【DRAGONGATE】Z-BratsとD’Courageの内紛泥沼化 髪の毛とマスクを懸けて5・5名古屋で金網戦へ 2025/4/7
『THE GATE OF PASSION 2025』後楽園ホール(2024年4月7日) ○ダイヤ・インフェルノ&シュン・スカイウォーカー&箕浦康太vs菊田円&田中良弥&ドラゴン・ダイヤ× Z-BratsとD'Courageの内紛は収まるどころか泥沼化。斎藤了GMが最終決着戦を決断し、5・5愛知県体育館大会でシュン&箕浦&ISHINと吉岡&ダイヤ&菊田が髪の毛とマスクをかけての金網戦に臨むことが電撃決定した。 Z-BratsとD'Courageはどちらも内部問題を抱えている。Z-Bratsはシュンと箕浦の間に亀裂が発生。かつてマスクマンのインフェルノとして活動していた吉岡の復帰にあたり、シュンは再びマスクマンになるようにしつこく要求したが、箕浦は「必要ねえ」と強く反発。タッグリーグ中には誤爆もあり、状況はさらに悪化した。 D'Courageは吉岡の復帰にあたり、菊田がタッグリーグにおけるダイヤのパートナーを譲ったものの、結果は1勝止まり。シュンが正体不明のインフェルノを投入したため、ユニット内は疑心暗鬼に陥った。何度も誤爆が続くと、怒りを爆発させた菊田とダイヤが乱闘を繰り広げ、ユニットは破綻寸前に。 そんな状況でも、ダイヤはD'Courageを再建すべく、禍中のインフェルノとの対戦を要求。後楽園大会のメインでZ-Bratsのシュン&箕浦&インフェルノとD'Courageのダイヤ&菊田&田中が対戦することに。吉岡は第4試合でヴァレッタにバックステージへと連行されており、セコンドとしても姿を現さず。両チームともに不穏な空気が漂う中、大乱闘で試合はスタートした。 一進一退の攻防を繰り広げるが、試合に加わらなかったインフェルノがゆっくりとリングに入り、ダイヤと対峙する。普段よりも大柄に見えるインフェルノは、ダイヤを場外戦で暴行。シュンも菊田を「東」と刻まれた鉄板に叩きつけるなどして痛めつけ、大流血に追い込んだ。その後も場外乱闘が続く大荒れの展開に。 Z-Bratsはダイヤに集中攻撃。それでもダイヤが耐えきると、応急処置を受けた菊田が飛び込んで逆襲に転じる。田中も加わり、波状攻撃で箕浦に猛攻。ダイヤとの連係は菊田が拒否して突き飛ばすと、スキを突かれて再びZ-Bratsペースになるが、田中が献身的にフォロー。シュンと箕浦の誤爆を誘って活路を開くと、飛び込んだダイヤがインフェルノを攻め立てた。 決定機を掴んだダイヤは雄叫びを上げたものの、セコンドのKAIがボックス攻撃で介入。ならばとここまで姿を見せていなかった吉岡が花道から乱入し、Z-Bratsからパネルを奪い取って振り上げた。しかし、インフェルノが避けてダイヤに痛恨の誤爆。すかさずインフェルノがダイヤを押さえ込んで、Z-Bratsの勝利となった。 インフェルノがマスクを脱ぐと、その下から現れたのはISHINだった。ISHINはインフェルノのマスクを吉岡に渡して勧誘。だが、吉岡は投げ捨てて拒否した。 しかし、菊田がそんな吉岡に激怒。「おい、吉岡勇紀。最後の最後で出てきたと思ったらよ、またこれか。タッグリーグもお前の誤爆で負けて、今日もお前の誤爆で負けたんだぞ」と詰め寄る。ダイヤが「ダイヤ・インフェルノは吉岡さんじゃなかっただろ。お前はシュンの手のひらで転がされてたんだよ。いい加減わかれよ!」と止めに入っても、菊田の気持ちは収まらず。ダイヤが「1年3ヵ月間、ずっと待ち続けてた仲間だから信じるんだよ。