【NOAH】KENTAがNOAH再入団、11年ぶり古巣復帰 骨うずめる覚悟で「持ってるものをすべて出す」 2025/2/13
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KENTAのNOAH再入団が13日、発表された。約11年ぶりの古巣復帰となる。CyberFight副社長でもある丸藤正道とともに会見したKENTAは「持ってるものをすべて出してやっていく」と意気込んだ。 昨年末から拳王のラブコールを通じてNOAHと急接近していたKENTAは、旗揚げ25周年イヤーの継続参戦も約束。さらには「出るなら所属で」の思いも深まり、この日(2月13日)付けでの再入団へと至った。続く2・15横浜大会から“所属"として各大会に参戦する。 NOAH旗揚げメンバーでもあるKENTAだが、2014年4月に退団してWWEに移籍。“NOAH再興"の思いなかばで自身の夢を追い、壮行試合では札止めのファンから背中を押された。たび重なる怪我で思うような結果は出なかったものの、世界への夢は捨てきれず、2019年からは新日本を主戦場に。BULLET CLUBの一員として新境地を開拓したが、NOAHの動きを常に気にかけ、古巣への心残りがくすぶり続けていたのも確かだった。 会見でKENTAは「約11年前、NOAHを退団して、WWEに挑戦して、そういう経緯もあった中で、自分の中で常にまたプロレスリング・ノアのもとでプロレスをしたいという気持ちは自分の中にあったんですけど、自分から出ていったこともあり、それをなかなか自分の口から公の場で発言することはできなかった」と胸の内を明かすと、2019年から約5年間に渡って参戦した新日本にも「本当にたくさんのことを学ぶこともできたし、いろいろSNSであったり、そういうので誹謗中傷をされることもあり、そういうところに耐える力もできたと思いますし。業界最大手の団体でやれたことの経験は大きいんで、新日本プロレスに対しては本当に感謝の気持ちしかないし、そこの経験も含めて今後、活かさないといけないし、この5年を無駄にしないようにしたいと思います」と感謝した。 OZAWAや清宮海斗によって、いよいよ“新風景"が現出しつつあるタイミングでのNOAH復帰。「僕がいた頃とはまた違う、知らない、当時はいなかった選手も増えて、その中でいい選手がたくさんいて。(やってみたい選手は)OZAWA。一回どっかの海外の会場で会ったことがあって、今になる前に。初めて会ってちょっと話して、性格悪そうだなと思ったら、本当に悪かったですね。いずれやることあるかもしれないですけど、面白くなるんじゃないですか」と笑った。 かつてともに時代を創った丸藤、杉浦貴、潮崎豪らとも再び同じリングの一員に。11年前の退団会見と同じく、KENTAと肩を並べて会見した丸藤は「個人としてはNOAHが25周年ということで今、若い選手がひじょうに台頭してきている中で、キャリアと経験が豊富な彼が戻ってきてくれるのはありがたいことですし、まだ隣に立つのか、また試合をするのか分かりませんが、素晴らしい刺激が戻ってきたと嬉しく思っています」と歓迎した。 壮行試合以来の参戦となった2・11後楽園大会では、早くも“おかえり"の大歓声も受けた。「またこうして迎え入れてもらえたこと、本当に幸せに思います。自分が持っているものすべて出して、少しでも力になれるように全力でやりたいと思ってます」。NOAHに骨をうずめる心持ちも問われ「もちろん、そのつもりはあります」と即答。会見の終わりには丸藤からNOAHジャージもプレゼントされた。回り道を経て、ようやく“家"へと帰ってきたKENTAが、再びNOAHのため、身を削り、心を燃やす日々が始まる。 【会見の模様】 ▼丸藤副社長「本日はお集まりいただき、誠にありがとうございます。今日の会見としては、KENTA選手がプロレスリング・ノアと正式に契約し、所属選手として再び入団していただく形になりました。あと個人としてはNOAHが25周年ということで今、若い選手がひじょうに台頭してきている中で、キャリアと経験が豊富な彼が戻ってきてくれるのはありがたいことですし、まだ隣に立つのか、また試合をするのか分かりませんが、素晴らしい刺激が戻ってきたとうれしく思っています。僕からは以上です」 ▼KENTA「KENTAです。2014年にNOAHを退団してから約11年が経って、またこうして迎え入れてもらえたこと、本当に幸せに思います。