【NOAH】KENTAが語る「OZAWAを“潰す"意義」 GHC挑戦&ノーDQ戦へインタビュー 2025/4/9
5・3両国大会でGHCヘビー級王者・OZAWAに挑戦することが決まったKENTA。 NOAH再入団から約2ヶ月で約12年ぶりの返り咲きに照準を合わせたものの、OZAWAからは「その前に終わらせてやる」と反則裁定なしのノーDQマッチを提案され、4・14後楽園大会でノーDQ戦「OZAWA&遠藤哲哉vsKENTA&拳王」も控えている。 年始から風景が一変して上昇気流に乗った今年のNOAH。その流れをけん引してきたのが“OZAWA旋風"と“KENTA帰還"だった。上半期総決算のビッグマッチで、その両輪が激突する形。目下前哨戦のみならず、コメントやSNSでも若き反逆王者との激しい応酬を繰り広げるKENTAに、GHCヘビーへの思い、ノーDQ戦の行方、そしてOZAWAを“潰す"意義を聞いた。 【KENTAインタビュー】 ――NOAHに再入団して2ヶ月が経った ▼KENTA「すごく温かく迎え入れてくれる人たちも多くて、その声に応えたいと日々思えて、充実した日々を過ごせてると思います」 ――そしていきなりGHCヘビーに挑戦表明、このタイミングで動いた理由とは? ▼KENTA「もちろんNOAHに戻ってきたからには、ここの最高のベルトを目指す。それは当たり前のことだし…“降りてきた"んですよ。『今だ』って聞こえたんです」 ――神の声が… ▼KENTA「いや、聞こえてないですけど。再入団してからGHCの闘いを見てきて、自分自身『今だ』って思った部分もあったし、若手のOZAWAが出てきて、確かに良い選手なのかもしれないけど、(先輩勢が)うまいことやられてる場面を見ていて歯がゆさもあったんで。それじゃダメだろって思い、この辺で止めたいなって思いもあって」 ――再入団の会見で『興味のある選手』を問われてOZAWAの名を上げていた ▼KENTA「そうですね。でも、やるならやるで、僕としては潰しにいきたいワケですよ。分かりますよ? 『若手が育っていかないと団体の未来はない』みたいな意見があるのも。でもあくまで僕は(観る側ではなく)“やってる側"なんで。やってる側が『若手を持ち上げます』みたいなスタンスでいるのが一番ダサいと思うんで。僕は当然潰しにいくし、自分がトップに立つ気持ちでやってるんで」 ――KENTAさん自身としても、もう一度プレイヤーとしてガッチリNOAHの試合をしてトップに立ちたい、そんなことも帰ってきた理由のひとつだった? ▼KENTA「そうですね。“まだ自分はできる"ってことを見せたいっていうのもあるし、NOAHという団体をもっといろんな人に見てもらいたい部分もあるし。けど若手の踏み台になるために戻ってきたワケじゃない。結果そうなるかもしれないですよ? でも『若手の底上げをします』ってスタンスが見えてたらメチャクチャ冷めるんで。俺はそんな気はさらさら無いし、あくまでトップになるために戻ってきた。その後どうするかは若手のそいつら次第であって、俺はあくまでプレイヤーだから、トップを目指すために来た。それだけの話」 ――OZAWA効果が今のNOAHの勢いの原動力になっている部分は否定できないが ▼KENTA「もちろんあると思いますよ。観ている人たちが内に秘めて思っていたことを表現する選手が出てきたって意味では。“思っていたもの"をOZAWAに託したいって気持ちは分かるし。でも『あそこでKENTAが勝ったから、新しい勢いが止まった』みたいになるかもしれませんけど、俺が勝った後どうするかは“若手側の問題"なんで。何度も言いますけど『若手を持ち上げます!』みたいなスタンスが大っ嫌いなんですよ。それが一番ダサい。当たり前に勝ちに行くし、若手の色なんて潰しにいくし。だけどそこでOZAWAの色が出て、こっちを凌駕して、向こうの色が俺を食い潰したら、そこで初めて(OZAWAも)“上がる"と思うんですよ。『上げてあげます』みたいな感じで上がったって、そんなの大して上がんない。こっちも潰しにいく、若手もその上を行こうとする。そのやり取りがあるからこそ、終わった時に何かが生まれると思うんで。