【NOAH/MONDAY MAGIC】世羅負傷押して奮戦も…彩羽がGHC女子貫禄V4 マリゴ岩谷麻優を迎撃へ 2025/10/27
『MONDAY MAGIC XTREME SEASON epFinal』東京・新木場1stRING(2025年10月27日) GHC女子選手権試合 ○彩羽匠vs世羅りさ× GHC女子王者の彩羽が1月引退が決まっている世羅の挑戦を退けて4度目の防衛に成功。マリーゴールド・岩谷麻優とのV5戦が決定的となった。 来年1月12日での引退が決定している世羅は、MONDAY MAGICに現れて縁深い彩羽への挑戦を表明。彩羽も即諾していた。二人は若手時代、剣道経験者同士のタッグチーム“武士女"として共闘しており、スターダムマットではタッグリーグ出場やゴッデス王座挑戦の経験もあった。 約11年ぶりにGHC女子王座を懸けて一騎打ち。世羅は得意のラフファイトで先制したものの、彩羽は鋭い蹴り技で形勢を打開し、ブレーンバスターの構えに。世羅は踏ん張ってこらえたが、ここで負傷を抱える左足に激痛が走り、立ち上がれない状況に追い込まれた。それでも必死にエルボー合戦を展開。エアーズロックIIで叩きつけると、彩羽の丸め込みを切り返してあわやの場面を作り出した。 しかし、余力を残す彩羽は得意の打撃で活路。垂直落下式ブレーンバスターを食らっても止まらず、怒とうの蹴り技で一気にペースを奪う。粘る世羅もスワントーンボムを自爆させると、羅紗鋏で大逆転を狙ったものの、彩羽は屈せず。逆にコーナーに上がった世羅を蹴りまくって足止めすると、必殺ランニングスリーを決めて3カウントを奪った。 彩羽が貫禄勝ちで4度目の防衛に成功。負傷を押して奮戦したかつての“相棒"をノーサイドでねぎらい、敗れた世羅も「私はもう辞めるけど、彩羽匠はこれからも女子プロレス界のトップに立ち続けてほしいなって思いました」と語った。 そして試合後にはマリーゴールドの岩谷がテーマ曲とともに登場。律儀に靴を脱いで笑顔でリングに上がると、彩羽とにらみ合い、GHC女子のベルトを指差して挑戦を表明した。 そのまま岩谷は、マイクは握らぬまま退場。バックステージでは「自分もGHCのベルト、そりゃ欲しくないわけないでしょう。今後どうなるかわからないですけど、いろんなことに挑戦していきたいなと思った」とGHC女子王座挑戦に意欲。一方の彩羽も「何も言葉は言わなかったけど、このベルトと自分に指差していったってことは、まあ、そういうことでしょう。自分はそう捉えてます」と前向きに語った。「今ヒザを怪我して、満身創痍だと思うんですけど、無事に、もうこれ以上体を痛めつけないようにして、自分の足でリングを降りていってほしいなって。そればかりを願うことしか今はできないです」と世羅にメッセージを送りつつ、決定的となった岩谷戦へ「これがどう動くかわからないですけど、自分はいつでもGHC女子チャンピオンとして、何でも受けて立ちます」と意気込んだ。 【彩羽の話】「GHCこれ、何度目の防衛だろう。4度目の防衛戦は自分が新人時代に組ませてもらっていた世羅りさ選手。武士女っていうタッグチームでやっていたんですけど、過去には11年前、一度シングルしたきりで。こうやって引退前に防衛戦ができて、シングルマッチができて、本当に嬉しかったです。心よりこのMONDAY MAGIC、世羅りさ選手との防衛戦を組んでもらって、ありがとうございました。本当に今ヒザを怪我して、満身創痍だと思うんですけど、無事に、もうこれ以上体を痛めつけないようにして、自分の足でリングを降りていってほしいなって。そればかりを願うことしか今はできないですけど。まあ、素直にリングで話し合うのが一番楽しいなって思いました。ありがとうございます。そして、岩谷麻優。