自分が持っているものすべて出して、少しでも力になれるように全力でやりたいと思ってます」 ――11年ぶりにNOAHに再入団しようと思った理由と、その経緯をあらためて? ▼KENTA「約11年前、NOAHを退団して、WWEに挑戦して、そういう経緯もあった中で、自分の中でどっか気持ちの中で常に、またプロレスリング・ノアという名前のもとでプロレスをしたいという気持ちはどこか常に自分の中にあったんですけども。自分から出ていったということもあり、なかなかそれを自分の口から公の場で発言することはできなかったんですけど。去年末、拳王とのやり取りもあり、またNOAHに参戦する機会がある中で、やるんであれば、また所属として、というような気持ちになり、そういう流れというか、そういうふうにもなって、またこうして今回こういう形で受け入れてもらったこと、またこういう場を設けてもらえたことをうれしく思いますし。さっきも言ったんですけど、本当にすべて出して、今この勢いあるプロレスリング・ノアに自分が入ることでさらに何か力になれるように精いっぱいやりたいなと思ってます」 ――11年前は、NOAHを再び引き上げたいという思い半ばで自身の夢を追いかけたが、NOAHに対する心残りはあった? ▼KENTA「そうですね。そういう気持ちも多少ありましたけど、それは僕自身の問題なので、それをどうするかというのも僕自身の今後にあると思うし。それ以上に前回、おととい後楽園ホール、その時以来、後楽園で試合して、僕が退団するとき最後の試合の後楽園ホールの時の空気、送り出してもらったお客さんの雰囲気というのがやっぱり僕の中では忘れられないというか常にあって。その送り出してもらったことに対して、なかなかその期待に応えられなかったっていうことの心残りっていうか、個人的にはそっちの方が多くて。それをまたこうしてプロレスリング・ノアに戻してもらえたことで、自分の中でそこに決着をつけたい、その気持ちに決着をつけたいと思ってるし、それをつけるためにはやっぱりもう一回、さらにこの勢いに乗るプロレスリング・ノアにもう一つ力、勢い、もう一歩になれればと思ってます」 ――2019年から約5年間上がった新日本プロレス、またBULLET CLUBに対する思いというのは? ▼KENTA「新日本プロレス参戦して、本当にたくさんのことを学ぶこともできたし、いろいろSNSであったり、そういうので誹謗中傷をされることもあり、そういうところに耐える力もできたと思いますし。業界最大手の団体でやれたことの経験というのは本当に大きいんで、新日本プロレスに対しては本当に感謝の気持ちしかないし、そこの経験も含めて今後、活かしたいというか、活かさないといけないし、この5年を無駄にしないようにしたいなと思ってます」 ――NOAHも11年前とはまったく違った団体になったと思うが、これから本格的に身を投じていくにあたって、現在のNOAHをどう見ている? ▼KENTA「本当にさっきも言ってるように今勢いのある団体だと思うし、僕がいた頃とはまた違う、知らない、当時はいなかった選手も増えて、その中でいい選手がたくさんいて。その中でも丸藤さんであり、杉浦さんであり、ヨネさんであり、そういう人たちがずっとプロレスリング・ノアという名のもとでやってきて、僕は僕でそういう人たちのおかげで好き勝手やらせてもらったこともあるので、今回戻してもらったことで、しっかり恩返ししないといけないなと思ってます」 ――ネクタイの色を選んだ理由は? ▼KENTA「気づいた? やっぱりNOAHと言えば緑ということもあり、それっぽく。スーツ自体、着るのが久しぶりなんで。新日本のG1とかの会見ですら僕、着てなかったので」 ――丸藤選手と会見に臨んだがどんな気持ち? ▼KENTA「どんな気持ち? どんな気持ちっていうと?」 ――11年前、一緒に退団会見をやった二人で、ライバルという面もあり、いろんな関係があると思うが? ▼KENTA「丸藤さんとこうやって並ぶというのは、僕の中ではあの人は特別な存在の人なので、性格がどうであるかはいったんおいといて、特別な存在ではあるので、またこうして再入団のときに横にいてくれるっていうのは特別な瞬間になったと思います」 ――2・11後楽園大会で初タッグを組んだ拳王選手の印象は? ▼KENTA「正直ここに僕がいることができているのも拳王の存在というのもひじょうに大きかったと思うので。個人的には彼に対して感謝している気持ちもあるので。そういうのもあるし、試合もやりやすかったし、今後組んでいくのかどうなのか。