俺は俺で勝ちに行くよ…って、それだけですね」 ――OZAWAからは『そんなボロボロの体でベルトなんて』との言葉もあったが? ▼KENTA「僕、いくつか知ってます?」 ――44歳… ▼KENTA「ですよね? コンディションが凄く良いワケないんですよ。それだけやってれば、みんな。彼がいくつか知らないですよ…あ、結構トシいってんのか。28、もう30手前なんですよね。それと比べたらコンディションは悪いかもしれないですけど、まだやれるんで」 ――死に場所を探しにきたんだろ?とも言われた ▼KENTA「死にに来たわけじゃない。生きるためにきたんで。まぁこの話はXでポストしたんで、それを見てもらえれば」 ――今ちょうどNOAHの道場にいるので聞きますが、OZAWAは“NOAH道場の闇"的なことも訴えたりしていた ▼KENTA「(ひそひそ声で)これはね…深いですよ、闇は。彼が言ってるようなもんじゃないですよ、実際は」 ――え、詳しく教え… ▼KENTA「(ひそひそ声で)言えません………って、んなモンあるワケないじゃないですか! OZAWAが新弟子の時にどんな闇があったかは知らないですよ? 僕はいなかったんで。でも、デビューする前は厳しい練習をするのは当たり前だし、それはプロレスに限らず、どんな世界でも同じなんじゃないですか?」 ――OZAWAの要求で決まったノーDQマッチも4・14後楽園で行われる ▼KENTA「OZAWAが言ってる、俺が怪我したノーDQマッチ。あれって2022年でしたよね? もう3年以上経ってるんで、そんなに覚えてない。『トラウマを呼び起こす』みたいな感じで言ってましたけど、覚えてないっすね。こっちはもう昨日の夕飯、何食ったかも思い出せないのに。そんな3年以上前のことなんて思い出せるわけないでしょ。同級生の名前とか全然思い出せないですもん。…ところで、ここどこっすか? どうやってここまで来たんだっけ? あなた、誰ですか?」 ――……では必死に思い出していただいて、OZAWAは日々ラダーやアルミバケツを持ち込んでトラウマを刺激しようとしている ▼KENTA「まぁ、アイツがバケツ持ってきたのを見てちょっと思い出しましたけど、アイツが持ってきたバケツ見て『小っちゃ!』って思ったんですよね。俺の時のはもっとデカかった。アイツ(前哨戦の横浜大会で)自分から突っ込んで自爆してましたけど、あのコーナーの高さから、あのサイズのバケツに突っ込んだだけで額に傷ができていた。だとしたら、俺の時の(ギガラダーからの)高さ、プラス俺の時のサイズのバケツに突っ込んだら、俺以上の怪我する可能性ありますよ。大丈夫かな…」 ――新日本やAEW、NOAHでもマイバッハ戦や大仁田戦で反則裁定なしの試合をやってきた。『ノーDQナメんなよ』とも言っていたが、ノーDQの怖さとは? ▼KENTA「まぁ、一歩間違えれば俺みたいな怪我をすることもある。OZAWAは『KENTAを再起不能にして引退させる』みたいなこと言ってましたけど、それは自分も隣り合わせなワケで。甘く見てるとそういうことになるよ、と。もうボッコボコにしてやりたいですね。ありとあらゆる手段で。ぶん殴られたこともないようなモノでぶん殴って」 ――そして改めてGHCヘビーにはどんな思い入れがある? ▼KENTA「僕も一度巻かせてもらったことがあるベルト。団体を象徴するベルトなんで、NOAHを引っ張っていくんだって気持ちでやっていたんで。今回も自分が巻くことでNOAHをさらに高みに持っていければ…って気持ちはあります。ただ、見てる人のなかには『帰ってきたことは歓迎するよ。でもチャンピオンになるっていったら話は違うよ』っていう人がいるのも分かってる。だからつって『ああ、そうですか』って遠慮するワケにはいかないし、戻ってきたからにはトップを目指すのは当然のこと。そう思う人がいればOZAWAを応援すればいいし、そう思わなければ僕を応援してもらって。見ている人たち含めて“闘い"になれば、いいんじゃないのかな?って。好きな方を応援してくれれば」 ――かつてGHCヘビー級王者として通年防衛した2013年はNOAHがひじょうに厳しい時期だった。あれから12年が経って、WWEや新日本で酸いも甘いも経験して戻ってきた。