【新日本】棚橋が米国ラストマッチでTAKESHITAに敗戦も「愛してまーす!」締め 2025/4/12
『Windy City Riot 2025』アメリカ・Wintrust Arena(2024年4月11日※現地時間) 棚橋弘至アメリカラストマッチ ファイナルロード〜縁(えにし) ○KONOSUKE TAKESHITAvs棚橋弘至× 棚橋がアメリカラストマッチでTAKESHITAと10年8ヵ月ぶりに再戦。熱戦の末に敗れ去ったものの、「愛してまーす!」で最後の米マット登場を締めた。 引退ロードが続く棚橋がこの日、シカゴの地でアメリカラストマッチを迎えた。相手はNEVER無差別級王者・TAKESHITA。棚橋が勝利したDDTの2014年8・17両国大会以来、10年8ヵ月ぶりの再戦が実現した。TAKESHITAは前回の試合後、「全団体横一列で見てもらったら困る」と発言した棚橋へのリベンジを宣言していた。 シカゴのファンから「GO ACE!」の大合唱が飛ぶ中、棚橋が登場すると、場内は大歓声に包まれた。棚橋とTAKESHITAはどちらからともなく歩み寄り、近距離で視殺戦。「サンキュー・エース!」の大合唱の中、開始のゴングが鳴らされた。 「タナハシ!」コールが後押しする中、棚橋はダイビングボディアタックで先手を取って歓声を起こしたが、TAKESHITAもフロントハイキック、フライングラリアットの連続攻撃で譲らない。DDTで突き刺し、コブラクラッチで絞め上げる。ブーイングも構わずパンチ連打や噛みつき攻撃とラフ殺法を展開。ジャンピングニー、串刺しジャンピングエルボーと攻勢を続けた。 棚橋も低空ドロップキック連射、ドラゴンスクリューと足攻めで反撃を開始。エプロンに出たTAKESHITAに再びドラゴンスクリューを決めた。サンセットフリップはTAKESHITAが食い止め、ひとでなしドライバーで逆襲。エクスプロイダーで投げ飛ばしたが、ブルーサンダーは棚橋がスリングブレイドで切り返す。「GO ACE!」の大合唱を受け、ハイフライフローを狙ってコーナーに上がったが、TAKESHITAが雪崩式ブレーンバスターで叩き落とした。 すかさずTAKESHITAがワガママを狙うと、棚橋は低空ドロップキックで迎撃。ツイスト&シャウトを連発し、垂直落下式ブレーンバスターで応戦するTAKESHITAをツイスト&シャウトで返り討ち。スリングブレイドを決め、ハイフライフローを放ったが、TAKESHITAも3カウント寸前に肩を上げた。 棚橋のドラゴンスープレックスを食い止めたTAKESHITAは強烈なエルボーをぶち込むと、ブルーサンダーで叩きつける。掟破りの逆ハイフライフローを放ったが、棚橋は1カウントで意地のキックアウト。「GO ACE!」の大合唱に応えるようにドラゴン張り手を見舞い、ダルマ式ジャーマン、ドラゴンとスープレックスを連発していく。再びスリングブレイドをさく裂させ、ハイフライアタックを発射。間髪入れずハイフライフローを繰り出したが、TAKESHITAが両ヒザで迎撃した。 それでも棚橋は死力を振り絞ってエルボー合戦で渡り合ったが、TAKESHITAがワンツー連打、ローリングエルボーで押し込む。棚橋も首固めで丸め込んでニアフォールに追い込んだものの、TAKESHITAはワガママを3連発。それでも起き上がってくる棚橋に4発目のワガママをぶち込むと、「まだ終わってない! 立て棚橋!」と絶叫。5発目となるワガママを決めたが、棚橋はギリギリで肩を上げる。大歓声が起こったが、TAKESHITAはエルボー、蒼魔刀とたたみかけると、レイジングファイヤーを爆発させて3カウントを奪った。 TAKESHITAが10年8ヵ月ぶりの再戦でリベンジを成就。棚橋はアメリカラストマッチを勝利で飾れず終わった。試合後、棚橋は大の字。TAKESHITAが右手を差し出すと、倒れたまま握手に応じた。 TAKESHITAがリングを降りると、シカゴのファンは「タナハシ!」コールの大合唱。呼応するように立ち上がった棚橋に「サンキュー・エース!」の大合唱が降り注いだ。マイクを手にした棚橋は「サンキュー」を連呼し、英語で「俺は新日本プロレスの社長。プロレスが永遠に続くことを望んでいます」と切り出す。「来年、引退しますが、新日本プロレスのことを心配しないでください」と呼びかけ、リングサイドに集まった本隊の選手たちを指さすと、「私は新日本プロレスを世界中に広めていきます!」と誓った。 シカゴのファンのコールに合わせてエアギターを披露した棚橋は日本語で「ありがとう」と繰り返し、再び英語で「アメリカのファンのことを思っています」とアピール。「じゃあ最後に! 会場の皆さーん、愛してまーす!」の叫びでシカゴ大会を締め、アメリカのファンに別れを告げた。
