【AEW】TAKESHITAが石井と真っ向火花、フレッチャーは石井撃破でオーエン杯へ弾み 2025/4/6

 AEWコリジョンが現地時間5日、放送され、NEVER無差別級王者KONOSUKE TAKESHITA&カイル・フレッチャーが石井智宏&パワーハウス・ホッブスに快勝。フレッチャーは石井撃破で「オーエン・ハート・ファウンデーション・トーナメント2025」へ向けて弾みをつけた。

 新日本4・5両国大会で大岩陵平を下し、NEVER無差別級王座5度目の防衛を果たした。来日直前の現地時間2日、イリノイ州ピオリアで収録されたコリジョンに登場。フレッチャーと組んで石井&ホッブスと対戦した。石井とは新日本1・5東京ドーム大会におけるNEVER王座戦で激闘を繰り広げている。

 石井が「TAKESHITA、来いオラ!」と日本語で挑発し、両者が先発で登場。タックル合戦、エルボー合戦で真っ向から火花を散らした。TAKESHITAはフレッチャーとのダブルタックルで石井をなぎ倒し、エルボーやフロントハイキックを叩き込んだが、石井もローリングラリアットをかいくぐってのバックドロップで反撃して譲らず。TAKESHITAがエルボーを連発しても、ブレーンバスターで引っこ抜いた。

 その後も石井はフレッチャーにエルボーを乱れ打ち、ジャーマンでぶん投げたが、フレッチャーが高速ハーフネルソンスープレックスで逆襲。TAKESHITAとのダブル串刺しフロントハイキックを叩き込んだ。続く合体雪崩式パワーボムは石井がフランケンシュタイナーで切り返し、ホッブスがアバランシュホールドでTAKESHITA、パワースラムでフレッチャーを叩きつけて援護射撃。すかさず石井がフレッチャーにスライディングラリアット、頭突きを叩き込んだ。

 石井必殺の垂直落下式ブレーンバスターはフレッチャーが決めさせない。逆に垂直落下式ブレーンバスターで石井を突き刺すと、TAKESHITAはホッブスをブルーサンダーで撃退して援護射撃。ショートレンジラリアット、トラースキックを叩き込んだフレッチャーは意地で倒れない石井にツームストンパイルドライバー、垂直落下式ブレーンバスターとたたみかけて3カウントを奪った。

 TAKESHITAが大岩とのNEVER王座戦直前に石井と激闘を展開。フレッチャーは「オーエン・ハート・ファウンデーション・トーナメント2025」へ向けて弾みをつけた。5・25グレンデール大会『AEW:ダブル・オア・ナッシング』で決勝戦が行われ、優勝者が7・12アーリントン大会『AEW:オール・イン・テキサス』でのAEW世界王座挑戦権を得る同トーナメント。フレッチャーは1回戦でマーク・ブリスコと対戦する。