今度王者になったらどんな王者になる? ▼KENTA「あの頃はとにかく『良い試合』をすることで世間にアピールしていく、って感じでしたけど、12年経って時代はだいぶ変わったんで。NOAHもABEMAで放送されるようになったし、SNSでの発信も定着して。だから、それ(良い試合をする)はもちろん変わらず、今の時代のツールもしっかり意識しながら世間にアピールしていく、いろんな側面から観る人を楽しませることが必要になってくると思いますね」 ――丸藤、杉浦、潮崎らとの“再会"というキーワードも残っているが、やはりベルトを持って果たしていきたい? ▼KENTA「そうですね。その再会?っていうのも大きなテーマになっていくとは思うんで、そこにベルトがあったらさらに意味合いを増すだろうし」 ――拳王、佐々木憂流迦とのチームも動き出したばかりだが? ▼KENTA「今いろんなユニットがあって、それぞれ良い個性があって良いチームがあると思いますけど、僕らのチームも拳王がいて、佐々木憂流迦がいて…個々でみても特に個性があると思うんで、そこが交わることで他のチームにはない色がこれから出していければいいなと思いますね」 ――そのためにもベルトはやはり必要? ▼KENTA「そうですね。僕が持ってればチームとしての注目度も上がるだろうし、さらに他のベルトも…って広がっていけば」 ――自身としても今年は25周年イヤー、その25周年の年にビッグマッチでGHCヘビーに挑戦する形となる ▼KENTA「25年後なんてデビューした当時は想像もできなかったですけど、25年やってこうやってタイトルに絡める…っていうのは凄く幸せなことだと思うし、僕の25周年記念日もちょうど5月(24日)なんで、自分で自分の25周年を祝いたいですね」
5・3両国大会でGHCヘビー級王者・OZAWAに挑戦することが決まったKENTA。
NOAH再入団から約2ヶ月で約12年ぶりの返り咲きに照準を合わせたものの、OZAWAからは「その前に終わらせてやる」と反則裁定なしのノーDQマッチを提案され、4・14後楽園大会でノーDQ戦「OZAWA&遠藤哲哉vsKENTA&拳王」も控えている。
年始から風景が一変して上昇気流に乗った今年のNOAH。その流れをけん引してきたのが“OZAWA旋風"と“KENTA帰還"だった。上半期総決算のビッグマッチで、その両輪が激突する形。目下前哨戦のみならず、コメントやSNSでも若き反逆王者との激しい応酬を繰り広げるKENTAに、GHCヘビーへの思い、ノーDQ戦の行方、そしてOZAWAを“潰す"意義を聞いた。
【KENTAインタビュー】
――NOAHに再入団して2ヶ月が経った
▼KENTA「すごく温かく迎え入れてくれる人たちも多くて、その声に応えたいと日々思えて、充実した日々を過ごせてると思います」
――そしていきなりGHCヘビーに挑戦表明、このタイミングで動いた理由とは?
▼KENTA「もちろんNOAHに戻ってきたからには、ここの最高のベルトを目指す。それは当たり前のことだし…“降りてきた"んですよ。『今だ』って聞こえたんです」
――神の声が…
▼KENTA「いや、聞こえてないですけど。再入団してからGHCの闘いを見てきて、自分自身『今だ』って思った部分もあったし、若手のOZAWAが出てきて、確かに良い選手なのかもしれないけど、(先輩勢が)うまいことやられてる場面を見ていて歯がゆさもあったんで。それじゃダメだろって思い、この辺で止めたいなって思いもあって」
――再入団の会見で『興味のある選手』を問われてOZAWAの名を上げていた
▼KENTA「そうですね。でも、やるならやるで、僕としては潰しにいきたいワケですよ。分かりますよ? 『若手が育っていかないと団体の未来はない』みたいな意見があるのも。でもあくまで僕は(観る側ではなく)“やってる側"なんで。やってる側が『若手を持ち上げます』みたいなスタンスでいるのが一番ダサいと思うんで。僕は当然潰しにいくし、自分がトップに立つ気持ちでやってるんで」
――KENTAさん自身としても、もう一度プレイヤーとしてガッチリNOAHの試合をしてトップに立ちたい、そんなことも帰ってきた理由のひとつだった?
