【NOAH】水かけ被害のKENTAがまさかのウーロン茶攻撃! 「出禁にしたから、ファンの人は安心して会場に来て」 2025/5/31

『SUNNY VOYAGE 2025』新宿FACE(2025年5月31日)
○谷口周平&KENTAvsマサ北宮&ブラックめんそーれ×

 観客から水をかけられる被害に遭ったKENTAが、逆手に取っての“ウーロン茶攻撃"を敢行…。当該観客の出禁措置を自ら公表し「ファンの人たちは安心して会場に来て」と呼びかけた。

 入場中に水を吹きかけられ、デビュー25周年記念日が「台無し」(KENTA)に。同時にネット上を中心に様々な議論を呼び、かなりな騒動へと発展した。

 すでにNOAHでは改めて危機管理体制が引き締められ、当該観客を出入り禁止措置とするなどの対策がとられているが、この日の新宿大会ではなんと被害者のKENTA本人がウーロン茶入りのペットボトル持参で登場。確かに「水かけちゃダメだよ、って注意したら『ウーロン茶ですっ』って返された。そういう問題じゃないだろ!」とコメントでツッコんだことも話題になっていた…。

 周囲がもろもろを気遣う状況のなか、あえて自ら火中の栗を拾いに行った形となったKENTAは、練習生にガチガチに周囲をガードさせながら登場。ウーロン茶を手にしていたことが分かると、場内がどっと沸く。そして口に含んだKENTAは、そのまま喉を潤して「ウーロン茶は飲むものです」を暗にアピールした。

 ところが試合では相手方のめんそーれにウーロン茶を噴射。すかさず谷口が丸め込んで3カウントを奪い、「水かけられた!」とアピールするめんそーれに「ウーロン茶ですっ!」とやって場内も笑顔、笑顔に染まった。

 シリアスな騒動を観客の笑顔に換えてみせたKENTAは、やはり練習生に徹底ガードされながら退場。バックステージでも「お茶は飲むものだから。人に吹きかけるものじゃないから。今日俺がかけたかもしれないけど…」と強調したうえで、「ほとんどのファンがルールを守ってる。あんなヤツ一人のために『プロレスファンは…』とか『NOAHファンは…』とか言われるのは不本意。だからアイツ、NOAHとして出禁にしたから。ファンの人は安心して会場に来てほしい」と発表しながら呼びかけた。

【KENTAの話】「(ウーロン茶のペットボトルを飲みつつ、両手の指を動かすと)いや、誰がわかるんだ、今どきピロピロ飲み! えっ、ビックリした? お茶は飲むもんだから。人に吹きかけるもんじゃないよ。ホントに教えてやったよ、これ。わかんねえヤツがいるから、世の中には。お茶は飲むもん。水だとしても飲むもん。なにあれ? 人にかけて。かけたかもしれないけど、俺も今日。ビックリしたよ、ホントに。覚えてる? まだ。あの日何があったか覚えてるでしょ。俺も忘れたいけど、忘れられないよ、もう。何あれ? ビックリした、ホントに。もうなんかちょっとニュースみたいになってさ。たまに連絡してくるヤツとかからもなんか連絡来てさ。あんなんで連絡来てもさ、困っちゃう。俺がなんかプロレスでいいことした時、全然連絡来ないのに、あんなので来ちゃうから。ビックリした、ホントに。でね、NOAHのファン…まあ、プロレスファンも全部そうだけど、ルールを守って、その中で楽しんでいるファンがもうほとんだと思う。ああいうヤツひとりのために、『プロレスファンは』とか、『NOAHファンは』とか言われちゃうのは俺もすごい不本意だし、そんなことないってことは、誰が見ているかわかんないけど、この場を通して言いたい。みんなほとんどのプロレスファンはルールを守って、それぞれが楽しんでくれているっていうのは、まず声を大にして言いたい。で、だからあいつ、あいつね。水を掛けたあいつ。もう出禁にしたから。プロレスリング・ノアとしてあいつ出禁にしたから。もう安心してプロレスリング・ノアのファンの人は会場に来てほしいし、あいつがいなくなったからって、『私がやらなきゃ』みたいな感じで、俺にお茶かけてくるんじゃねえぞ! とんでもねえ発想すんなよ。そういうヤツいたら困るから。やんなくていいんだよ、そんなこと。そういうヤツも減ったから、みんなで楽しく盛り上がればいい。今日の新宿のファンも素晴らしかった。そういうファンがほとんどなんだから。楽しんでこれからも、プロレスリング・ノアを。リング上はリング上で俺たちも全力で楽しませるためにエンターテインしていくから。見ている人たちも思いっきり声を出して、手を叩いて、お茶をかけて…いや、ダメなんだよ、お茶をかけたら。お茶は飲んでよ。お茶を買ったら飲んで。で、楽しんで。わかった。そういうこと。で結局ね、俺が何を言いたいかっていうと…(笑顔で)お茶は飲むもんってこと」


【試合後の谷口、めんそーれ】

▼谷口「ありがとうございました。もうブラめん何回やったらいいんですかね。何回やったらいいんですか」

※めんそーれが現れると

▼めんそーれ「シャーッ!」

▼谷口「なんだよ?」

▼めんそーれ「明日が、明日が最初の戦いだ。6月1回目」

▼谷口「明日が最初?」

▼めんそーれ「6月一発目。まだまだ俺は諦めないぞ」

▼谷口「何をだよ?」

▼めんそーれ「ていうか、水かけてんじゃねえよ、お前」

▼谷口「かけてねえよ。俺、何にもかけてねえだろ」

▼めんそーれ「明日だぞ、明日」