【全日本】鈴木秀樹が全日本入団 MUSASHIが選手会副会長に 2025/1/2
鈴木秀樹の全日本プロレス入団が2日、東京・後楽園ホール大会で発表された。 2025年オープニング興行となったこの日の後楽園大会。開始に先立ち、所属全選手がリングに登場した。福田剛紀社長が「明けましておめでとうございます。昨年1年間はファンの皆様、お客様おひとりおひとりに支えていただき、やっていくことができました。改めて御礼を申し上げます。どうもありがとうございました」と新春あいさつ。「今年はもっともっと全日本プロレスを楽しんでいただけるように、選手、スタッフ、力を合わせてやってまいりますので、どうぞよろしくお願いします」と意気込んだ。 選手会長の宮原も「明けましておめでとうございます。今年も全日本プロレスは明るく楽しく激しく突き進んでいきますので、応援のほどよろしくお願いします」とあいさつ。「私、選手会長・宮原健斗、昨年から任命されましたが、ひとつ大きなミスを犯してしまいました。副会長を任命するのを忘れていました。そこで、本日副会長を決めてきました」と副会長にMUSASHIを指名した。MUSASHIもマイクを持ち、「副会長」コールを浴びたものの、そこにテーマ曲が流れて現れたのが、スーツ姿の鈴木だった。 鈴木は「全日本プロレスの鈴木秀樹です」と自らの口で入団を発表。場内が大歓声に包まれると、所属選手たちの記念撮影に加わった。鈴木は2023年から全日本にレギュラー参戦。昨年2月には諏訪魔と組んで世界タッグ王座を戴冠し、チャンピオン・カーニバル出場、三冠王座挑戦を果たしている。2014年にIGFを退団してから約11年、2度目の国内団体所属となった。 【鈴木の話】 ――入団を決意した理由は? ▼鈴木「まあ、急にいろいろと話が出来上がっていって。自然な流れですね」 ――全日本に長く参戦している中で、全日本への愛着があったうえで入団に傾いた? ▼鈴木「必要とされてるというのがすごくわかったので。で、僕も必要としているという感じですかね」 ――「必要としている」というのは? ▼鈴木「タッグは1回獲りましたけど。そういうリング上の実績で言うと。三冠も1回しか挑戦できてないし、まだ獲ってないしもちろん。リング上ではそこが一番の目標です。あとは、大きい人たちの中でやるプロレスはやっぱり面白いなと思いました」 ――さっそく入団して、所属とフリーで気持ちは違うと思うが、「全日本のために」という部分が大きくなっていく? ▼鈴木「いやでも、僕に求められているのは、全日本のためというよりも、僕が自分の力を今まで通りか、それ以上に発揮することだと思うんで。それが全日本プロレスのためになると全日本プロレスが判断したので、今のこの状態になったと思います。だから、このままやることが一番いいんじゃないのかなと。SNSは少し気をつけます。みんなに優しくしようかなと」 ――本当ですか? ▼鈴木「本当です。反省してますね。明日からまた巡回をしようかなと」 ――さっそく明日、世界タッグ挑戦が控えている。所属一発目となるが? ▼鈴木「組むパートナーが所属じゃない人ですけど、これだけ勝ちの要素が揃った試合もないので。勝たないと、今日の発表だけでは僕は弱いと思うんで。勝ってこそ“全日本プロレスの鈴木秀樹"だっていうのをアピールできると思うんで。それは必ず獲りたいと思います」 ――諏訪魔選手については? ▼鈴木「今までありがとうございましたと。入団した理由の1つに諏訪魔の退団というのが大きいですね。諏訪魔が全日本プロレスからついに退団…いや、引退か。引退したので。間違いました。引退でした。やっといなくなったってことで」 ――いなくなったから代わりに入りやすくなった? ▼鈴木「いなくなりましたよね? ちょっと1つの障害だったんで。諏訪魔NGだったんで、ずっと。10年近く諏訪魔NGだったので。やっと念願叶ってくれた。気づいてくれたのかなって思いました」 ――バカの時代はどうなる? ▼鈴木「バカの時代ですか。バカだから何も考えてないと思います、みんな。諏訪魔なき今、関本大介がバカの時代にいる。僕が入ってた時に本人はびっくりしてましたけど、その辺もバカだなと思ったので。続きます。人間が生きている以上、バカは存在しているんで」