昨日、自分は(マリーゴールド両国大会を)観に行ってたんですよ、お客さんとして。まさか本当は今日絶対休みたいだろうに、こうやって来て、何も言葉は言わなかったけど、このベルトと自分に指差していったってことは、まあ、そういうことでしょう。自分はそう捉えてます。これがどう動くかわからないですけど、自分はいつでもGHC女子チャンピオンとして、何でも受けて立ちます」 【世羅の話】「悔しすぎるだろ。こんな満身創痍で彩羽匠の対角になんて立ちたくなかったけど、最後だと思うと動かずにはいられなくて。ああ、悔しい。本当に言葉にならないぐらい悔しい。でも、あの時の2人とは違うんだなあって改めて思って。私はもう辞めるけど、彩羽匠はこれからも女子プロレス界のトップに立ち続けてほしいなって思いました。本当にこんな機会をくれたMONDAY MAGICありがとうございました」 【岩谷の話】「皆さん、こんばんは。マリーゴールドの岩谷麻優です。ええとさ、NOSAWAさんが毎回毎回MONDAY MAGICに来てくれって、毎回言われてたから、今日も試合あるんだろうなと思って来たんですけど、うん? なんで試合が組まれてないんだろう? おかしいよね。おかしいですよね。普通にだって、あんだけ来てくれって。それで『はい、行きます』って来てたのに、なんでいざ来たら、試合がないんだろうなあ。まあ、せっかく来たんだったら、試合を全部見ようと思って、今見てたんですけど。まあ、自分もGHCのベルト、そりゃ欲しくないわけないでしょう。今後どうなるかわからないですけど、いろんなことに挑戦していきたいなと思ったし、NOSAWAさん、本当に来てくれって来て、今日はなに? 来てくれって言われなかったら、来なくていいの? ちょっとなんだろうね。でも、この大会は個人的に好きなんで、いろいろチェックしていきたいなと思っています。今日は昨日のコスチュームを洗濯して来たんですけど、使う時がなかったなあ。残念」
『MONDAY MAGIC XTREME SEASON epFinal』東京・新木場1stRING(2025年10月27日)
GHC女子選手権試合 ○彩羽匠vs世羅りさ×
GHC女子王者の彩羽が1月引退が決まっている世羅の挑戦を退けて4度目の防衛に成功。マリーゴールド・岩谷麻優とのV5戦が決定的となった。
来年1月12日での引退が決定している世羅は、MONDAY MAGICに現れて縁深い彩羽への挑戦を表明。彩羽も即諾していた。二人は若手時代、剣道経験者同士のタッグチーム“武士女"として共闘しており、スターダムマットではタッグリーグ出場やゴッデス王座挑戦の経験もあった。
約11年ぶりにGHC女子王座を懸けて一騎打ち。世羅は得意のラフファイトで先制したものの、彩羽は鋭い蹴り技で形勢を打開し、ブレーンバスターの構えに。世羅は踏ん張ってこらえたが、ここで負傷を抱える左足に激痛が走り、立ち上がれない状況に追い込まれた。それでも必死にエルボー合戦を展開。エアーズロックIIで叩きつけると、彩羽の丸め込みを切り返してあわやの場面を作り出した。
しかし、余力を残す彩羽は得意の打撃で活路。垂直落下式ブレーンバスターを食らっても止まらず、怒とうの蹴り技で一気にペースを奪う。粘る世羅もスワントーンボムを自爆させると、羅紗鋏で大逆転を狙ったものの、彩羽は屈せず。逆にコーナーに上がった世羅を蹴りまくって足止めすると、必殺ランニングスリーを決めて3カウントを奪った。
彩羽が貫禄勝ちで4度目の防衛に成功。負傷を押して奮戦したかつての“相棒"をノーサイドでねぎらい、敗れた世羅も「私はもう辞めるけど、彩羽匠はこれからも女子プロレス界のトップに立ち続けてほしいなって思いました」と語った。