お前もその気持ちわかるだろ」と説得しても、菊田は「信じられるわけねえだろうが!」と吐き捨てて乱闘寸前に。田中が止めに入ったものの、2人が突き飛ばして排除。これに怒った田中はリングを去っていき、D'Courageの内紛はさらに悪化した。 そんなD'Courageを見て、「ダイヤが言う仲間? 絆? そんなもの本当にあるのか」と嘲笑したシュンは、インフェルノのマスクを受け取らなかった吉岡を「このまま平和ボケした何の上がり目もないプロレスラー人生を送っていくんだよ」とバッサリ。しかし、ダイヤが「お前が求めてたのはこれか。これが見たかったのか、これが楽しいのか」と声を荒げると、Z-Bratsの箕浦も「こいつの言う通りだろ。いつまでもな、こんなことしょうもねえことやってんじゃねえよ」とシュンに怒りを爆発させた。 シュンが「俺は天空に住むシュン・スカイウォーカーだ。お前が口答えできる立場じゃねえんだよ」と突き放すが、箕浦は「いつ俺がお前の下についた? 自分勝手するのもいい加減にしろ」と吐き捨て、Z-Bratsの亀裂も鮮明に。 これを見たダイヤは「俺たちはこいつらと一緒じゃねえだろ。お前が怒りをぶつけるのはD'Courageじゃない。俺たちD'Courageで力を合わせてこいつらぶっ潰せばいいだろ」と改めて菊田に呼びかけたものの、菊田は「いや、無理でしょ」と拒否。「まず俺のことを仲間はずれにしたお前が絆、仲間って言葉を語るんじゃねえぞ」と激高すると、シュンがそんな菊田を「なんだったらこっちに来るか?」と勧誘する。さらに、それを見た箕浦が「菊田なんてな、いらねえだろ!」とさらにブチ切れ、リング上は収拾が付かない大混乱に。 シュンが「ダイヤ、お前が言うD'Courageの絆、熱い友情、仲間物語、笑わせんじゃねえよ。そんなものが本当にあるんだったら、それを俺に見せてくれよ。菊田と組んで、俺の前に立ってくれよ」と要求すると、ダイヤは同意。それを聞いた斎藤GMは「今日でこの問題は決着つくと思ってたよ。まだ時間かかるのか。お前ら4人、もう1回やるんだな。だったら…決着を付ける場を決めてやるよ。5月5日愛知県だ。お前ら4人、金網に入れ」と命令し、シュン&箕浦とダイヤ&菊田の金網戦が浮上した。 しかし、吉岡が「待ってください、GM。その金網、俺も入れてください。元はといえば俺が原因だ。その当事者が金網を外で見てるなんかできない」と懇願。さらに、ISHINが「圧倒的に不利だろ」と難癖をつけて、ヴァレッタ投入を予告するが、斎藤GMは認めず、代わりにISHINを強制的に参加させることを通告する。 斎藤GMは最終的な決着戦として「シュン&箕浦&ISHINvs吉岡&ダイヤ&菊田」の開催を電撃発表。「いいか、敗者は坊主かマスク剥ぎだ。5月5日、愛知県体育館、最後の金網決戦だ!」とDRAGONGATEの歴史で幾度となく抗争を決着させてきた金網マッチを舞台に指定した。 【試合後のダイヤ、吉岡】 ▼吉岡「ごめんな」 ▼ダイヤ「いやいや。謝ることじゃないです。別に二人だけでも良かったんですけど…」 ▼吉岡「なんなら俺が帰ってきたからモメてんだ。ここで入んないとケジメをつけられないし。3人で脱出して、またD'Courage4人で再スタートしないと」 ▼ダイヤ「そうですね」 ▼吉岡「良弥も先帰っちゃったけど、まだ大丈夫」 ▼ダイヤ「吉岡さん、別に責任感じることないですけど、金網という環境の中で吉岡さんがいてくれたら心強いし。菊田と3人で力合わせましょうよ。窮地に追い込まれたら、また力合うでしょう。絶対3人で脱出しましょう」 ▼吉岡「乗り越えよう、ここは」 ▼ダイヤ「はい。また4人で団結していきましょう。お願いします」 ▼吉岡「よし、いこう」