鈴木秀樹の全日本プロレス入団が2日、東京・後楽園ホール大会で発表された。
2025年オープニング興行となったこの日の後楽園大会。開始に先立ち、所属全選手がリングに登場した。福田剛紀社長が「明けましておめでとうございます。昨年1年間はファンの皆様、お客様おひとりおひとりに支えていただき、やっていくことができました。改めて御礼を申し上げます。どうもありがとうございました」と新春あいさつ。「今年はもっともっと全日本プロレスを楽しんでいただけるように、選手、スタッフ、力を合わせてやってまいりますので、どうぞよろしくお願いします」と意気込んだ。
選手会長の宮原も「明けましておめでとうございます。今年も全日本プロレスは明るく楽しく激しく突き進んでいきますので、応援のほどよろしくお願いします」とあいさつ。「私、選手会長・宮原健斗、昨年から任命されましたが、ひとつ大きなミスを犯してしまいました。副会長を任命するのを忘れていました。そこで、本日副会長を決めてきました」と副会長にMUSASHIを指名した。MUSASHIもマイクを持ち、「副会長」コールを浴びたものの、そこにテーマ曲が流れて現れたのが、スーツ姿の鈴木だった。
鈴木は「全日本プロレスの鈴木秀樹です」と自らの口で入団を発表。場内が大歓声に包まれると、所属選手たちの記念撮影に加わった。鈴木は2023年から全日本にレギュラー参戦。昨年2月には諏訪魔と組んで世界タッグ王座を戴冠し、チャンピオン・カーニバル出場、三冠王座挑戦を果たしている。2014年にIGFを退団してから約11年、2度目の国内団体所属となった。
【鈴木の話】
――入団を決意した理由は?
▼鈴木「まあ、急にいろいろと話が出来上がっていって。自然な流れですね」
――全日本に長く参戦している中で、全日本への愛着があったうえで入団に傾いた?
▼鈴木「必要とされてるというのがすごくわかったので。で、僕も必要としているという感じですかね」
――「必要としている」というのは?
▼鈴木「タッグは1回獲りましたけど。そういうリング上の実績で言うと。三冠も1回しか挑戦できてないし、まだ獲ってないしもちろん。リング上ではそこが一番の目標です。あとは、大きい人たちの中でやるプロレスはやっぱり面白いなと思いました」
――さっそく入団して、所属とフリーで気持ちは違うと思うが、「全日本のために」という部分が大きくなっていく?
▼鈴木「いやでも、僕に求められているのは、全日本のためというよりも、僕が自分の力を今まで通りか、それ以上に発揮することだと思うんで。それが全日本プロレスのためになると全日本プロレスが判断したので、今のこの状態になったと思います。だから、このままやることが一番いいんじゃないのかなと。SNSは少し気をつけます。みんなに優しくしようかなと」
――本当ですか?
▼鈴木「本当です。反省してますね。明日からまた巡回をしようかなと」
――さっそく明日、世界タッグ挑戦が控えている。所属一発目となるが?
▼鈴木「組むパートナーが所属じゃない人ですけど、これだけ勝ちの要素が揃った試合もないので。勝たないと、今日の発表だけでは僕は弱いと思うんで。勝ってこそ“全日本プロレスの鈴木秀樹"だっていうのをアピールできると思うんで。それは必ず獲りたいと思います」
――諏訪魔選手については?
▼鈴木「今までありがとうございましたと。入団した理由の1つに諏訪魔の退団というのが大きいですね。諏訪魔が全日本プロレスからついに退団…いや、引退か。引退したので。間違いました。引退でした。やっといなくなったってことで」
――いなくなったから代わりに入りやすくなった?
▼鈴木「いなくなりましたよね? ちょっと1つの障害だったんで。諏訪魔NGだったんで、ずっと。10年近く諏訪魔NGだったので。やっと念願叶ってくれた。気づいてくれたのかなって思いました」
――バカの時代はどうなる?
▼鈴木「バカの時代ですか。バカだから何も考えてないと思います、みんな。諏訪魔なき今、関本大介がバカの時代にいる。僕が入ってた時に本人はびっくりしてましたけど、その辺もバカだなと思ったので。続きます。人間が生きている以上、バカは存在しているんで」