【拳王チャンネル興行】征矢トラウマ払拭ならず 快勝・鈴木「弱いお前が悪い」 2025/4/15
『拳王チャンネル3周年大感謝祭〜クソヤロー全員集合〜』後楽園ホール(2025年4月15日) ○鈴木みのる&松本浩代vs橋本千紘&征矢学× 鈴木がゴッチ式パイルドライバーで征矢を粉砕。鈴木をトラウマ扱いしていた征矢に「弱いお前が悪い」と通告した。 拳王は大会開催にあたり、鈴木が経営する原宿・パイルドライバーに突撃オファー。鈴木と松本の参戦が決まると、その対戦相手に征矢を指名した。金剛時代に拳王チャンネルに出演経験もあり、YouTubeチャンネルも開設した征矢は出場を快諾した。 征矢はデビュー約半年だった2007年11月に田中ケロプロデュース興行・長野大会で、故・西村修さんとの師弟タッグで鈴木&高山善廣組と対戦。ボコボコニされたトラウマがあるという。今回は橋本との強力コンビで鈴木と激突。拳王は「過去を乗り越えてほしい」と征矢に期待を込めていた。 征矢は情熱むき出しで松本の攻撃を正面から受け止めてみせる。パートナーの橋本は鈴木を強く意識。すると、呼応した鈴木がぶら下がり式腕十字固めで絡みつき、そこから場外乱闘になだれ込んだ。征矢と鈴木、橋本と松本がそれぞれ場外で火花。鈴木はナックルパンチを連発して征矢を殴り倒す。 ここから鈴木組が橋本を代わる代わるに攻め立てるが、橋本が猛攻を耐え抜くと、ようやく征矢と鈴木がリング上で対峙する。征矢はブルドッキングヘッドロックやブレーンバスターなどパワフルな攻撃を連発。鈴木がランニングローキックで押し返し、「来いよ!」と何度も頬を張ると、征矢は「情熱!」と叫んで呼応し、重たい逆水平をぶち込んだ。鈴木も逆水平を返して意地の張り合いになると、鈴木も負けじと「情熱!」と絶叫。逆水平連打からエルボーをねじ込むと、追尾合戦からフロントハイキックを叩き込むが、征矢も即座に立ち上がって弾道を振り抜き、痛み分けとなった。 征矢と鈴木に負けじと、橋本と松本も肉弾戦を展開。豪快なスープレックスでしのぎを削ると、ラリアットでも連続して正面衝突する。再び征矢と鈴木が相対すると、試合はさらにヒートアップ。征矢は橋本に「ダブルだ!」と呼びかけると、鈴木にダブルショルダータックルを叩き込む。さらに、征矢&橋本はロープに固定した鈴木に背後からバックエルボーを連続してぶち込み、ロープを揺らす情熱連係も披露。すかさず征矢はデスバレーボムで鈴木を突き刺した。 しかし、情熱DDTは鈴木が回避。背後に回り込んでスリーパーで絞め上げる。橋本のカットが間に合うと、征矢はダブルチョップを連打したものの、鈴木はスピーディな動きから再び背後に回り込み、スリーパーからゴッチ式パイルドライバーをズバリ。征矢を沈めた。 試合後、倒れる征矢を見下ろした状態で勝ち誇った鈴木は、余裕の表情を見せた。バックステージでは「勝手によ、俺のことトラウマとか呼んでんじゃねえよ。若手の時にやられた? 殴られた? ボコボコにされた? 何言ってんだよ。弱いお前が悪いんだよ」とバッサリ。「プロレスのリングの上は強さがすべてだ」と通告した。 一方、征矢は「ラウマ克服する前に、あいつに勝たなきゃいけない。鈴木に勝たなきゃいけねえんだ。勝たなきゃよ、俺の中のこのモヤモヤ、取れねえんだよ」と悔しさを爆発させたものの、橋本とともに雪辱を誓っていた。 【試合後の鈴木&松本】 ▼松本「ありがとうございました。鈴木さんとタッグを組んで、初です」 ▼鈴木「初?」 ▼松本「初です。