そして試合後にはマリーゴールドの岩谷がテーマ曲とともに登場。律儀に靴を脱いで笑顔でリングに上がると、彩羽とにらみ合い、GHC女子のベルトを指差して挑戦を表明した。
そのまま岩谷は、マイクは握らぬまま退場。バックステージでは「自分もGHCのベルト、そりゃ欲しくないわけないでしょう。今後どうなるかわからないですけど、いろんなことに挑戦していきたいなと思った」とGHC女子王座挑戦に意欲。一方の彩羽も「何も言葉は言わなかったけど、このベルトと自分に指差していったってことは、まあ、そういうことでしょう。自分はそう捉えてます」と前向きに語った。「今ヒザを怪我して、満身創痍だと思うんですけど、無事に、もうこれ以上体を痛めつけないようにして、自分の足でリングを降りていってほしいなって。そればかりを願うことしか今はできないです」と世羅にメッセージを送りつつ、決定的となった岩谷戦へ「これがどう動くかわからないですけど、自分はいつでもGHC女子チャンピオンとして、何でも受けて立ちます」と意気込んだ。
【彩羽の話】「GHCこれ、何度目の防衛だろう。4度目の防衛戦は自分が新人時代に組ませてもらっていた世羅りさ選手。武士女っていうタッグチームでやっていたんですけど、過去には11年前、一度シングルしたきりで。こうやって引退前に防衛戦ができて、シングルマッチができて、本当に嬉しかったです。心よりこのMONDAY MAGIC、世羅りさ選手との防衛戦を組んでもらって、ありがとうございました。本当に今ヒザを怪我して、満身創痍だと思うんですけど、無事に、もうこれ以上体を痛めつけないようにして、自分の足でリングを降りていってほしいなって。そればかりを願うことしか今はできないですけど。まあ、素直にリングで話し合うのが一番楽しいなって思いました。ありがとうございます。そして、岩谷麻優。昨日、自分は(マリーゴールド両国大会を)観に行ってたんですよ、お客さんとして。まさか本当は今日絶対休みたいだろうに、こうやって来て、何も言葉は言わなかったけど、このベルトと自分に指差していったってことは、まあ、そういうことでしょう。自分はそう捉えてます。これがどう動くかわからないですけど、自分はいつでもGHC女子チャンピオンとして、何でも受けて立ちます」
【世羅の話】「悔しすぎるだろ。こんな満身創痍で彩羽匠の対角になんて立ちたくなかったけど、最後だと思うと動かずにはいられなくて。ああ、悔しい。本当に言葉にならないぐらい悔しい。でも、あの時の2人とは違うんだなあって改めて思って。私はもう辞めるけど、彩羽匠はこれからも女子プロレス界のトップに立ち続けてほしいなって思いました。本当にこんな機会をくれたMONDAY MAGICありがとうございました」
【岩谷の話】「皆さん、こんばんは。マリーゴールドの岩谷麻優です。ええとさ、NOSAWAさんが毎回毎回MONDAY MAGICに来てくれって、毎回言われてたから、今日も試合あるんだろうなと思って来たんですけど、うん? なんで試合が組まれてないんだろう? おかしいよね。おかしいですよね。普通にだって、あんだけ来てくれって。それで『はい、行きます』って来てたのに、なんでいざ来たら、試合がないんだろうなあ。まあ、せっかく来たんだったら、試合を全部見ようと思って、今見てたんですけど。まあ、自分もGHCのベルト、そりゃ欲しくないわけないでしょう。今後どうなるかわからないですけど、いろんなことに挑戦していきたいなと思ったし、NOSAWAさん、本当に来てくれって来て、今日はなに? 来てくれって言われなかったら、来なくていいの? ちょっとなんだろうね。でも、この大会は個人的に好きなんで、いろいろチェックしていきたいなと思っています。今日は昨日のコスチュームを洗濯して来たんですけど、使う時がなかったなあ。残念」