『THE GATE OF PASSION 2025』後楽園ホール(2024年4月7日)
○ダイヤ・インフェルノ&シュン・スカイウォーカー&箕浦康太vs菊田円&田中良弥&ドラゴン・ダイヤ×
Z-BratsとD'Courageの内紛は収まるどころか泥沼化。斎藤了GMが最終決着戦を決断し、5・5愛知県体育館大会でシュン&箕浦&ISHINと吉岡&ダイヤ&菊田が髪の毛とマスクをかけての金網戦に臨むことが電撃決定した。
Z-BratsとD'Courageはどちらも内部問題を抱えている。Z-Bratsはシュンと箕浦の間に亀裂が発生。かつてマスクマンのインフェルノとして活動していた吉岡の復帰にあたり、シュンは再びマスクマンになるようにしつこく要求したが、箕浦は「必要ねえ」と強く反発。タッグリーグ中には誤爆もあり、状況はさらに悪化した。
D'Courageは吉岡の復帰にあたり、菊田がタッグリーグにおけるダイヤのパートナーを譲ったものの、結果は1勝止まり。シュンが正体不明のインフェルノを投入したため、ユニット内は疑心暗鬼に陥った。何度も誤爆が続くと、怒りを爆発させた菊田とダイヤが乱闘を繰り広げ、ユニットは破綻寸前に。
そんな状況でも、ダイヤはD'Courageを再建すべく、禍中のインフェルノとの対戦を要求。後楽園大会のメインでZ-Bratsのシュン&箕浦&インフェルノとD'Courageのダイヤ&菊田&田中が対戦することに。吉岡は第4試合でヴァレッタにバックステージへと連行されており、セコンドとしても姿を現さず。両チームともに不穏な空気が漂う中、大乱闘で試合はスタートした。
一進一退の攻防を繰り広げるが、試合に加わらなかったインフェルノがゆっくりとリングに入り、ダイヤと対峙する。普段よりも大柄に見えるインフェルノは、ダイヤを場外戦で暴行。シュンも菊田を「東」と刻まれた鉄板に叩きつけるなどして痛めつけ、大流血に追い込んだ。その後も場外乱闘が続く大荒れの展開に。
Z-Bratsはダイヤに集中攻撃。それでもダイヤが耐えきると、応急処置を受けた菊田が飛び込んで逆襲に転じる。田中も加わり、波状攻撃で箕浦に猛攻。ダイヤとの連係は菊田が拒否して突き飛ばすと、スキを突かれて再びZ-Bratsペースになるが、田中が献身的にフォロー。シュンと箕浦の誤爆を誘って活路を開くと、飛び込んだダイヤがインフェルノを攻め立てた。
決定機を掴んだダイヤは雄叫びを上げたものの、セコンドのKAIがボックス攻撃で介入。ならばとここまで姿を見せていなかった吉岡が花道から乱入し、Z-Bratsからパネルを奪い取って振り上げた。しかし、インフェルノが避けてダイヤに痛恨の誤爆。すかさずインフェルノがダイヤを押さえ込んで、Z-Bratsの勝利となった。
インフェルノがマスクを脱ぐと、その下から現れたのはISHINだった。ISHINはインフェルノのマスクを吉岡に渡して勧誘。だが、吉岡は投げ捨てて拒否した。
しかし、菊田がそんな吉岡に激怒。「おい、吉岡勇紀。最後の最後で出てきたと思ったらよ、またこれか。タッグリーグもお前の誤爆で負けて、今日もお前の誤爆で負けたんだぞ」と詰め寄る。ダイヤが「ダイヤ・インフェルノは吉岡さんじゃなかっただろ。お前はシュンの手のひらで転がされてたんだよ。いい加減わかれよ!」と止めに入っても、菊田の気持ちは収まらず。ダイヤが「1年3ヵ月間、ずっと待ち続けてた仲間だから信じるんだよ。お前もその気持ちわかるだろ」と説得しても、菊田は「信じられるわけねえだろうが!」と吐き捨てて乱闘寸前に。田中が止めに入ったものの、2人が突き飛ばして排除。これに怒った田中はリングを去っていき、D'Courageの内紛はさらに悪化した。
