【NOAH】GHC戦へKENTA、Yoshikiともに完勝 “時代”めぐって「正々堂々」誓いの握手 2025/10/26

『SUNNY VOYAGE 2025』埼玉・春日部ふれあいキューブ(2025年10月26日)
○KENTA&佐々木憂流迦&遠藤哲哉&HAYATAvs清宮海斗&晴斗希&カイ・フジムラ&アレハンドロ×

 11・8後楽園大会のGHCヘビー級王座戦に向けて、王者・KENTA、挑戦者Yoshiki Inamuraともに完勝。「時代」をめぐって“正々堂々"な誓いの握手を交わした。

 この日の春日部大会では前哨戦はなし。それでもセミファイナルで近藤修司との一騎打ちに臨んだYoshikiは、真っ向勝負でキングコングを圧倒すると、最後はDIS CHARGEで圧殺して5分足らずで圧勝してみせた。

 そのままYoshikiは王者KENTAが出場したメインイベントを会場奥で観戦。KENTAもYoshikiを意識しまくりながら攻勢をかけ、最後は鮮やかなGAME OVERでアレハンドロを絡め取ってYoshikiに勝利を見せつけてみせた。

 マイクを握ったKENTAは「ミスターーーーYoshiki! そんなところで見てないで、ちょっとこっち来いよ」とYoshikiのモノマネで呼び寄せ、エプロンサイドに上がった挑戦者に「お前はな、確かにNOAHの未来かもしれないよ。でもな、俺はNOAHの今だ。11月8日、後楽園ホール。時代がどっちを求めているか、1対1で正々堂々決めようぜ」と突きつけた。

 負けじとYoshikiも「ミスターーーーKENTA! ワンダフルな言葉、センキュー。ミスターKENTA、ミーはユーとただピュアでストロング、フェア&スクエア、正々堂々とGHCのベルトを懸けてファイトしたいだけです。11月8日、後楽園ホール、楽しみにウェイティングしておきます」と応じて、ガッチリと握手。時代をめぐって“正々堂々"の闘いを誓いあった。

 Yoshikiが引き上げると、KENTAはタッグを組んだ遠藤にもマイクを渡したが、「俺もいちレスラーとして、そのGHCヘビーのベルト狙ってるから。それだけはハッキリしとくよ」と宣告された。先のN-1で遠藤に敗れているKENTAも「いつでもやってやるよ」と即諾。Yoshiki戦のその先を見据えて“今"継続の意思をあらわにした。

【KENTAの話】「いやあ、ミスターYoshiki。見ててくれたのかい? 僕の試合を。君が見てる姿、あまりにも普通にこうやって見てる姿、なんの力も入ってなかったよ。もうちょっと意識を持って見てくれよ。あの見てる姿見たら、魂抜けてたよ。せっかく見てるんだから、もうちょっと気合入れてみてくれよ。でもYoshiki Inamura。君との試合、僕はとても楽しみだよ。なんてったってGHCヘビーウェイトチャンピオンシップ、後楽園ホールだぜ。みんなが楽しみだよ。君は自分で言ってるよな。君はNOAHの未来だって。そうかもしれない。でも今じゃないよ。今回、勝つのは俺だよ。ハッキリそれを11月8日、後楽園ホールで決めようぜ。楽しみにしてるよ、ミスターYoshiki。それで僕はミスターYoshikiに『春日部で有名な高校野球の強い学校はどこか?』って聞いたんだよ。そしたら彼は『水泳…水泳かい?』って言ったんだよ。『いや、野球な』って俺は言ったんだ。でも彼はまだ『水泳だろ?』って言うんだよ。『いやいや野球だよ』って。そしたら彼はこうやって言ったんだよ。『春日部共栄』ってね。(控室に戻ろうとして引き返して)ってねじゃないんだよ。ってねじゃねえよ。アメリカンジョークでも何でもないよ。これ、ただのダジャレだよ、親父の。オヤジギャグじゃねえか、ただの。どうなってんだよ。Twitter…Xでもさ、やってるんだけどさ、あれさ、終わり方わかんなくなっちゃって歯止め効かなくなっちゃった。そろそろ今日でやめるわ、もう。アメリカンギャグと親父ギャグのダジャレは紙一重だな。難しい。まあ、いいや。とにかく11月8日、楽しみにしてるから。結局、俺が何が言いたいかっていうと、草加市民は若干、春日部のことを下に見てるってこと」