山村が5・25神戸大会で王者の一人であるTAKUMAに勝利し、TOKYO BAD BOYSの持つG-INFINITY王座に挑戦を表明。G-RIZEの新メンバーとなったばかりの鬼塚をパートナーに指名し、この日の同級生タッグによる挑戦を迎えた。対するTOKYO BAD BOYSはこの一戦を最後にしばしGLEATのリングから離れ、メキシコへと舞い戻る。同級生タッグは奪還を誓って臨んだ。
TOKYO BAD BOYSが陥落。山村&鬼塚がG-INFINITY王座奪還を果たした。二人は抱き合って喜びを共有。敗れたSBK&TAKUMAも潔く負けを認め、二人を称えた。バックステージでも二人は「俺はプロレスラーになって10年目の30歳の年。いろんなことを乗り越えて、鬼塚一聖とこのGLEATのタッグチャンピオン、メチャクチャうれしい」(山村)、「二人で獲ったこのベルト、俺も最高にうれしい。俺はこれをするために、今日これのためにプロレスラーになったようなもんや」(鬼塚)と喜びを爆発させた。
『GLEAT Ver.17』後楽園ホール(2025年6月1日)
G-INFINITY選手権試合 ○鬼塚一聖&山村武寛vsTAKUMA&SBK×
山村&鬼塚がSBK&TAKUMAを破ってG-INFINITY王座を戴冠。2冠王となった鬼塚は6・14大阪大会でのダブル防衛戦をぶち上げた。
山村が5・25神戸大会で王者の一人であるTAKUMAに勝利し、TOKYO BAD BOYSの持つG-INFINITY王座に挑戦を表明。G-RIZEの新メンバーとなったばかりの鬼塚をパートナーに指名し、この日の同級生タッグによる挑戦を迎えた。対するTOKYO BAD BOYSはこの一戦を最後にしばしGLEATのリングから離れ、メキシコへと舞い戻る。同級生タッグは奪還を誓って臨んだ。
山村がトペコンヒーロ、鬼塚がノータッチプランチャを立て続けに放って先制。山村がTAKUMAにジャンピングボディプレスを投下していく。王者組もTAKUMAがエプロンでのセントーン、SBKがスワンダイブ式ボディプレスの連続攻撃で応戦。鬼塚がチョップを連発してもソバットで返り討ちにしたが、鬼塚もブレーンバスターで一矢報いた。
山村もトペコンヒーロを連発して続く。スワンダイブ式ミサイルキックでTAKUMAを吹き飛ばし、変型ネックロックで絞め上げる。SBKがカットに飛び込んでも山村のジャンピングハイキックと鬼塚のスピアーを同時に発射。TAKUMAには山村がその場飛びフットスタンプ、鬼塚がダイビングエルボードロップを連続投下し、SBKにダブル低空ドロップキックを見舞った。
さらに鬼塚がチョップでTAKUMAをねじ伏せたが、TAKUMAも張り手をぶち込んで譲らない。SBKは山村にチョップを連発し、セカンドロープに乗せてダイビングギロチンドロップを投下していく。TAKUMAが鬼塚を場外に分断すると、SBKはSBシューターで山村を捕らえた。
山村がロープに逃れてもSBKはパワーボムの構えに入ったが、山村は鬼塚にタッチ。ウラカンラナで切り返す。TAKUMAがスイングDDTで鬼塚を突き刺しても、山村はスピンキックで返り討ち。SBKがジャーマンで投げ、雪崩式フェースバスターで鬼塚を叩き落とす。ならばと山村が雪崩式ブレーンバスターの構えに入っても、TAKUMAがしがみついて阻止。鬼塚がパワーボムを敢行すると同時に山村の雪崩式ブレーンバスターも決まった。
ならばと王者組は連続串刺し攻撃で反撃。TAKUMAがホイップした鬼塚をSBKがキャッチしてパワーボムで叩きつける。山村をサンドイッチジャンピングハイキックで場外に蹴散らすと、TAKUMAが三角飛びケブラーダを発射。SBKがみちのくドライバーで鬼塚を追い込む。スパインボムで叩きつけると、TAKUMAがファイアーバード式ダイビングセントーンを投下した。