東京で試合するの初めてなんですよ」 ▼鈴木「最初で最後?」 ▼松本「勝ったんで、あのタッグには負けてられないですよ。全団体やってやりましょうよ!」 ▼鈴木「いや、大丈夫」 ▼松本「そこをなんとか…でも今日はホントありがとうございました」 ▼鈴木「さあ、タッグもそうだけどよ。橋本のヤロー、ホントに里村の団体はどいつもこいつも血の気が多くて嫌んなっちゃうな。大好きだぜ。おい、男とか女とか関係ねえ。てめえらまとめてぶっ飛ばしてやるから覚悟しとけよ。それから征矢! 征矢学。勝手によ、俺のことトラウマとか呼んでんじゃねえよ。若手の時にやられた? 殴られた? ボコボコにされた? 何言ってんだよ。弱いお前が悪いんだよ。おい、プロレスのリングの上は強さがすべてだ。いいか、お前がどんだけ頑張ってこようとな、毎日毎日コツコツ積み上げていこうがな、俺はな、ずーっと遥か彼方、上にいるんだよ。てめえの短い足じゃ俺の片足にすら引っかからねえ。バカヤロー。サンキュー」 ▼松本「はい、またお願いします。ありがとうございます!」 ※小波がビールを持ってやってきて ▼小波「鈴木さん!」 ▼鈴木「何だ?」 ▼小波「お疲れ様でした! 乾杯!」 ▼鈴木「何、何、何? 乾杯」 ※強引に渡して乾杯すると ▼小波「飲みましたね、今。この乾杯を交わしたということは師弟関係の契りを交わしたということです」 ▼鈴木「いや、いや、いや」 ▼小波「乾杯」 ▼鈴木「何でいつの間に師弟なんだよ?」 ▼小波「今日もカッコよかった。私はウナギ・サヤカの興行で鈴木さんと試合してから、ずっと忘れられなかったんですよ」 ▼鈴木「何を? 忘れられない男になっちゃったか?」 ▼小波「そうです。だから、ずっとずっとタイミングをうかがっていました。今その時が来ました。5月23日、木村花のメモリアルマッチで鈴木さんとタッグ組みたいです」 ▼鈴木「え?」 ▼小波「ダメですか?」 ▼鈴木「ダメ…じゃないけど、なんでそんなに俺と組みてえんだ?」 ▼小波「鈴木さんのことが忘れられないからです」 ▼鈴木「忘れられない男なのか?」 ▼小波「はい」 ▼鈴木「ただよ、俺いつも言ってんだよ。条件があるんだよ。どこのリングだろうとよ、強いヤツとしかやりたくねえんだよ。その覚悟お前にあるのか?」 ▼小波「はい」 ▼鈴木「ヘラヘラ笑いながら鼻血たらすようなヤツと俺は試合がしてえんだよ。そいつに向かっていけるのか? いけるならやってやる」 ▼小波「はい。いけます!」 ▼鈴木「いけるのか?」 ▼小波「やります!」 ※小波がビールを一気に飲み干す ▼鈴木「よし、いけ! こぼしすぎじゃないのか? 俺はいかないよ。俺は車だからいかない。飲酒運転はよくない」 ▼小波「いきます!」 ※鈴木から渡されたビールもこぼしながら飲み干す ▼鈴木「お前、俺のタオルを何だと思ってんだよ? でも、こういうバカみたいなヤツ、俺、好きなんだよ。よし、やろう!」 ▼小波「やります!」 【試合後の征矢&橋本】 ▼征矢「チクショー! トラウマ克服する前に、あいつに勝たなきゃいけない。鈴木に勝たなきゃいけねえんだ。勝たなきゃよ、俺の中のこのモヤモヤ、取れねえんだよ。チクショー! 橋本すまない。せっかく来てくれたのに、こういう形で」 ▼橋本「征矢さんの情熱、絶対後楽園のお客さんに伝わりました。だから次だ! 次は絶対倒しましょう!」 ▼征矢「やろうぜ。情熱、ぎゅんだ。情熱ぎゅんでやろうぜ! 橋本!」 ▼橋本「情熱!!」 ▼征矢&橋本「ぎゅん!!」 ▼征矢「あああ! 頭いてえからやらすんじゃねえよ!」
