【新日本】タイチ雪辱ならず…SANADAが遺恨対決制して無法2勝目 2025/7/27

『G1 CLIMAX 35』愛知・ポートメッセなごや 第1展示館(2025年7月27日)
Aブロック公式戦 ○SANADAvsタイチ×

 SANADAが雪辱を狙うタイチを暴走ファイトで返り討ちにして激勝。遺恨対決を制して、今G1で2勝目を手にした。

 昨年11月にSANADAがJust 5 Guysから造反。それから激しい抗争を繰り広げてきた2人がG1の大舞台でも対戦した。両者は2・11大阪大会で一騎打ち。SANADAが急所蹴りからのデッドフォールで勝利しており、タイチにとっては雪辱戦だった。

 今宵もど派手なガウン姿で入場したSANADAに対し、あとから姿を現したタイチはすぐさま襲いかかって荒れた幕開けに。SANADAはタイチを場外におびき寄せると、観客席のイスに投げつけ、ペットボトルで殴りつけた。場外からエプロンめがけてバックドロップを繰り出すと、その後もSANADAペースが続く。タイチは串刺しジャンピングハイキックやバズソーキックで立て直しを図ったものの、タイチのもうひとりの怨敵・金丸義信がセコンドとして介入した。

 しかし、場外乱闘になると、タイチが袈裟斬りチョップを連発して反撃。実況席のミラノコレクションA.T.さんを呼び込み、SANADAと金丸を同士討ちさせる。リングに戻っても、アックスボンバーやジャンピングハイキックを駆使して攻め立て、天翔十字鳳に。

 これを回避したSANADAはドラゴンスリーパーに捕らえると、ラウンディングボディプレスへ。避けられても不時着。先読み合戦からタイガードライバーを繰り出したものの、タイチもバックドロップで試合を五分に戻す。ブラックメフィストは防がれて、急所蹴りを狙われたものの、逆に股間を蹴り上げて、タイチ式外道クラッチで丸め込んだ。

 勝負あったかと思われたが、金丸が浅見レフェリーの足を引っ張ってカウントを妨害。レフェリー不在の無法地帯になると、SANADAはローブロー、シャイニングウィザードと猛攻に転じる。続くギター攻撃はタイチのセコンドに付いた安田優虎がドロップキックで阻止。タイチはギターを奪い取って殴りかかろうとすると、やめてくれと懇願したSANADAだったが、背後から金丸が忍び寄り、ウイスキー顔面噴射と角瓶殴打で介入。SANADAはギターをタイチの脳天に振り下ろし、一気に3カウントを奪い去った。

 金丸を乱入させて、ギター攻撃やローブローまで使ったSANADAが無法ファイトで2勝目を獲得。タイチは2月に続き、またしてもSANADAに敗北した。勝利したSANADAも、叩き潰されてセコンドの肩を借りてリングを去っていったタイチもノーコメント。今後に禍根を残す結果となった。

 次戦は8・1高松大会。SANADAはカラム・ニューマンと、タイチは単独首位に立つ辻陽太とそれぞれ対戦する。