僕は組んでいきたい気持ちがありますけど、拳王がどう思うか、それはわからないですね」 ――入団してこれからNOAHの大会に参戦する中で目標はどこに置く? ▼KENTA「もちろんタイトルに絡んでいきたいという気持ちはあります。若手の底上げみたいな、そういう気持ちばかりではなくて、やっぱり自分も主力としてしっかり結果を残したいと思ってここにいるんで、そういう気持ちですね」 ――GHCヘビー級王者・OZAWA選手の印象は? ▼KENTA「OZAWA…なんでしたっけ?」 ――OZAWAです ▼KENTA「一回どっかの海外の会場で会ったことがあって、今になる前に。初めて会って、ちょっと話して、なんか性格悪そうだなと思ったら、本当に性格悪かったですね。いずれやることあるかもしれないですけど、面白くなるんじゃないですか」 ――生配信で4700名を超える視聴者がいて「おかえり」などの声があるが会見の模様を見ているファンにメッセージを ▼KENTA「こんな平日の昼間から、どんな仕事をされてるのかわかんないですけど、こんな昼間からの会見をみていただいて、大変うれしく思ってます。会見のこの報告が皆さんにとっていいものであれば、僕は本当にうれしく思うし、よく帰ってきたって言葉があるんであれば、本当にうれしく思います」 ――拳王選手とのタッグチーム名はケンケンタッグで継続する? ▼KENTA「継続も何も、まだ決まったわけではないので、そこはちょっとこれから話していかないといけないかなと。ケンケンタッグ仮ですね」 ――現在のNOAHの選手で戦ってみたい選手は? ▼KENTA「やっぱり今でいえばOZAWAじゃないですか」 ――ファンからのコメントで「もうちょっと普段は記者に対する当たりが強いのでは? 抑えめではないか」という声があるが? ▼KENTA「初めて会うような人たちばかりなので、そんな人たちに対していきなり失礼なこと言うような人間ではないです」 ――KENTAさんは現在、アメリカに住んでいると思うが、参戦ペースはどうなる? ▼KENTA「拠点はそのままアメリカ・フロリダにありながら、日本に試合で来るということになると思うので。もちろんできる限り参戦することになると思いますし。ただ日程上、もしかしたら参戦できない大会も出てくるかもしれないですけど、できる限り参戦することになると思います」 ――NOAHに骨をうずめる意識はある? ▼KENTA「もちろん、そのつもりで今この場にいます」
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KENTAのNOAH再入団が13日、発表された。約11年ぶりの古巣復帰となる。CyberFight副社長でもある丸藤正道とともに会見したKENTAは「持ってるものをすべて出してやっていく」と意気込んだ。
昨年末から拳王のラブコールを通じてNOAHと急接近していたKENTAは、旗揚げ25周年イヤーの継続参戦も約束。さらには「出るなら所属で」の思いも深まり、この日(2月13日)付けでの再入団へと至った。続く2・15横浜大会から“所属"として各大会に参戦する。
NOAH旗揚げメンバーでもあるKENTAだが、2014年4月に退団してWWEに移籍。“NOAH再興"の思いなかばで自身の夢を追い、壮行試合では札止めのファンから背中を押された。たび重なる怪我で思うような結果は出なかったものの、世界への夢は捨てきれず、2019年からは新日本を主戦場に。BULLET CLUBの一員として新境地を開拓したが、NOAHの動きを常に気にかけ、古巣への心残りがくすぶり続けていたのも確かだった。
会見でKENTAは「約11年前、NOAHを退団して、WWEに挑戦して、そういう経緯もあった中で、自分の中で常にまたプロレスリング・ノアのもとでプロレスをしたいという気持ちは自分の中にあったんですけど、自分から出ていったこともあり、それをなかなか自分の口から公の場で発言することはできなかった」と胸の内を明かすと、2019年から約5年間に渡って参戦した新日本にも「本当にたくさんのことを学ぶこともできたし、いろいろSNSであったり、そういうので誹謗中傷をされることもあり、そういうところに耐える力もできたと思いますし。業界最大手の団体でやれたことの経験は大きいんで、新日本プロレスに対しては本当に感謝の気持ちしかないし、そこの経験も含めて今後、活かさないといけないし、この5年を無駄にしないようにしたいと思います」と感謝した。
