【GLEAT】「つまらない」、「戦いがない」 中嶋がGLEAT批判、井土の対戦要求を受諾 2025/3/5
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中嶋勝彦が5日、都内における会見でGLEAT批判を展開。これに反発した井土徹也の対戦要求を受諾した。 この日、中嶋は3・9新木場大会におけるサイモン・ゴッチとのLIDET UWF世界王座戦へ向けた調印式に出席。「話したいことがある」とし、終了後もその場に残った。昨年12・30TDCホール大会からプロレスルールのG PROWRESTLINGの戦いにも参入。その中で中嶋が感じたのは不満。「ひと通り俺の中でいろいろとGLEATを見渡させていただきました。俺はLIDET UWFの王者で、この日本のプロレス界の歴史を学びつつ、その歴史を背負っているんですけども。このGLEATのプロレス、一言で言うとつまらない」とバッサリ切り捨て、「このGLEATのリング、戦いがないよ」とまで言い放った。 すると井土が現れ、「中嶋勝彦がこのGLEATのリングがつまらないと。素直にこれはメチャクチャ腹立たしいし、むかつく話」と噛みついた。プロレスに戦い、強さを追求する思いは同じだが、GLEAT所属として黙っていられなかった井土は「戦いがないというなら、だったら、こないだやったけど、俺ともう一回やって、戦い教えてくれよ。いや、違うな。俺との戦い、このGLEATのリングでやってくれよ」と要求した。 これには中嶋も「いいね。相変わらず勢いがあってギラギラしてて」と歓迎。「いいよ、お前のそのスイッチ、ギラギラした感じ、俺は好きだし、お前のその熱い思い、逃げる理由はないよ」と受けて立つ構えをみせた。井土が「1対1でやってくれんだな?」と迫ると、中嶋も「いつでもいいよ」と受諾。井土との一騎打ちが決定的となった中嶋は「これはGLEATだけじゃない。最近、近年のプロレス界にも言えることだと思うけどね。戦いがないって。だったら俺がこのGLEATに戦いを持ち込んでやるよ」と宣言した。 【会見の模様】 ▼中嶋「話したいことがあるというか、以前、後楽園ホールかな。見てる人に訴えられなかったので改めて話をしたいなと思いまして。今年になって昨年末からGLEATのプロレスに参戦させてもらう中で、ひと通り俺の中でいろいろとGLEATを見渡させていただきました。俺はLIDET UWFの王者で、この日本のプロレス界の歴史を学びつつ、その歴史を背負っているんですけども。このGLEATのプロレス、一言で言うとつまらない。うーん、なんかうまく例えられないけど、なんだろうな。サーカスの真似事みたいな、そんな感じで。みんな一生懸命頑張ってるのはわかってるんですけど、何なんだろうなと、ずっと俺の中で思っていたんですよ。この感情というか、モヤモヤは何なんだろうなと。一つだけです。このGLEATのリング、戦いがないな。戦いがないよ。俺がこのGLEATのリングに上がるのであれば、俺はこのGLEATのリングに戦いを持ってくる。それだけです」 ▼吉水孝宏リングアナ「進行の途中なんですが、私、ちょっと勝手に発言させていただきたいと思います。GLEATの所属選手、今の中嶋選手の発言を受けて何かありましたら、こちらへお進みください」 ※井土がやってきて ▼井土「中嶋勝彦がこのGLEATのリングがつまらないと。素直にこれはメチャクチャ腹立たしいし、むかつく話だし。ただ戦いがない? 俺もプロレスの信じるところはまず大前提で戦いというのは、俺がプロレスラー目指す前から、目指してる時、なった時から俺がずっと言ってる戦い。そこに関して言われたのはメチャクチャうれしい。だけども、その戦いがないというなら、だったら、こないだやったけど、俺ともう一回やって、戦い教えてくれよ。いや、違うな。俺との戦い、このGLEATのリングでやってくれよ」 ▼中嶋「いいね。相変わらず勢いがあってギラギラしてて。この若手、若いヤツらの気持ちはGLEAT素晴らしく思うよ。会見を見ててもそうだよ。若いヤツらは一生懸命だ。ギラギラしてるし、才能もあるし、時間もあるし、未来もある。だからね、なおさら俺はもったいないと思う。いいよ。あなた素晴らしいよ。井土。俺は何も変わらない。常に等身大だ」 ▼井土「さっきも言ったけど、俺自身、プロレスは戦いだと思ってる。