BMI2000が激闘の末に山下&青木を撃破し、ゴッデス王座2度目の防衛を果たした。マイクを持った刀羅は「おい、後楽園! スターダムにはいろんなタッグがいるよ。こいつらみてえにうるせえヤツらも。戦っててこんなに面白えと思ったのは、おめえらが初めてだよ」とMi Vida Locaコンビを称えると、「お前らに一言言わせてあげる」とマイクを渡した。
Mi Vida Locaの二人が去ると、刀羅は「今日、青木いつ希、山下りなに勝ったということは、正直もうスターダムにはウチらBMI2000を超えるタッグチームはいないと思ってる」と豪語。「来月からタッグリーグが始まる。タッグリーグ、当たり前だけどBMI2000が優勝する」とタッグ2冠を予告すると、「いいか、お前ら。震えて眠れ」と後楽園大会を締めた。
▼山下「おい、いいか。H.A.T.E.だけじゃねえ。ベルトを狙ってる他のユニットだってそうだ。うちらはまだ対戦したことない選手だって、このスターダムにいっぱいいるんだよ。お前らスターダム…いや、スターダムに参戦している他団体のヤツらだって、全員がうちらのターゲットだ。よく覚えとけ。そして、これだけは覚えとけ。おととい来やがれ…だってよ。じゃあ、みんなでMi Vida Locaで締めますか」
▼すず「そうしよう。大丈夫か、いつ希」
▼山下「うちらはまだまだこのスターダムを盛り上げていくから。おい、うちらがMi Vida Locaだ。覚えとけ。いくぜ!」
【スターダム】刀羅&琉悪夏が山下&青木を激闘突破でゴッデスV2 タッグリーグへ「当たり前の優勝」予告
2025/10/27
『STARDOM NIGHTER 2025 in KORAKUEN Oct.』後楽園ホール(2025年10月27日)
ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合 ○刀羅ナツコ&琉悪夏vs山下りな&青木いつ希×
“BMI2000"刀羅&琉悪夏が“Mi Vida Loca"山下&青木を真っ向勝負の末に退け、ゴッデス王座V2。「当たり前」のタッグリーグ優勝を予告した。
ゴッデス王者・BMI2000は10・11後楽園大会で“令和東京タワーズ"壮麗亜美&レディ・Cを退け、初防衛に成功。試合後、山下&青木のMi Vida Locaコンビが挑戦を表明し、この日のV2戦を迎えた。
場外戦の荒れた展開で幕開け。優位に立った山下&青木がヘアーホイップを交互に連発し、ダブルタックルなどで刀羅を攻め立てたが、BMI2000もダブルスパインバスター、合体ボディプレスで青木に見舞って巻き返す。ヘアーホイップ連発もやり返したが、山下がショルダータックルで刀羅と琉悪夏をなで斬りにして応戦。刀羅とのラリアット合戦もショートレンジ連打で押し込んだ。
刀羅もカウンターのラリアットで譲らない。すかさず琉悪夏がセントーンを投下し、クロスフェースで捕獲。スライディングボディアタックを見舞っていく。フェイントエルボーを打ち合うと、山下がショルダータックルで猛突進。コーナーに上がったが、琉悪夏もデッドリードライブで叩き落とし、トラースキックを食らってもフィッシャーマンバスターを敢行。意地の山下もラリアットを叩き込んだ。
青木も後頭部へのランニングダブルニー、フライングボディプレスで追撃。フェイントからのエルボーを食い止め、逆にナックルパンチを叩き込む。ならばと刀羅がショルダータックル、セントーンで挽回。山下がラリアットで割って入ると、青木もラリアットで続き、ダブルブレーンバスターの構え。琉悪夏が加勢に飛び込んでも二人まとめて投げ飛ばした。
すかさず山下と青木はダブルトラースキックを見舞ったが、ダイビングボディプレスは刀羅が両ヒザで迎撃。BMI2000はサンドイッチラリアットを叩き込む。さらに刀羅がラリアットで浴びせ倒し、デスバレーボムで追い討ち。スワントーンボムを狙ってコーナーに上がった。
これは青木が察知し、雪崩式バックフリップで叩き落とす。エルボー合戦で火花を散らし、青木が連打で押し込んだが、セコンドの渡辺桃がバット攻撃で追撃を阻止。ならばと山下、青木の順で両腕ラリアットで突っ込む。青木がジャーマン、ラリアットと攻め込み、フロッグスプラッシュを発射した。