OZAWAや清宮海斗によって、いよいよ“新風景"が現出しつつあるタイミングでのNOAH復帰。「僕がいた頃とはまた違う、知らない、当時はいなかった選手も増えて、その中でいい選手がたくさんいて。(やってみたい選手は)OZAWA。一回どっかの海外の会場で会ったことがあって、今になる前に。初めて会ってちょっと話して、性格悪そうだなと思ったら、本当に悪かったですね。いずれやることあるかもしれないですけど、面白くなるんじゃないですか」と笑った。
かつてともに時代を創った丸藤、杉浦貴、潮崎豪らとも再び同じリングの一員に。11年前の退団会見と同じく、KENTAと肩を並べて会見した丸藤は「個人としてはNOAHが25周年ということで今、若い選手がひじょうに台頭してきている中で、キャリアと経験が豊富な彼が戻ってきてくれるのはありがたいことですし、まだ隣に立つのか、また試合をするのか分かりませんが、素晴らしい刺激が戻ってきたと嬉しく思っています」と歓迎した。
壮行試合以来の参戦となった2・11後楽園大会では、早くも“おかえり"の大歓声も受けた。「またこうして迎え入れてもらえたこと、本当に幸せに思います。自分が持っているものすべて出して、少しでも力になれるように全力でやりたいと思ってます」。NOAHに骨をうずめる心持ちも問われ「もちろん、そのつもりはあります」と即答。会見の終わりには丸藤からNOAHジャージもプレゼントされた。回り道を経て、ようやく“家"へと帰ってきたKENTAが、再びNOAHのため、身を削り、心を燃やす日々が始まる。
【会見の模様】
▼丸藤副社長「本日はお集まりいただき、誠にありがとうございます。今日の会見としては、KENTA選手がプロレスリング・ノアと正式に契約し、所属選手として再び入団していただく形になりました。あと個人としてはNOAHが25周年ということで今、若い選手がひじょうに台頭してきている中で、キャリアと経験が豊富な彼が戻ってきてくれるのはありがたいことですし、まだ隣に立つのか、また試合をするのか分かりませんが、素晴らしい刺激が戻ってきたとうれしく思っています。僕からは以上です」
▼KENTA「KENTAです。2014年にNOAHを退団してから約11年が経って、またこうして迎え入れてもらえたこと、本当に幸せに思います。自分が持っているものすべて出して、少しでも力になれるように全力でやりたいと思ってます」
――11年ぶりにNOAHに再入団しようと思った理由と、その経緯をあらためて?
▼KENTA「約11年前、NOAHを退団して、WWEに挑戦して、そういう経緯もあった中で、自分の中でどっか気持ちの中で常に、またプロレスリング・ノアという名前のもとでプロレスをしたいという気持ちはどこか常に自分の中にあったんですけども。自分から出ていったということもあり、なかなかそれを自分の口から公の場で発言することはできなかったんですけど。去年末、拳王とのやり取りもあり、またNOAHに参戦する機会がある中で、やるんであれば、また所属として、というような気持ちになり、そういう流れというか、そういうふうにもなって、またこうして今回こういう形で受け入れてもらったこと、またこういう場を設けてもらえたことをうれしく思いますし。さっきも言ったんですけど、本当にすべて出して、今この勢いあるプロレスリング・ノアに自分が入ることでさらに何か力になれるように精いっぱいやりたいなと思ってます」
――11年前は、NOAHを再び引き上げたいという思い半ばで自身の夢を追いかけたが、NOAHに対する心残りはあった?
▼KENTA「そうですね。そういう気持ちも多少ありましたけど、それは僕自身の問題なので、それをどうするかというのも僕自身の今後にあると思うし。それ以上に前回、おととい後楽園ホール、その時以来、後楽園で試合して、僕が退団するとき最後の試合の後楽園ホールの時の空気、送り出してもらったお客さんの雰囲気というのがやっぱり僕の中では忘れられないというか常にあって。その送り出してもらったことに対して、なかなかその期待に応えられなかったっていうことの心残りっていうか、個人的にはそっちの方が多くて。それをまたこうしてプロレスリング・ノアに戻してもらえたことで、自分の中でそこに決着をつけたい、その気持ちに決着をつけたいと思ってるし、それをつけるためにはやっぱりもう一回、さらにこの勢いに乗るプロレスリング・ノアにもう一つ力、勢い、もう一歩になれればと思ってます」
――2019年から約5年間上がった新日本プロレス、またBULLET CLUBに対する思いというのは?
