にならなきゃならないと思うし。“顔"ですよね。誰がどう見てもチャンピオンだと思うような雰囲気がなきゃいけないし、そういう試合もしなきゃいけない。それぐらい重いものだと思ってます」
――上に噛みつき続けてきたなかで、後輩に先を越された悔しさやジェラシーはある?
▼北宮「あんまり言いたくないけど、新世代軍だなんだって言ってきて、最終的にこういう状況を作ってしまったのは情けないし、自分自身にも腹が立つ。それはもちろんありますね」
――合宿所時代を先輩・後輩として過ごした仲でもあるが、北宮選手にとって清宮海斗個人はどういう存在?
▼北宮「単なる後輩の一人ですよ。たまたま僕が寮長の時に入ってきた、というだけで」
――清宮選手にとっては、北宮選手は思い入れの強い存在?
▼清宮「デビューしてからもトップの選手に食らいつく姿というのは、いつも参考にしていたので、思い入れは凄くあります」
――“今しかできないこと"とは具体的に?
▼清宮「今僕がベルトを持って戦うシチュエーションというのは、色んなことが初めてなシチュエーションがたくさんあると思うので、その初めてのシチュエーションを大切に戦いたいな、と思います」
――それだけにどんな試合をして、どんな勝ち方がしたい?
▼清宮「僕は常に全力で試合をして、お客さんの声援を力にして、このタイトルマッチでも限界を超えて、さらに上のステージに行きたいと思います」
――北宮選手は主張を踏まえてどんな試合をして、どんな勝ち方がしたい?
▼北宮「本来なら、タイトルマッチというのは、チャンピオンが試合を支配しなきゃいけないと思う。でもこの試合に関しては、俺が全部コントロールして“俺の試合"にしようかなと。試合というのは二人いなきゃできないけども」
――清宮のどこが認められない?
▼北宮「認められるところはまったくない。無いから挑戦表明したワケで。とにかく自分が巻く前に先を越された。そういう情けない気持ちでいっぱいだったから挑戦表明しましたね」
――前哨戦では北宮に押され続けたが?
▼清宮「自分のなかで前哨戦を戦っていて、まだまだ甘い考えだったな…と。挑戦者のほうがベルトを獲るために全力で来たと思いますし、僕はベルトを守るっていうひとつの目的だけで、闘いの部分では挑戦者に引けをとってしまったのかな…と思ってます。それは次のタイトルマッチでしっかり見返してやろうと思ってます」
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