▼KENTA「そうですね。“まだ自分はできる"ってことを見せたいっていうのもあるし、NOAHという団体をもっといろんな人に見てもらいたい部分もあるし。けど若手の踏み台になるために戻ってきたワケじゃない。結果そうなるかもしれないですよ? でも『若手の底上げをします』ってスタンスが見えてたらメチャクチャ冷めるんで。俺はそんな気はさらさら無いし、あくまでトップになるために戻ってきた。その後どうするかは若手のそいつら次第であって、俺はあくまでプレイヤーだから、トップを目指すために来た。それだけの話」
――OZAWA効果が今のNOAHの勢いの原動力になっている部分は否定できないが
▼KENTA「もちろんあると思いますよ。観ている人たちが内に秘めて思っていたことを表現する選手が出てきたって意味では。“思っていたもの"をOZAWAに託したいって気持ちは分かるし。でも『あそこでKENTAが勝ったから、新しい勢いが止まった』みたいになるかもしれませんけど、俺が勝った後どうするかは“若手側の問題"なんで。何度も言いますけど『若手を持ち上げます!』みたいなスタンスが大っ嫌いなんですよ。それが一番ダサい。当たり前に勝ちに行くし、若手の色なんて潰しにいくし。だけどそこでOZAWAの色が出て、こっちを凌駕して、向こうの色が俺を食い潰したら、そこで初めて(OZAWAも)“上がる"と思うんですよ。『上げてあげます』みたいな感じで上がったって、そんなの大して上がんない。こっちも潰しにいく、若手もその上を行こうとする。そのやり取りがあるからこそ、終わった時に何かが生まれると思うんで。俺は俺で勝ちに行くよ…って、それだけですね」
――OZAWAからは『そんなボロボロの体でベルトなんて』との言葉もあったが?
▼KENTA「僕、いくつか知ってます?」
――44歳…
▼KENTA「ですよね? コンディションが凄く良いワケないんですよ。それだけやってれば、みんな。彼がいくつか知らないですよ…あ、結構トシいってんのか。28、もう30手前なんですよね。それと比べたらコンディションは悪いかもしれないですけど、まだやれるんで」
――死に場所を探しにきたんだろ?とも言われた
▼KENTA「死にに来たわけじゃない。生きるためにきたんで。まぁこの話はXでポストしたんで、それを見てもらえれば」
――今ちょうどNOAHの道場にいるので聞きますが、OZAWAは“NOAH道場の闇"的なことも訴えたりしていた
▼KENTA「(ひそひそ声で)これはね…深いですよ、闇は。彼が言ってるようなもんじゃないですよ、実際は」
――え、詳しく教え…
▼KENTA「(ひそひそ声で)言えません………って、んなモンあるワケないじゃないですか! OZAWAが新弟子の時にどんな闇があったかは知らないですよ? 僕はいなかったんで。でも、デビューする前は厳しい練習をするのは当たり前だし、それはプロレスに限らず、どんな世界でも同じなんじゃないですか?」
――OZAWAの要求で決まったノーDQマッチも4・14後楽園で行われる
▼KENTA「OZAWAが言ってる、俺が怪我したノーDQマッチ。あれって2022年でしたよね? もう3年以上経ってるんで、そんなに覚えてない。『トラウマを呼び起こす』みたいな感じで言ってましたけど、覚えてないっすね。こっちはもう昨日の夕飯、何食ったかも思い出せないのに。そんな3年以上前のことなんて思い出せるわけないでしょ。同級生の名前とか全然思い出せないですもん。…ところで、ここどこっすか? どうやってここまで来たんだっけ? あなた、誰ですか?」
――……では必死に思い出していただいて、OZAWAは日々ラダーやアルミバケツを持ち込んでトラウマを刺激しようとしている
▼KENTA「まぁ、アイツがバケツ持ってきたのを見てちょっと思い出しましたけど、アイツが持ってきたバケツ見て『小っちゃ!』って思ったんですよね。俺の時のはもっとデカかった。アイツ(前哨戦の横浜大会で)自分から突っ込んで自爆してましたけど、あのコーナーの高さから、あのサイズのバケツに突っ込んだだけで額に傷ができていた。だとしたら、俺の時の(ギガラダーからの)高さ、プラス俺の時のサイズのバケツに突っ込んだら、俺以上の怪我する可能性ありますよ。大丈夫かな…」
――新日本やAEW、NOAHでもマイバッハ戦や大仁田戦で反則裁定なしの試合をやってきた。『ノーDQナメんなよ』とも言っていたが、ノーDQの怖さとは?