『Windy City Riot 2025』アメリカ・Wintrust Arena(2024年4月11日※現地時間)
棚橋弘至アメリカラストマッチ ファイナルロード〜縁(えにし) ○KONOSUKE TAKESHITAvs棚橋弘至×
棚橋がアメリカラストマッチでTAKESHITAと10年8ヵ月ぶりに再戦。熱戦の末に敗れ去ったものの、「愛してまーす!」で最後の米マット登場を締めた。
引退ロードが続く棚橋がこの日、シカゴの地でアメリカラストマッチを迎えた。相手はNEVER無差別級王者・TAKESHITA。棚橋が勝利したDDTの2014年8・17両国大会以来、10年8ヵ月ぶりの再戦が実現した。TAKESHITAは前回の試合後、「全団体横一列で見てもらったら困る」と発言した棚橋へのリベンジを宣言していた。
シカゴのファンから「GO ACE!」の大合唱が飛ぶ中、棚橋が登場すると、場内は大歓声に包まれた。棚橋とTAKESHITAはどちらからともなく歩み寄り、近距離で視殺戦。「サンキュー・エース!」の大合唱の中、開始のゴングが鳴らされた。
「タナハシ!」コールが後押しする中、棚橋はダイビングボディアタックで先手を取って歓声を起こしたが、TAKESHITAもフロントハイキック、フライングラリアットの連続攻撃で譲らない。DDTで突き刺し、コブラクラッチで絞め上げる。ブーイングも構わずパンチ連打や噛みつき攻撃とラフ殺法を展開。ジャンピングニー、串刺しジャンピングエルボーと攻勢を続けた。
棚橋も低空ドロップキック連射、ドラゴンスクリューと足攻めで反撃を開始。エプロンに出たTAKESHITAに再びドラゴンスクリューを決めた。サンセットフリップはTAKESHITAが食い止め、ひとでなしドライバーで逆襲。エクスプロイダーで投げ飛ばしたが、ブルーサンダーは棚橋がスリングブレイドで切り返す。「GO ACE!」の大合唱を受け、ハイフライフローを狙ってコーナーに上がったが、TAKESHITAが雪崩式ブレーンバスターで叩き落とした。
すかさずTAKESHITAがワガママを狙うと、棚橋は低空ドロップキックで迎撃。ツイスト&シャウトを連発し、垂直落下式ブレーンバスターで応戦するTAKESHITAをツイスト&シャウトで返り討ち。スリングブレイドを決め、ハイフライフローを放ったが、TAKESHITAも3カウント寸前に肩を上げた。
棚橋のドラゴンスープレックスを食い止めたTAKESHITAは強烈なエルボーをぶち込むと、ブルーサンダーで叩きつける。掟破りの逆ハイフライフローを放ったが、棚橋は1カウントで意地のキックアウト。「GO ACE!」の大合唱に応えるようにドラゴン張り手を見舞い、ダルマ式ジャーマン、ドラゴンとスープレックスを連発していく。再びスリングブレイドをさく裂させ、ハイフライアタックを発射。間髪入れずハイフライフローを繰り出したが、TAKESHITAが両ヒザで迎撃した。
それでも棚橋は死力を振り絞ってエルボー合戦で渡り合ったが、TAKESHITAがワンツー連打、ローリングエルボーで押し込む。棚橋も首固めで丸め込んでニアフォールに追い込んだものの、TAKESHITAはワガママを3連発。それでも起き上がってくる棚橋に4発目のワガママをぶち込むと、「まだ終わってない! 立て棚橋!」と絶叫。5発目となるワガママを決めたが、棚橋はギリギリで肩を上げる。大歓声が起こったが、TAKESHITAはエルボー、蒼魔刀とたたみかけると、レイジングファイヤーを爆発させて3カウントを奪った。
TAKESHITAが10年8ヵ月ぶりの再戦でリベンジを成就。棚橋はアメリカラストマッチを勝利で飾れず終わった。試合後、棚橋は大の字。TAKESHITAが右手を差し出すと、倒れたまま握手に応じた。
TAKESHITAがリングを降りると、シカゴのファンは「タナハシ!」コールの大合唱。呼応するように立ち上がった棚橋に「サンキュー・エース!」の大合唱が降り注いだ。マイクを手にした棚橋は「サンキュー」を連呼し、英語で「俺は新日本プロレスの社長。プロレスが永遠に続くことを望んでいます」と切り出す。「来年、引退しますが、新日本プロレスのことを心配しないでください」と呼びかけ、リングサイドに集まった本隊の選手たちを指さすと、「私は新日本プロレスを世界中に広めていきます!」と誓った。
シカゴのファンのコールに合わせてエアギターを披露した棚橋は日本語で「ありがとう」と繰り返し、再び英語で「アメリカのファンのことを思っています」とアピール。「じゃあ最後に! 会場の皆さーん、愛してまーす!」の叫びでシカゴ大会を締め、アメリカのファンに別れを告げた。