その中で自分自身、少しプロレス寄りになってた自分がもしかしたらいるのかもしれない」 ▼中嶋「何だよ? プロレス寄りって」 ▼井土「中嶋勝彦、お前さっきサーカスって言ってたよな? GLEATのこと」 ▼中嶋「真似事って言った。サーカスとは言ってないよ」 ▼井土「サーカスとは言ってない? その真似事をしてる俺、GLEAT全体そうだよ」 ▼中嶋「そうだと思ってんの?」 ▼井土「思ってないよ」 ▼中嶋「思ってないだろ? 思ってないからこそ、お前はここに来たんだろ?」 ▼井土「そうだよ。中嶋勝彦から見てそう思ってんだろ?」 ▼中嶋「見渡してな。お前の思いを言っただけだ。全体を見渡したうえで言ってんだ。戦いがないと。いいよ、お前のそのスイッチ、ギラギラした感じ、俺は好きだし、お前のその熱い思い、逃げる理由はないよ」 ▼井土「やってくれんだな?」 ▼中嶋「いいよ」 ▼井土「1対1でやってくれんだな?」 ▼中嶋「いつでもいいよ。今やるか?」 ▼井土「今でもいいよ」 ▼中嶋「いいよ」 ▼井土「出てこいよ。今でもいいよ」 ▼吉永リングアナ「それはリング上でキチンとやっていただきましょう」 ▼中嶋「またな、井土」 ※井土が去ると ▼中嶋「熱い若手、GLEATの若手、さっきも言ったけど、未来もあるし、時間もあるし。だからこそ、とてももったいないと思っている。あとはそうだな。これはGLEATだけじゃない。最近、近年のプロレス界にも言えることだと思うけどね。戦いがないって。だったら俺がこのGLEATに戦いを持ち込んでやるよ」 ――これはG PROWRESTLINGに関する話? ▼中嶋「今、言った通り。今のプロレス界に対してもです」 ――LIDET UWFにも戦いがない? ▼中嶋「LIDET UWF? 今その代表は俺ですよ。なんで戦いのないヤツが戦いがないと思ってたら、それを言えるんですか?」 ――中嶋選手が認める戦いのあるプロレスができる選手はいる? ▼中嶋「そうだなあ……飯伏幸太かな」 ――LIDET UWFの会見に格闘家の選手も出席したが、強さを担う彼らは視界に入っている? ▼中嶋「俺の中では正直ないですよ」
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中嶋勝彦が5日、都内における会見でGLEAT批判を展開。これに反発した井土徹也の対戦要求を受諾した。
この日、中嶋は3・9新木場大会におけるサイモン・ゴッチとのLIDET UWF世界王座戦へ向けた調印式に出席。「話したいことがある」とし、終了後もその場に残った。昨年12・30TDCホール大会からプロレスルールのG PROWRESTLINGの戦いにも参入。その中で中嶋が感じたのは不満。「ひと通り俺の中でいろいろとGLEATを見渡させていただきました。俺はLIDET UWFの王者で、この日本のプロレス界の歴史を学びつつ、その歴史を背負っているんですけども。このGLEATのプロレス、一言で言うとつまらない」とバッサリ切り捨て、「このGLEATのリング、戦いがないよ」とまで言い放った。
すると井土が現れ、「中嶋勝彦がこのGLEATのリングがつまらないと。素直にこれはメチャクチャ腹立たしいし、むかつく話」と噛みついた。プロレスに戦い、強さを追求する思いは同じだが、GLEAT所属として黙っていられなかった井土は「戦いがないというなら、だったら、こないだやったけど、俺ともう一回やって、戦い教えてくれよ。いや、違うな。俺との戦い、このGLEATのリングでやってくれよ」と要求した。
これには中嶋も「いいね。相変わらず勢いがあってギラギラしてて」と歓迎。「いいよ、お前のそのスイッチ、ギラギラした感じ、俺は好きだし、お前のその熱い思い、逃げる理由はないよ」と受けて立つ構えをみせた。井土が「1対1でやってくれんだな?」と迫ると、中嶋も「いつでもいいよ」と受諾。井土との一騎打ちが決定的となった中嶋は「これはGLEATだけじゃない。最近、近年のプロレス界にも言えることだと思うけどね。戦いがないって。だったら俺がこのGLEATに戦いを持ち込んでやるよ」と宣言した。
【会見の模様】
