プロレス/格闘技DX

　AEWコリジョンが現地時間12日、放送され、飯伏幸太がジョシュ・アレクサンダーと対戦したものの右足負傷の末、リングアウト負け。欠場の可能性が浮上した。

　この日、飯伏は盟友ケニー・オメガの怨敵であるドン・キャリス・ファミリーの一員、アレクサンダーとの一騎打ちに登場した。ミドルキック、プランチャを放ち、場外戦でもミドルキックを連打。アレクサンダーに両足を集中砲火されて劣勢となっても、高速ジャーマン、レッグラリアット、その場飛びムーンサルトの波状攻撃で巻き返した。

　終盤、ハイキック、ハーフネルソンスープレックス、ランニングニーの猛攻で勝利目前に迫った飯伏だったが、思いがけない事態が発生した。アレクサンダーが雪崩式攻撃を狙ってコーナー上で飯伏をファイアーマンズキャリーで担ぎ上げると、後方にバランスを崩した。飯伏はうつ伏せ状態で場外に落下。右ヒザを床に痛打してしまった。

　すぐさまメディカルチームが駆けつけて状況を確認したものの、飯伏は立ち上がれず。場外カウント10が数えられ、リングアウト負けに終わった。DCFの一員であるマーク・デイビスがやってきて飯伏を暴行すると、ケニーが駆けつけてラリアットで撃退。アレクサンダーにVトリガーを叩き込み、デイビスに鉄製ゴミ箱を投げつけた。盟友に救出された飯伏だが、その間もリング下で倒れたままだった。

　詳しい状況は定かでないものの、トニー・カーン社長がこの日、自身のXアカウントに「今夜の#AEWCollisionで負った足の怪我から回復することを願っています!」と投稿。飯伏の負傷が明らかとなり、欠場が懸念される状況となった。