鬼塚も3カウントを許さない。ならばとSBKがスパインバスターで叩きつけ、SBシューターの構えに入ったが、鬼塚が首固めで切り返す。丸め込み合戦に発展すると、山村の援護射撃を受けた鬼塚がニアフォールに追い込み、スピアーでねじ伏せる。山村も顔面蹴り、クラッチ式変型ドライバーで援護射撃。鬼塚がシューティングスタープレスを発射して3カウントを奪った。
TOKYO BAD BOYSが陥落。山村&鬼塚がG-INFINITY王座奪還を果たした。二人は抱き合って喜びを共有。敗れたSBK&TAKUMAも潔く負けを認め、二人を称えた。バックステージでも二人は「俺はプロレスラーになって10年目の30歳の年。いろんなことを乗り越えて、鬼塚一聖とこのGLEATのタッグチャンピオン、メチャクチャうれしい」(山村)、「二人で獲ったこのベルト、俺も最高にうれしい。俺はこれをするために、今日これのためにプロレスラーになったようなもんや」(鬼塚)と喜びを爆発させた。
G-RUSH王者・鬼塚は2冠王となった。試合後、バックステージで河上がロック岩崎とのG-INFINITY挑戦を表明すると、鬼塚は田中稔をG-RUSHの挑戦者に指名。「今まで誰もやったことないダブルの防衛戦、一日で両方やったろうやないか!」と地元凱旋となる6・14大阪大会でのタイトルマッチダブルヘッダーをぶち上げた。
【試合後の山村&鬼塚】
▼山村「やったあ!」
▼鬼塚「よっしゃあ!」
▼山村「獲ったぞ。俺はプロレスラーになって10年目の30歳の年。いろんなことを乗り越えて、鬼塚一聖とこのGLEATのタッグチャンピオン、メチャクチャうれしい。ありがとう」
▼鬼塚「山村、二人で獲ったこのベルト、俺も最高にうれしい。俺はこれをするために、今日これのためにプロレスラーになったようなもんや。一つ成し遂げたぞ。ただ、GLEATの中でまだまだ二人でやっていく。スタートや、スタート。俺一人のことを言わせてもらうと、俺は2025年、GLEATのG組理事長になって、G-RUSH獲って、今日山村とG-INFINITYや。こんなこと、俺の今までのプロレス人生、いや、生まれてきてから輝かれへんかったぞ。だからこれから2冠チャンピオンとしてGLEATの先頭を突っ走っていく。今日これを取ったばっかりやけど、G-RUSHのベルト狙ってるやつもおるんや。今日休んどる田中稔、やりたいっていうんやったら、俺はG-RUSH、お前のこと待ってるぞ。いつでもどこでも俺はOKや」
※河上が現れる
▼河上「G-INFINITYはお前らみたいなサーカス団のベルトになっちまったんだ? メキシコの小僧どもとかお前たちみたいなガリガリのプロレスラーもどきが、空中戦サーカスごっこか。それがG-INFINITYなのか? 俺が反GLEの代表としてお前らの体にしっかり痛みの伝わるプロレスを叩き込んでやるからよ。ちょうどいいとこあるよな? 次の6月の大阪エディオンで俺たち反GLE MONSTERSに挑戦させるよな!?」
▼鬼塚「いや、これはタッグのベルトやぞ。お前ひとりでやるっちゅうんか?」
▼河上「俺とロックでやるよ。どうだ?」
▼鬼塚「出てくるんやな? OK、やったろうやんけ」
▼河上「地獄に堕ちるぞ!」
※河上は去る
▼鬼塚「GLEATにはあんなヤツもおるんや。反GLEか知らんけど、GLEATのリングでこのベルト狙ってくるんやったら、俺らの地元・大阪でやりたいって? やったろうやないか。それやったらな、田中稔、このG-RUSHのベルト、お前も大阪でやってやる。俺がG-RUSHやって、その日にG-INFINITY防衛戦やったろうやないか。今まで誰もやったことないダブルの防衛戦、一日で両方やって。誰もやったことないこの2冠成し遂げたんや、誰もやったことのないダブル防衛戦やったろうやないか!」