▼KENTA「新日本プロレス参戦して、本当にたくさんのことを学ぶこともできたし、いろいろSNSであったり、そういうので誹謗中傷をされることもあり、そういうところに耐える力もできたと思いますし。業界最大手の団体でやれたことの経験というのは本当に大きいんで、新日本プロレスに対しては本当に感謝の気持ちしかないし、そこの経験も含めて今後、活かしたいというか、活かさないといけないし、この5年を無駄にしないようにしたいなと思ってます」
――NOAHも11年前とはまったく違った団体になったと思うが、これから本格的に身を投じていくにあたって、現在のNOAHをどう見ている?
▼KENTA「本当にさっきも言ってるように今勢いのある団体だと思うし、僕がいた頃とはまた違う、知らない、当時はいなかった選手も増えて、その中でいい選手がたくさんいて。その中でも丸藤さんであり、杉浦さんであり、ヨネさんであり、そういう人たちがずっとプロレスリング・ノアという名のもとでやってきて、僕は僕でそういう人たちのおかげで好き勝手やらせてもらったこともあるので、今回戻してもらったことで、しっかり恩返ししないといけないなと思ってます」
――ネクタイの色を選んだ理由は?
▼KENTA「気づいた? やっぱりNOAHと言えば緑ということもあり、それっぽく。スーツ自体、着るのが久しぶりなんで。新日本のG1とかの会見ですら僕、着てなかったので」
――丸藤選手と会見に臨んだがどんな気持ち?
▼KENTA「どんな気持ち? どんな気持ちっていうと?」
――11年前、一緒に退団会見をやった二人で、ライバルという面もあり、いろんな関係があると思うが?
▼KENTA「丸藤さんとこうやって並ぶというのは、僕の中ではあの人は特別な存在の人なので、性格がどうであるかはいったんおいといて、特別な存在ではあるので、またこうして再入団のときに横にいてくれるっていうのは特別な瞬間になったと思います」
――2・11後楽園大会で初タッグを組んだ拳王選手の印象は?
▼KENTA「正直ここに僕がいることができているのも拳王の存在というのもひじょうに大きかったと思うので。個人的には彼に対して感謝している気持ちもあるので。そういうのもあるし、試合もやりやすかったし、今後組んでいくのかどうなのか。僕は組んでいきたい気持ちがありますけど、拳王がどう思うか、それはわからないですね」
――入団してこれからNOAHの大会に参戦する中で目標はどこに置く?
▼KENTA「もちろんタイトルに絡んでいきたいという気持ちはあります。若手の底上げみたいな、そういう気持ちばかりではなくて、やっぱり自分も主力としてしっかり結果を残したいと思ってここにいるんで、そういう気持ちですね」
――GHCヘビー級王者・OZAWA選手の印象は?
▼KENTA「OZAWA…なんでしたっけ?」
――OZAWAです
▼KENTA「一回どっかの海外の会場で会ったことがあって、今になる前に。初めて会って、ちょっと話して、なんか性格悪そうだなと思ったら、本当に性格悪かったですね。いずれやることあるかもしれないですけど、面白くなるんじゃないですか」
――生配信で4700名を超える視聴者がいて「おかえり」などの声があるが会見の模様を見ているファンにメッセージを
▼KENTA「こんな平日の昼間から、どんな仕事をされてるのかわかんないですけど、こんな昼間からの会見をみていただいて、大変うれしく思ってます。会見のこの報告が皆さんにとっていいものであれば、僕は本当にうれしく思うし、よく帰ってきたって言葉があるんであれば、本当にうれしく思います」
――拳王選手とのタッグチーム名はケンケンタッグで継続する?
▼KENTA「継続も何も、まだ決まったわけではないので、そこはちょっとこれから話していかないといけないかなと。ケンケンタッグ仮ですね」
――現在のNOAHの選手で戦ってみたい選手は?
▼KENTA「やっぱり今でいえばOZAWAじゃないですか」
――ファンからのコメントで「もうちょっと普段は記者に対する当たりが強いのでは? 抑えめではないか」という声があるが?
▼KENTA「初めて会うような人たちばかりなので、そんな人たちに対していきなり失礼なこと言うような人間ではないです」
――KENTAさんは現在、アメリカに住んでいると思うが、参戦ペースはどうなる?
▼KENTA「拠点はそのままアメリカ・フロリダにありながら、日本に試合で来るということになると思うので。もちろんできる限り参戦することになると思いますし。ただ日程上、もしかしたら参戦できない大会も出てくるかもしれないですけど、できる限り参戦することになると思います」
――NOAHに骨をうずめる意識はある?
▼KENTA「もちろん、そのつもりで今この場にいます」
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