プロレス/格闘技DX

『NEW YEAR REBOOT』新宿FACE(2025年1月2日)
○HAYATA&YO-HEY&菊池悠斗vsAMAKUSA&宮脇純太&Eita×

　前夜の元日武道館大会でGHCジュニア王座に返り咲いたEitaが王者初戦。次期挑戦者に名乗りを上げたHAYATAにいきなりギブアップ負けを喫した。

　武道館で宿敵ダガに1年越し雪辱を果たして、約2年8ヶ月ぶり2度目となるGHCジュニア返り咲きを果たしたEita。試合後にはHAYATAが現れて挑戦表明し、両雄の激突が決定的となっていた。

　Eitaは前回王者時にHAYATAに敗れて王座から陥落。ダガに続いてHAYATAもまた“雪辱"せねばならない相手だった。

　全カード当日発表となった“アフター武道館"オープニングマッチにいきなり登場して6人タッグマッチでHAYATAと対決。大Eitaコールで祝福された新王者は積極的にHAYATAと火花を散らすと、終盤にはドロップキック連発でRATEL'Sを単身ナデ斬りにして見せ場を作った。

　だが、その直後。HAYATAもテーピングが巻かれていたEitaの左ヒジを見逃さなかった。ロープワークで不意打ち式に左腕を引っ張って悲鳴を上げさせると、そのまま腕極めキャメルクラッチに持ち込んで強烈に絞め上げ、瞬く間にEitaからギブアップを奪い去った。

　Eitaはヒジを抱えて苦悶。その頭上でHAYATAは悠然と勝ち名乗り。王座戦は正式決定をみていないが、HAYATAが問答無用の王者直接撃破で“ダメ押し"した形となった。


【試合後のHAYATA&YO-HEY】

▼HAYATA「見ての通りEita、楽勝や」

▼YO-HEY「すげえ、しゃべった」

【Eitaの話】「今、宮脇『よっしゃあ!』って言ってたよな? あいつ今日、俺のパートナーだっただろ? 俺が負けてうれしいか? ふざけんな。そんなことより昨日のダメージがちょっと残ってたから…そうだよな。当然、痛めてるところを狙ってくる。そりゃそうだ。でもよ、次の大会、後楽園か、おい。1月11日か? 1週間ぐらいあるからよ、この腕も万全に治してやる。おい、HAYATA。もっと本気で来いよ」

【宮脇の話】「よっしゃあ! 見たでしょ? みんな。僕たちアマミヤがこのベースボールシャツを着て入場しましたよ。2月から始まるタッグリーグ、僕たちが一番乗り(名乗りを)上げさせてもらいます。僕たち二人、アマミヤがNOAHジュニアを最高に輝かせます!」