そんなD'Courageを見て、「ダイヤが言う仲間? 絆? そんなもの本当にあるのか」と嘲笑したシュンは、インフェルノのマスクを受け取らなかった吉岡を「このまま平和ボケした何の上がり目もないプロレスラー人生を送っていくんだよ」とバッサリ。しかし、ダイヤが「お前が求めてたのはこれか。これが見たかったのか、これが楽しいのか」と声を荒げると、Z-Bratsの箕浦も「こいつの言う通りだろ。いつまでもな、こんなことしょうもねえことやってんじゃねえよ」とシュンに怒りを爆発させた。
シュンが「俺は天空に住むシュン・スカイウォーカーだ。お前が口答えできる立場じゃねえんだよ」と突き放すが、箕浦は「いつ俺がお前の下についた? 自分勝手するのもいい加減にしろ」と吐き捨て、Z-Bratsの亀裂も鮮明に。
これを見たダイヤは「俺たちはこいつらと一緒じゃねえだろ。お前が怒りをぶつけるのはD'Courageじゃない。俺たちD'Courageで力を合わせてこいつらぶっ潰せばいいだろ」と改めて菊田に呼びかけたものの、菊田は「いや、無理でしょ」と拒否。「まず俺のことを仲間はずれにしたお前が絆、仲間って言葉を語るんじゃねえぞ」と激高すると、シュンがそんな菊田を「なんだったらこっちに来るか?」と勧誘する。さらに、それを見た箕浦が「菊田なんてな、いらねえだろ!」とさらにブチ切れ、リング上は収拾が付かない大混乱に。
シュンが「ダイヤ、お前が言うD'Courageの絆、熱い友情、仲間物語、笑わせんじゃねえよ。そんなものが本当にあるんだったら、それを俺に見せてくれよ。菊田と組んで、俺の前に立ってくれよ」と要求すると、ダイヤは同意。それを聞いた斎藤GMは「今日でこの問題は決着つくと思ってたよ。まだ時間かかるのか。お前ら4人、もう1回やるんだな。だったら…決着を付ける場を決めてやるよ。5月5日愛知県だ。お前ら4人、金網に入れ」と命令し、シュン&箕浦とダイヤ&菊田の金網戦が浮上した。
しかし、吉岡が「待ってください、GM。その金網、俺も入れてください。元はといえば俺が原因だ。その当事者が金網を外で見てるなんかできない」と懇願。さらに、ISHINが「圧倒的に不利だろ」と難癖をつけて、ヴァレッタ投入を予告するが、斎藤GMは認めず、代わりにISHINを強制的に参加させることを通告する。
斎藤GMは最終的な決着戦として「シュン&箕浦&ISHINvs吉岡&ダイヤ&菊田」の開催を電撃発表。「いいか、敗者は坊主かマスク剥ぎだ。5月5日、愛知県体育館、最後の金網決戦だ!」とDRAGONGATEの歴史で幾度となく抗争を決着させてきた金網マッチを舞台に指定した。
【試合後のダイヤ、吉岡】
▼吉岡「ごめんな」
▼ダイヤ「いやいや。謝ることじゃないです。別に二人だけでも良かったんですけど…」
▼吉岡「なんなら俺が帰ってきたからモメてんだ。ここで入んないとケジメをつけられないし。3人で脱出して、またD'Courage4人で再スタートしないと」
▼ダイヤ「そうですね」
▼吉岡「良弥も先帰っちゃったけど、まだ大丈夫」
▼ダイヤ「吉岡さん、別に責任感じることないですけど、金網という環境の中で吉岡さんがいてくれたら心強いし。菊田と3人で力合わせましょうよ。窮地に追い込まれたら、また力合うでしょう。絶対3人で脱出しましょう」
▼吉岡「乗り越えよう、ここは」
▼ダイヤ「はい。また4人で団結していきましょう。お願いします」
▼吉岡「よし、いこう」