刀羅も3カウントを許さない。琉悪夏がレフェリーを引きつけるスキに、青木の顔面に毒霧を噴射した。さらにキャノンボールで突っ込み、スワントーンボムの構え。山下が雪崩式ブレーンバスターで撃墜にかかっても、琉悪夏がパワーボムで返り討ち。刀羅のダイビングボディプレスと琉悪夏の冷凍庫爆弾を同時に投下した。青木もギリギリで肩を挙げて粘り、ラリアットで反撃したが、刀羅はボックス攻撃で鎮圧。琉悪夏がジャーマンで援護射撃すると、刀羅がスワントーンボムを発射して3カウントを奪った。
BMI2000が激闘の末に山下&青木を撃破し、ゴッデス王座2度目の防衛を果たした。マイクを持った刀羅は「おい、後楽園! スターダムにはいろんなタッグがいるよ。こいつらみてえにうるせえヤツらも。戦っててこんなに面白えと思ったのは、おめえらが初めてだよ」とMi Vida Locaコンビを称えると、「お前らに一言言わせてあげる」とマイクを渡した。
すると青木が倒れたまま「おい、下から失礼するぜ。すげえムカつく。やっぱ戦ってみてわかったけど、そのベルト、ウチら似合うと思うからさ。お前ら今日すげえムカつくけど、楽しかったから、また挑戦してやってもいいぜ」となぜか上から目線で言い放ち、山下も「今日、ウチらの負けだ。でもな、今度は間違いねえ。そのベルト、何回だって挑戦してやる。ベルトなくたって、何回でもお前らと戦ってやるよ」と再挑戦を宣言。「そして何度でもこの胸を貸してやってもいいぜ。おい、H.A.T.E.、おとといきやがれ!」とこちらも上から目線で通告した。
Mi Vida Locaの二人が去ると、刀羅は「今日、青木いつ希、山下りなに勝ったということは、正直もうスターダムにはウチらBMI2000を超えるタッグチームはいないと思ってる」と豪語。「来月からタッグリーグが始まる。タッグリーグ、当たり前だけどBMI2000が優勝する」とタッグ2冠を予告すると、「いいか、お前ら。震えて眠れ」と後楽園大会を締めた。
【試合後の刀羅&琉悪夏】
▼琉悪夏「防衛したぞ!!」
▼刀羅「でも、正直、タッグって思ったけど、ひとりじゃ勝てねえよ。琉悪夏がいたから、今日の防衛戦だって勝った。これは別に仲間だとかどうとかじゃなくて、うちらにはそんなちっぽけな言葉じゃない信頼関係がある。ずっと一緒にやってきたっていうのがあるんだよ。最近できた形だけのうるせえヤツらは、もう少しスターダムのリングの上で頑張ったら、まあ、もうちょっと追い詰められるんじゃない?」
▼琉悪夏「うん」
▼刀羅「それでもうちらは勝つけどな。以上だ」
▼琉悪夏「以上」
【試合後の山下&青木、すず】
※青木は倒れたまま動けず
▼山下「いつ希、大丈夫か? いつ希! いつ希! クソが。（青木の口元に耳を当てて）でも、いつ希、楽しかったって言ってます。次は絶対獲るって言ってます。そして、すず復帰おめでとうって」
▼すず「あっ、こんな状況なのに、ありがとう、いつ希」
▼山下「次はすずも一緒に、ベルトをみんなで狙っていこうって。私といつ希だけじゃない、みんなでベルトを狙っていこうぜって言ってました」
▼すず「熱い女すぎる! いつ希!!」
▼山下「おい、いいか。H.A.T.E.だけじゃねえ。ベルトを狙ってる他のユニットだってそうだ。うちらはまだ対戦したことない選手だって、このスターダムにいっぱいいるんだよ。お前らスターダム…いや、スターダムに参戦している他団体のヤツらだって、全員がうちらのターゲットだ。よく覚えとけ。そして、これだけは覚えとけ。おととい来やがれ…だってよ。じゃあ、みんなでMi Vida Locaで締めますか」
▼すず「そうしよう。大丈夫か、いつ希」
▼山下「うちらはまだまだこのスターダムを盛り上げていくから。おい、うちらがMi Vida Locaだ。覚えとけ。いくぜ!」
▼全員「Mi Vida Loca!」
※青木が意識を取り戻して
▼すず「あっ、生き返った」
▼山下「試合終わったんですよ」
▼青木「終わっちまった!」
▼すず「いつ希!」
▼青木「おととい来やがれ!」