プロレス/格闘技DX

『すみれSeptember Love 2025』札幌サンプラザ (2025年9月14日)
札幌名物試練のシングル二番勝負again・第一戦〜札幌マラソン式デスマッチ 彰人vs平田一喜

　「いつでもどこでも挑戦権」(緑)保持者・彰人が、KO-D無差別級王者・平田への行使を図ったものの泣く泣く断念。9・15札幌での行使を宣言した。

　9・12新宿大会で「いつどこ」を獲得した彰人はKO-D王者・平田との「札幌名物試練のシングル二番勝負again〜札幌マラソン式デスマッチ」が組まれた札幌2連戦での行使を口にしていた。2日間を通して勝敗を争うもの。試合形式は制限時間10分のうちに通常の3カウントフォール、ギブアップを奪った選手に都度1点が加算。相手をリングアウト(20カウント)に追い込んだ場合も1点が加算。反則行為を行った場合は2点の減点。札幌2大会での2試合の合計点で上回った選手が勝者となるルール。これだけでは平田が不利という彰人の判断により、メガネを装着し『TOKYO GO!』を流すことができれば1点、ダンスを踊り切ることができれば、さらに5点が加算されることになった。

　「いつどこ」発動をする気満々の彰人はさっそく行使しようとするも、平田は「使うなら明日のほうがいい」と説得。結局、「いつどこ」が行使されないまま試合が行われ、まずは彰人がわずか13秒、アンクルホールドでギブアップを奪って加点。平田も1分28秒、スクールボーイで丸め込んで取り返したが、その後、彰人が次々に加点。タイムアップギリギリで彰人が『TOKYO GO!』を踊り切って、最終的には彰人が7点、平田は0点で終了。この得点状況で2日目の対戦ががスタートすることになった。

　試合後、彰人は再度「いつどこ」を行使しようとするも、なぜか予定になかった平田の撮影会が急きょ開催されることに。ここからまたタイトルマッチが行われることになれば、大会の進行が押してしまう。ましてや売店席に者の彰人が王者になれば、グッズ売店スタッフが足らなくなってしまうため、泣く泣く行使を断念せざるを得なくなった。

　行使持ち越しとなった彰人は「今日使おうと思ってたのに。だけど、グッズ売店は大事で。僕が行かなきゃ、一人しかいないよ。回んないよ。これだけお客さんいて。明日、必ず使うから迷ってる人は来てください!」と翌9・15札幌大会での行使を宣言した。またまた「いつどこ」行使を阻んだ平田は「無事、札幌の地で7度目(自称)の防衛に成功しました。彰人さん、明日いつどこ使う気満々なので、しっかり策を考えて、しっかり回避して、8度目(自称)の防衛して、9・28後楽園にたどり着きます」と宣言。彰人の行使を阻んでのヨシヒコ迎撃を見据えた。