プロレス/格闘技DX

『スターライト・キッド デビュー10周年記念大会 キッちゃんファミリー危機一髪!?』新宿FACE(2025年10月20日)
○岩田美香＆橋本千紘vs小波&琉悪夏vs安納サオリ&なつぽい×

　キッドの同期が集まった3WAYタッグバトルは岩田がなつぽいを撃破。安納は岩田&橋本との再戦を見据えた。

　セミファイナルに組まれたのはなつぽい&安納、センダイガールズの橋本&岩田、"H.A.T.E."小波&琉悪夏が激突する「デビュー10周年&スターダム7期生3WAYタッグバトル」。なつぽい&安納、橋本&岩田、小波はキッドと同じく今年10周年を迎え、琉悪夏はスターダム7期生でキッドと同期にあたる。

　琉悪夏と橋本がラリアット合戦で正面衝突を繰り返し、橋本が競り勝って沸かせる。パワーボムは琉悪夏がリバース。ラリアットでやり返した。そこへ安納がミサイルキックを放って二人をねじ伏せ、ワンダー王座を争ったこともある岩田とエルボー合戦で火花。蹴りの読み合いを岩田がヒザ蹴りで制すれば、安納は延髄斬りでやり返す。岩田も飛びヒザ蹴りで応戦した。

　小波が飛び込むと、安納と岩田が二人同時にミドルキックを見舞って連係が成立。小波がハイキックで安納を蹴散らすと、岩田とミドルキック合戦で渡り合う。小波がソバットを見舞えば、岩田はカウンターのレッグラリアットで応戦。小波もサッカーボールキックを連発し、脇固め→腕固めで捕らえたが、橋本がカットに飛び込んだ。

　橋本がラリアットで小波をなぎ倒すと、琉悪夏がフライングボディアタックで突っ込む。安納となつぽいがダブルトラースキックで琉悪夏を場外に蹴散らすと、なつぽいがコーナー最上段からのプランチャを発射した。

　リングに戻るとH.A.T.E.コンビがなつぽいに照準。トレイン攻撃を見舞い、ダブルブレーンバスターで投げ飛ばす。小波がダイブ式レッグラリアットを放ったが、バズソーキックはなつぽいがかいくぐってジャーマンで投げ飛ばす。安納がミサイルキック、なつぽいがフェアリアルギフトの連続攻撃に出た。

　だが、琉悪夏がレフェリーを場外に落として3カウントを入れさせず。なつぽいにボックス攻撃を見舞うと、小波がジャーマンで追い討ち。安納と岩田が同時に突っ込んでも琉悪夏がラリアット、小波がハイキックで返り討ち。ならばと橋本が両腕ラリアットでH.A.T.E.二人をまとめてねじ伏せ、安納をジャーマンで投げ飛ばした。

　ならばとなつぽいが岩田に顔面トラースキックを連発したが、岩田はトラースキックで応戦。飛びヒザ蹴りをぶち込むと、橋本が豪快なパワーボムを敢行する。すかさず岩田が雷音でダメ押しして3カウントを奪った。

　なつぽい&安納は10周年興行5・31大田区大会以来、橋本&岩田との対戦となったものの敗戦。「この10周年興行、最高に盛り上げようと思って気合入れて今日は来ました。悔しい!」(なつぽい)、「誰に負けても悔しいけどさ、あの二人に負けるのって、また違うよね」(安納)と悔しさを隠さず。安納は「またやろうよ。岩田はホンマむかつくし」と再戦を見据えていた。


【試合後のなつぽい&安納】

▼なつぽい「申し訳ない」

▼安納「私が行けへんかった最後。ごめん」

▼なつぽい「えーっと…今は何日だ?」

▼安納「10月20日のキッちゃんの…」

▼なつぽい「キッちゃんの10周年だ」

▼安納「橋本と岩田と、H.A.T.E.の小波と琉悪夏」

▼なつぽい「そうだよ。私負けた? ああ、申し訳ない。キッちゃんの10周年? キッちゃん、まずは10周年おめでとうございます!」

▼安納「おめでとう」

▼なつぽい「キッちゃん、私たちの10周年興行も出てくれて、何かとたくさん協力してくれて。だから私たちもこの10周年興行、最高に盛り上げようと思って気合入れて今日は来ました。悔しい!」

▼安納「悔しいな。しかも負けたのが岩田と橋本。やっぱ同期…誰に負けても悔しいけどさ、あの二人に負けるのって、また違うよね」

▼なつぽい「まさにうちらの(10周年興行)5・31の続きだったかのような…」

▼安納「そうね。またやろうよ。岩田はホンマむかつくし、橋本は全然、私に興味ないしさ。なつぽい、なつぽいって何なん?」

▼なつぽい「サオリはすぐにケンカしない」

▼安納「してへんよ。あいつが言ってくるから腹立つねん」

▼なつぽい「あいつとか言わないの。せっかく(岩田と)息合ってたと思ったのに」

▼安納「合ってへんよ。あいつ、差し出してきよってんで」て

▼なつぽい「どっちも子供だよ」

▼安納「子供ちゃうわ」

▼なつぽい「ガキ」

▼安納「ガキちゃうわ」

▼なつぽい「ばいぽーい!」

▼安納「キッドおめでとう」