【GLEAT】ジュンジェ奮闘も…SBK&TAKUMAがG-INFINITY初防衛 メキシコでの「1000回防衛」予告 2025/2/22

『GLEAT Ver.16』後楽園ホール(2025年2月22日)
G-INFINITY選手権試合 ○TAKUMA&SBKvs渡辺壮馬&ジュンジェ×

 SBK&TAKUMAが奮闘したジュンジェを仕留めて、G-INFINITY王座初防衛に成功。試合直後にメキシコに戻る2人は、メキシコマットでの「1000回防衛」を予告した。

 SBK&TAKUMAは1・19新宿大会で黒潮TOKYOジャパン&立花誠吾組を破り、G-INFINITY王座を初戴冠した。そんな新王者にG-RIZEの渡辺&ジュンジェが挑戦表明。セミファイナルでV1戦が行われた。

 ジュンジェがゴング前にTAKUMAにラリアットで突っ込んで先制。TAKUMAが逆水平で反撃すると、SBKはショルダータックルでなぎ倒す。ならばとジュンジェがショルダースルーでTAKUMA、渡辺がドロップキックでSBKを場外に吹き飛ばすと、トペコンヒーロで突っ込んだ。SBKが延髄斬り、TAKUMAがその場飛びムーンサルトを放っても、渡辺がブレーンバスター、ジュンジェがパワースラム、串刺しラリアットで押し返す。バックドロップで叩きつけたが、TAKUMAもジャーマンで応戦した。

 渡辺とTAKUMAはチョップ合戦、エルボー合戦で火花。他の2人にも飛び火して、攻守が次々と入れ代わるシーソーゲームに発展する。渡辺はドロップキックをクリーンヒットさせたものの、SBKは屈せず、一気に流れを奪い取って、SBシューターに捕らえた。しのがれてもコーナーに上がって、場外方向に渡辺をぶん投げようとする。渡辺が抵抗してもTAKUMAが介入。体勢を崩しながら渡辺をコーナーから叩きつけると、SBKもコーナーからダイブして追い討ちした。

 粘る渡辺はカナディアンデストロイヤーで逆転。ジュンジェとタッチを交わすと、シットダウンパワーボム&ドロップキックの合体技がさく裂する。さらに、渡辺の顔面ドロップキック、ジュンジェのラリアットが連続してクリーンヒット。ローリングラリアットも完璧に決まった。だが、SBKも引かず、TAKUMAの加勢を受けると、一転してジュンジェをコーナーめがけてのデスバレーボム連発で逆転。SBKが渡辺を分断する中、代わったTAKUMAが630°スプラッシュを投下して3カウントを奪った。

 初防衛に成功したSBKはマイクを持つと、「せっかく日本で最後の試合だったからな、少しマイクで喋ってもいいか。改めて今日のG-INFINITY勝ったのはSBKとTAKUMAだ。俺たちはあと数時間後のフライトでまたメキシコに戻るけど、メキシコに着いたらすぐ試合だ。AAAの試合でこのG-INFINITYのベルトを持って入場するからよ。そして、お前らに少しばかりサプライズだ。2025年5月に俺とTAKUMAはまた日本に帰ってきてもいいか」と5月の再来襲を予告。TAKUMAも「2025年、またSBKと俺を見に来るか?」と吠えて歓声を集めた。

 バックステージではメキシコでの防衛戦強行を宣言。SBKが「とにかくメキシコで俺らは防衛戦ガンガンやるぞ。勝手に防衛戦させてもらうからよ」と言い放つと、TAKUMAは「100回、200回、300回、400回、500回、600回、誰も聞いたことない1000回防衛して!」とまさかの「1000回防衛」を予告した。


【試合後のSBK&TAKUMA】

▼TAKUMA「大丈夫か? 顔色真っ青だよ」

▼SBK「だいぶ追い込まれたね」

▼TAKUMA「大丈夫か? おい、お前らには言ってなかったが、今日はここ2・22後楽園大会前にな、少しばかり体調を崩しちまったな。大丈夫か? 病み上がりか?」

▼SBK「死にそう…」

▼TAKUMA「こんな元気のない姿を見たことあるか。でもよ、ジュンジェ&壮馬、あいつらも気合い入っていたかもしらんけど、まあ、ちょっと追い込まれたように見えたけど、イージーだったな。ていうことで、リング上でも言った通り、2025年5月、俺たちTOKYO BAD BOYS、SBKとTAKUMAがここGLEATに戻ってきてやるからな。おい、このG-INFINITYのベルトは一旦メキシコに持ち帰って、GLEATの選手以上のヤツらと防衛戦を100回でも200回でもやってやるよ。負けること考えてなかったけどよ、もしもこのベルトを落としてしまったら、GLEATの選手は誰かメキシコまで獲りに来い」

▼SBK「いやいやいや、俺らが負けたら、俺らに勝ったチームが日本に来るのが当たり前じゃないか? とにかくメキシコで俺らは防衛戦ガンガンやるぞ。勝手に防衛戦させてもらうからよ」

▼TAKUMA「負けは恐れず」

▼SBK「勝ちも恐れず。違う違う。とりあえず防衛戦ガンガンやろうぜ」

▼TAKUMA「100回、200回、300回、400回、500回、600回、誰も聞いたことない1000回防衛して! あと3ヵ月。1000回防衛しかできないぞ。まあ、いい。1000回防衛して、また5月に日本で会おうじゃないか。俺たちが!」

▼SBK&TAKUMA「TOKYO BAD BOYS!」


【試合後の渡辺&ジュンジェ】

▼渡辺「(ジュンジェに)大丈夫か? 結果は俺ら負けたかもしんないけど、どっからどう見ても、いつものジュンジェじゃなかったよな。この試合にかける思い、会見からそうだよ。日本語勉強して、これを伝えたいって俺に『日本語で何て言うんですか?』って。すごく勉強してきて、何回も何回も繰り返し練習して、会見で思いを伝えた。リング上でもそれが出てたと思う。それはみてるお客様皆様に伝わってると思ってる。でも負けて終わりじゃないぞ、俺ら。もう頑張ったで終わるのやめよう。結果残そう。俺たちG-RIZEできて、ちょっと経つよな。ここから俺ら…今これから山村、あいつは絶対獲ってくれる。俺らも結果残そう。落ち込むなよ。負けて落ち込んでたら次ないから。もちろん落ち込むのも大事だけど、次に進もう。俺たちのライズ・トゥ・ザ・トップあるだろ。これから這い上がるぞ。よし、これから俺らに注目しといてくれ。G-RIZEに注目しといてくれ。ジュンジェも一言」

▼ジュンジェ「絶対に! ライズ・トゥ・ザ・トップ!!」