▼中嶋「話したいことがあるというか、以前、後楽園ホールかな。見てる人に訴えられなかったので改めて話をしたいなと思いまして。今年になって昨年末からGLEATのプロレスに参戦させてもらう中で、ひと通り俺の中でいろいろとGLEATを見渡させていただきました。俺はLIDET UWFの王者で、この日本のプロレス界の歴史を学びつつ、その歴史を背負っているんですけども。このGLEATのプロレス、一言で言うとつまらない。うーん、なんかうまく例えられないけど、なんだろうな。サーカスの真似事みたいな、そんな感じで。みんな一生懸命頑張ってるのはわかってるんですけど、何なんだろうなと、ずっと俺の中で思っていたんですよ。この感情というか、モヤモヤは何なんだろうなと。一つだけです。このGLEATのリング、戦いがないな。戦いがないよ。俺がこのGLEATのリングに上がるのであれば、俺はこのGLEATのリングに戦いを持ってくる。それだけです」
▼吉水孝宏リングアナ「進行の途中なんですが、私、ちょっと勝手に発言させていただきたいと思います。GLEATの所属選手、今の中嶋選手の発言を受けて何かありましたら、こちらへお進みください」
※井土がやってきて
▼井土「中嶋勝彦がこのGLEATのリングがつまらないと。素直にこれはメチャクチャ腹立たしいし、むかつく話だし。ただ戦いがない? 俺もプロレスの信じるところはまず大前提で戦いというのは、俺がプロレスラー目指す前から、目指してる時、なった時から俺がずっと言ってる戦い。そこに関して言われたのはメチャクチャうれしい。だけども、その戦いがないというなら、だったら、こないだやったけど、俺ともう一回やって、戦い教えてくれよ。いや、違うな。俺との戦い、このGLEATのリングでやってくれよ」
▼中嶋「いいね。相変わらず勢いがあってギラギラしてて。この若手、若いヤツらの気持ちはGLEAT素晴らしく思うよ。会見を見ててもそうだよ。若いヤツらは一生懸命だ。ギラギラしてるし、才能もあるし、時間もあるし、未来もある。だからね、なおさら俺はもったいないと思う。いいよ。あなた素晴らしいよ。井土。俺は何も変わらない。常に等身大だ」
▼井土「さっきも言ったけど、俺自身、プロレスは戦いだと思ってる。その中で自分自身、少しプロレス寄りになってた自分がもしかしたらいるのかもしれない」
▼中嶋「何だよ? プロレス寄りって」
▼井土「中嶋勝彦、お前さっきサーカスって言ってたよな? GLEATのこと」
▼中嶋「真似事って言った。サーカスとは言ってないよ」
▼井土「サーカスとは言ってない? その真似事をしてる俺、GLEAT全体そうだよ」
▼中嶋「そうだと思ってんの?」
▼井土「思ってないよ」
▼中嶋「思ってないだろ? 思ってないからこそ、お前はここに来たんだろ?」
▼井土「そうだよ。中嶋勝彦から見てそう思ってんだろ?」
▼中嶋「見渡してな。お前の思いを言っただけだ。全体を見渡したうえで言ってんだ。戦いがないと。いいよ、お前のそのスイッチ、ギラギラした感じ、俺は好きだし、お前のその熱い思い、逃げる理由はないよ」
▼井土「やってくれんだな?」
▼中嶋「いいよ」
▼井土「1対1でやってくれんだな?」
▼中嶋「いつでもいいよ。今やるか?」
▼井土「今でもいいよ」
▼中嶋「いいよ」
▼井土「出てこいよ。今でもいいよ」
▼吉永リングアナ「それはリング上でキチンとやっていただきましょう」
▼中嶋「またな、井土」
※井土が去ると
▼中嶋「熱い若手、GLEATの若手、さっきも言ったけど、未来もあるし、時間もあるし。だからこそ、とてももったいないと思っている。あとはそうだな。これはGLEATだけじゃない。最近、近年のプロレス界にも言えることだと思うけどね。戦いがないって。だったら俺がこのGLEATに戦いを持ち込んでやるよ」
――これはG PROWRESTLINGに関する話?
▼中嶋「今、言った通り。今のプロレス界に対してもです」
――LIDET UWFにも戦いがない?
▼中嶋「LIDET UWF? 今その代表は俺ですよ。なんで戦いのないヤツが戦いがないと思ってたら、それを言えるんですか?」
――中嶋選手が認める戦いのあるプロレスができる選手はいる?
▼中嶋「そうだなあ……飯伏幸太かな」
――LIDET UWFの会見に格闘家の選手も出席したが、強さを担う彼らは視界に入っている?
▼中嶋「俺の中では正直ないですよ」
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