『拳王チャンネル3周年大感謝祭〜クソヤロー全員集合〜』後楽園ホール(2025年4月15日)
○鈴木みのる&松本浩代vs橋本千紘&征矢学×
鈴木がゴッチ式パイルドライバーで征矢を粉砕。鈴木をトラウマ扱いしていた征矢に「弱いお前が悪い」と通告した。
拳王は大会開催にあたり、鈴木が経営する原宿・パイルドライバーに突撃オファー。鈴木と松本の参戦が決まると、その対戦相手に征矢を指名した。金剛時代に拳王チャンネルに出演経験もあり、YouTubeチャンネルも開設した征矢は出場を快諾した。
征矢はデビュー約半年だった2007年11月に田中ケロプロデュース興行・長野大会で、故・西村修さんとの師弟タッグで鈴木&高山善廣組と対戦。ボコボコニされたトラウマがあるという。今回は橋本との強力コンビで鈴木と激突。拳王は「過去を乗り越えてほしい」と征矢に期待を込めていた。
征矢は情熱むき出しで松本の攻撃を正面から受け止めてみせる。パートナーの橋本は鈴木を強く意識。すると、呼応した鈴木がぶら下がり式腕十字固めで絡みつき、そこから場外乱闘になだれ込んだ。征矢と鈴木、橋本と松本がそれぞれ場外で火花。鈴木はナックルパンチを連発して征矢を殴り倒す。
ここから鈴木組が橋本を代わる代わるに攻め立てるが、橋本が猛攻を耐え抜くと、ようやく征矢と鈴木がリング上で対峙する。征矢はブルドッキングヘッドロックやブレーンバスターなどパワフルな攻撃を連発。鈴木がランニングローキックで押し返し、「来いよ!」と何度も頬を張ると、征矢は「情熱!」と叫んで呼応し、重たい逆水平をぶち込んだ。鈴木も逆水平を返して意地の張り合いになると、鈴木も負けじと「情熱!」と絶叫。逆水平連打からエルボーをねじ込むと、追尾合戦からフロントハイキックを叩き込むが、征矢も即座に立ち上がって弾道を振り抜き、痛み分けとなった。
征矢と鈴木に負けじと、橋本と松本も肉弾戦を展開。豪快なスープレックスでしのぎを削ると、ラリアットでも連続して正面衝突する。再び征矢と鈴木が相対すると、試合はさらにヒートアップ。征矢は橋本に「ダブルだ!」と呼びかけると、鈴木にダブルショルダータックルを叩き込む。さらに、征矢&橋本はロープに固定した鈴木に背後からバックエルボーを連続してぶち込み、ロープを揺らす情熱連係も披露。すかさず征矢はデスバレーボムで鈴木を突き刺した。
しかし、情熱DDTは鈴木が回避。背後に回り込んでスリーパーで絞め上げる。橋本のカットが間に合うと、征矢はダブルチョップを連打したものの、鈴木はスピーディな動きから再び背後に回り込み、スリーパーからゴッチ式パイルドライバーをズバリ。征矢を沈めた。
試合後、倒れる征矢を見下ろした状態で勝ち誇った鈴木は、余裕の表情を見せた。バックステージでは「勝手によ、俺のことトラウマとか呼んでんじゃねえよ。若手の時にやられた? 殴られた? ボコボコにされた? 何言ってんだよ。弱いお前が悪いんだよ」とバッサリ。「プロレスのリングの上は強さがすべてだ」と通告した。
一方、征矢は「ラウマ克服する前に、あいつに勝たなきゃいけない。鈴木に勝たなきゃいけねえんだ。勝たなきゃよ、俺の中のこのモヤモヤ、取れねえんだよ」と悔しさを爆発させたものの、橋本とともに雪辱を誓っていた。
【試合後の鈴木&松本】
▼松本「ありがとうございました。鈴木さんとタッグを組んで、初です」
▼鈴木「初?」
▼松本「初です。東京で試合するの初めてなんですよ」
▼鈴木「最初で最後?」
