【ストロングスタイル】“2人目の女子版虎戦士"タイガー・プリンセスがほろ苦デビュー 途中負傷で救急搬送 2024/12/5
『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスvol.32 力道山先生ご生誕100年記念日感謝大会』東京・後楽園ホール(2024年12月5日) SSPW認定女子タッグ選手権試合 ○ジャガー横田&藪下めぐみvsタイガー・プリンセス&タイガー・クイーン× “2人目の女子虎戦士"タイガー・プリンセスがほろ苦デビュー。本領を発揮する前に、ダイブ攻撃に失敗して左腕を負傷。そのままリングに戻れず、“長女"のタイガー・クイーンを見殺しに。試合後に救急搬送された。 初代タイガーマスクの遺伝子を継ぐ女子版虎戦士のクイーンは2021年7月にデビュー。その華麗な動きで実績を重ねてきたが、今宵は2人目の“次女"的存在として、プリンセスがデビュー戦に臨んだ。クイーンとの“姉妹"コンビで、いきなりジャガー&藪下が保持するSSPW女子タッグ王座に挑戦。大きな期待が懸かったが、試合はまさかの結末になった。 ピンク色の鮮やかなコスチュームで登場したプリンセスは、藪下相手に初代タイガーを彷彿させるローキックなど打撃を披露する。だが、王者組はスキを突いて、ローンバトルに追い込むと、代わる代わるに猛攻。ジャガーはパイルドライバーで突き刺し、プリンセスにとっては苦しい展開が続いた。試合を終えたばかりの師匠・日高郁人がリングサイドから心配そうに見守るが、ジャガーは構わず卍固めで絞め上げる。 プリンセスはカニバサミでジャガーに必死の反攻。背中を踏みつけると、体勢を崩しながらも反転式ダイビングボディアタックを発射した。ここでようやくクイーンにタッチしたものの、プリンセスはダイブ時に左腕を痛打して負傷し、エプロンで倒れて動けず。リングドクターが急行して容体を確認するが、場外で大の字になった。 それでもクイーンは躍動。ミサイルキックや両腕ランニングネックブリーカードロップなどで相手チームをナデ斬りに。場外乱闘で一方的に暴行されても、持ち前の負けん気を発揮し、イスを奪い取って、王者組を殴り返した。だが、プリンセスはリング復帰できず、徐々にクイーンは劣勢に。ジャガーをジャーマンで投げると、起死回生のムーンサルトプレスを決めるが、避けられて痛恨の自爆。その後も抵抗を見せたクイーンだったが、冷静なジャガーは巧みに丸め込んで3カウントを奪った。 ジャガー&藪下がSSPW女子タッグ王座V3。クイーンは悔しさをあらわにする中、左腕を包帯で巻いたプリンセスは医務室直行に。平井代表によると左肩を脱臼し、左前腕も骨折の疑いがあるとのことで、メインイベント終了後に救急搬送された。 新たな女子版虎戦士と期待されてリングに立ったプリンセスだったが、本領発揮する前に負傷してしまい、ほろ苦すぎるデビュー戦となってしまった。 【試合後のジャガー&藪下】 ▼ジャガー「3回目の防衛のわりには結構つらかったね、今日」 ▼藪下「今日は自分があんまり出てないんであれですけど」 ▼ジャガー「年寄り使うな。でも、フォローをいっぱいしてくれて」 ▼藪下「いやいやいや」 ▼ジャガー「タイトルってやっぱり重いですね。散々チャンピオンになってきましたけど、こうして乗り越えてきて強くなるのがチャンピオンなのかなと今日はつくづく思いました。つらかったな、いろんな思いが」 ――相手にアクシデントがあったが? ▼ジャガー「怯んじゃいけないので。クイーンは元気そうだし。そういう意味では、いい戦いをしていたと思うんです、客観的に考えて。だって、2人いる私たちはつらかったもん。それってすごいことですよね」 ※クイーン、プリンセスはノーコメント
『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスvol.32 力道山先生ご生誕100年記念日感謝大会』東京・後楽園ホール(2024年12月5日)
SSPW認定女子タッグ選手権試合 ○ジャガー横田&藪下めぐみvsタイガー・プリンセス&タイガー・クイーン×
“2人目の女子虎戦士"タイガー・プリンセスがほろ苦デビュー。本領を発揮する前に、ダイブ攻撃に失敗して左腕を負傷。そのままリングに戻れず、“長女"のタイガー・クイーンを見殺しに。試合後に救急搬送された。
初代タイガーマスクの遺伝子を継ぐ女子版虎戦士のクイーンは2021年7月にデビュー。その華麗な動きで実績を重ねてきたが、今宵は2人目の“次女"的存在として、プリンセスがデビュー戦に臨んだ。クイーンとの“姉妹"コンビで、いきなりジャガー&藪下が保持するSSPW女子タッグ王座に挑戦。大きな期待が懸かったが、試合はまさかの結末になった。
ピンク色の鮮やかなコスチュームで登場したプリンセスは、藪下相手に初代タイガーを彷彿させるローキックなど打撃を披露する。だが、王者組はスキを突いて、ローンバトルに追い込むと、代わる代わるに猛攻。ジャガーはパイルドライバーで突き刺し、プリンセスにとっては苦しい展開が続いた。試合を終えたばかりの師匠・日高郁人がリングサイドから心配そうに見守るが、ジャガーは構わず卍固めで絞め上げる。
プリンセスはカニバサミでジャガーに必死の反攻。背中を踏みつけると、体勢を崩しながらも反転式ダイビングボディアタックを発射した。ここでようやくクイーンにタッチしたものの、プリンセスはダイブ時に左腕を痛打して負傷し、エプロンで倒れて動けず。リングドクターが急行して容体を確認するが、場外で大の字になった。
それでもクイーンは躍動。ミサイルキックや両腕ランニングネックブリーカードロップなどで相手チームをナデ斬りに。場外乱闘で一方的に暴行されても、持ち前の負けん気を発揮し、イスを奪い取って、王者組を殴り返した。だが、プリンセスはリング復帰できず、徐々にクイーンは劣勢に。ジャガーをジャーマンで投げると、起死回生のムーンサルトプレスを決めるが、避けられて痛恨の自爆。その後も抵抗を見せたクイーンだったが、冷静なジャガーは巧みに丸め込んで3カウントを奪った。
ジャガー&藪下がSSPW女子タッグ王座V3。クイーンは悔しさをあらわにする中、左腕を包帯で巻いたプリンセスは医務室直行に。平井代表によると左肩を脱臼し、左前腕も骨折の疑いがあるとのことで、メインイベント終了後に救急搬送された。
新たな女子版虎戦士と期待されてリングに立ったプリンセスだったが、本領発揮する前に負傷してしまい、ほろ苦すぎるデビュー戦となってしまった。
【試合後のジャガー&藪下】
▼ジャガー「3回目の防衛のわりには結構つらかったね、今日」
▼藪下「今日は自分があんまり出てないんであれですけど」
▼ジャガー「年寄り使うな。でも、フォローをいっぱいしてくれて」
▼藪下「いやいやいや」
▼ジャガー「タイトルってやっぱり重いですね。散々チャンピオンになってきましたけど、こうして乗り越えてきて強くなるのがチャンピオンなのかなと今日はつくづく思いました。つらかったな、いろんな思いが」
――相手にアクシデントがあったが?
▼ジャガー「怯んじゃいけないので。クイーンは元気そうだし。そういう意味では、いい戦いをしていたと思うんです、客観的に考えて。だって、2人いる私たちはつらかったもん。それってすごいことですよね」
※クイーン、プリンセスはノーコメント