▼KENTA「まぁ、一歩間違えれば俺みたいな怪我をすることもある。OZAWAは『KENTAを再起不能にして引退させる』みたいなこと言ってましたけど、それは自分も隣り合わせなワケで。甘く見てるとそういうことになるよ、と。もうボッコボコにしてやりたいですね。ありとあらゆる手段で。ぶん殴られたこともないようなモノでぶん殴って」
――そして改めてGHCヘビーにはどんな思い入れがある?
▼KENTA「僕も一度巻かせてもらったことがあるベルト。団体を象徴するベルトなんで、NOAHを引っ張っていくんだって気持ちでやっていたんで。今回も自分が巻くことでNOAHをさらに高みに持っていければ…って気持ちはあります。ただ、見てる人のなかには『帰ってきたことは歓迎するよ。でもチャンピオンになるっていったら話は違うよ』っていう人がいるのも分かってる。だからつって『ああ、そうですか』って遠慮するワケにはいかないし、戻ってきたからにはトップを目指すのは当然のこと。そう思う人がいればOZAWAを応援すればいいし、そう思わなければ僕を応援してもらって。見ている人たち含めて“闘い"になれば、いいんじゃないのかな?って。好きな方を応援してくれれば」
――かつてGHCヘビー級王者として通年防衛した2013年はNOAHがひじょうに厳しい時期だった。あれから12年が経って、WWEや新日本で酸いも甘いも経験して戻ってきた。今度王者になったらどんな王者になる?
▼KENTA「あの頃はとにかく『良い試合』をすることで世間にアピールしていく、って感じでしたけど、12年経って時代はだいぶ変わったんで。NOAHもABEMAで放送されるようになったし、SNSでの発信も定着して。だから、それ(良い試合をする)はもちろん変わらず、今の時代のツールもしっかり意識しながら世間にアピールしていく、いろんな側面から観る人を楽しませることが必要になってくると思いますね」
――丸藤、杉浦、潮崎らとの“再会"というキーワードも残っているが、やはりベルトを持って果たしていきたい?
▼KENTA「そうですね。その再会?っていうのも大きなテーマになっていくとは思うんで、そこにベルトがあったらさらに意味合いを増すだろうし」
――拳王、佐々木憂流迦とのチームも動き出したばかりだが?
▼KENTA「今いろんなユニットがあって、それぞれ良い個性があって良いチームがあると思いますけど、僕らのチームも拳王がいて、佐々木憂流迦がいて…個々でみても特に個性があると思うんで、そこが交わることで他のチームにはない色がこれから出していければいいなと思いますね」
――そのためにもベルトはやはり必要?
▼KENTA「そうですね。僕が持ってればチームとしての注目度も上がるだろうし、さらに他のベルトも…って広がっていけば」
――自身としても今年は25周年イヤー、その25周年の年にビッグマッチでGHCヘビーに挑戦する形となる
▼KENTA「25年後なんてデビューした当時は想像もできなかったですけど、25年やってこうやってタイトルに絡める…っていうのは凄く幸せなことだと思うし、僕の25周年記念日もちょうど5月(24日)なんで、自分で自分の25周年を祝いたいですね」