▼松本「勝ったんで、あのタッグには負けてられないですよ。全団体やってやりましょうよ!」
▼鈴木「いや、大丈夫」
▼松本「そこをなんとか…でも今日はホントありがとうございました」
▼鈴木「さあ、タッグもそうだけどよ。橋本のヤロー、ホントに里村の団体はどいつもこいつも血の気が多くて嫌んなっちゃうな。大好きだぜ。おい、男とか女とか関係ねえ。てめえらまとめてぶっ飛ばしてやるから覚悟しとけよ。それから征矢! 征矢学。勝手によ、俺のことトラウマとか呼んでんじゃねえよ。若手の時にやられた? 殴られた? ボコボコにされた? 何言ってんだよ。弱いお前が悪いんだよ。おい、プロレスのリングの上は強さがすべてだ。いいか、お前がどんだけ頑張ってこようとな、毎日毎日コツコツ積み上げていこうがな、俺はな、ずーっと遥か彼方、上にいるんだよ。てめえの短い足じゃ俺の片足にすら引っかからねえ。バカヤロー。サンキュー」
▼松本「はい、またお願いします。ありがとうございます!」
※小波がビールを持ってやってきて
▼小波「鈴木さん!」
▼鈴木「何だ?」
▼小波「お疲れ様でした! 乾杯!」
▼鈴木「何、何、何? 乾杯」
※強引に渡して乾杯すると
▼小波「飲みましたね、今。この乾杯を交わしたということは師弟関係の契りを交わしたということです」
▼鈴木「いや、いや、いや」
▼小波「乾杯」
▼鈴木「何でいつの間に師弟なんだよ?」
▼小波「今日もカッコよかった。私はウナギ・サヤカの興行で鈴木さんと試合してから、ずっと忘れられなかったんですよ」
▼鈴木「何を? 忘れられない男になっちゃったか?」
▼小波「そうです。だから、ずっとずっとタイミングをうかがっていました。今その時が来ました。5月23日、木村花のメモリアルマッチで鈴木さんとタッグ組みたいです」
▼鈴木「え?」
▼小波「ダメですか?」
▼鈴木「ダメ…じゃないけど、なんでそんなに俺と組みてえんだ?」
▼小波「鈴木さんのことが忘れられないからです」
▼鈴木「忘れられない男なのか?」
▼小波「はい」
▼鈴木「ただよ、俺いつも言ってんだよ。条件があるんだよ。どこのリングだろうとよ、強いヤツとしかやりたくねえんだよ。その覚悟お前にあるのか?」
▼小波「はい」
▼鈴木「ヘラヘラ笑いながら鼻血たらすようなヤツと俺は試合がしてえんだよ。そいつに向かっていけるのか? いけるならやってやる」
▼小波「はい。いけます!」
▼鈴木「いけるのか?」
▼小波「やります!」
※小波がビールを一気に飲み干す
▼鈴木「よし、いけ! こぼしすぎじゃないのか? 俺はいかないよ。俺は車だからいかない。飲酒運転はよくない」
▼小波「いきます!」
※鈴木から渡されたビールもこぼしながら飲み干す
▼鈴木「お前、俺のタオルを何だと思ってんだよ? でも、こういうバカみたいなヤツ、俺、好きなんだよ。よし、やろう!」
▼小波「やります!」
【試合後の征矢&橋本】
▼征矢「チクショー! トラウマ克服する前に、あいつに勝たなきゃいけない。鈴木に勝たなきゃいけねえんだ。勝たなきゃよ、俺の中のこのモヤモヤ、取れねえんだよ。チクショー! 橋本すまない。せっかく来てくれたのに、こういう形で」
▼橋本「征矢さんの情熱、絶対後楽園のお客さんに伝わりました。だから次だ! 次は絶対倒しましょう!」
▼征矢「やろうぜ。情熱、ぎゅんだ。情熱ぎゅんでやろうぜ! 橋本!」
▼橋本「情熱!!」
▼征矢&橋本「ぎゅん!!」
▼征矢「あああ! 頭いてえからやらすんじゃねえよ!」