そのうえで「お前たちがいるNXTとやらがどんなもんかは知らんがな、GHCタッグのベルトはそんなに軽いものじゃねえからな。ラクして手にしてきたわけじゃねえんだよ。テメーらには絶対渡さねえ。覚悟してこい、この野郎。I'm the chairman!」と通告。来日初戦で周囲を唸らせる圧巻ファイトをみせた二人から、手段を選ばずベルトを守り抜く気概を鮮明にした。
【北宮の話】「おい、簡単に取れると思ったか? そんな楽なもんじゃねえぞ、てめえら。てめえらには我慢が足らねえ。忍耐が足らねえ。徹底的に8日、タイトルマッチで教えてやるよ。I'm the Chairman! ハッハッハッハッハー!」
『SUNNY VOYAGE 2025』埼玉・イコス上尾(2025年11月1日)
○タンク・レジャーvsマサ北宮×
11・8後楽園大会のGHCタッグ王座戦「(王者)北宮&杉浦vsハンク&タンク(挑戦者)」に向けた前哨戦で、北宮とタンクを無法公開処刑。「GHCタッグのベルトはそんなに軽いものじゃねえ」と高笑いを響かせた。
10・26春日部大会で圧巻のNOAHデビューを飾ったWWE・NXTの“ハンク&タンク"。一気に後楽園でのGHCタッグ挑戦を決め、前哨戦としてこの日は北宮とタンクのシングルマッチが組まれた。
タンクは序盤から荒々しい動きを披露する。のっけから北宮と肉弾戦で火花。場外でも正面衝突を繰り返した。セコンドのヨシ・タツが気を引いた瞬間、北宮がラリアットをぶち込み、ラフファイトで主導権。防戦一方となったタンクだったが、側転で不意を突いてのラリアットで形勢打開を果たす。その後もナックルパンチ合戦、ラリアット合戦で王者と互角以上の打ち合いを繰り広げて、勢いを見せつけた。
引かない北宮はダブルアームスープレックスから再度ラリアットを狙うが、これを避けたタンクはバックドロップをズバリ。チャンスをたぐり寄せる。だが、北宮は串刺し攻撃を避けてタンクを鉄柱に激突させると、パイプイスを投入。止めるレフェリーを突き飛ばして、タンクに殴りかかる。タンクも抵抗を見せるが、レフェリーを再び払いのけた北宮がパイプイスで一撃。反則負けの裁定が下された。
試合が終わってもヨシ・タツらT2000X勢がなだれ込んでタンクを袋叩きに。慌てて相棒ハンクが救出に飛び込んできたものの、不敵な笑みを浮かべながらマイクを握った北宮は「おい、お前ら、こんぐらいで屈しているようじゃタッグのベルトなんて獲れねえぞ」とせせら笑った。
そのうえで「お前たちがいるNXTとやらがどんなもんかは知らんがな、GHCタッグのベルトはそんなに軽いものじゃねえからな。ラクして手にしてきたわけじゃねえんだよ。テメーらには絶対渡さねえ。覚悟してこい、この野郎。I'm the chairman!」と通告。来日初戦で周囲を唸らせる圧巻ファイトをみせた二人から、手段を選ばずベルトを守り抜く気概を鮮明にした。
【北宮の話】「おい、簡単に取れると思ったか? そんな楽なもんじゃねえぞ、てめえら。てめえらには我慢が足らねえ。忍耐が足らねえ。徹底的に8日、タイトルマッチで教えてやるよ。I'm the Chairman! ハッハッハッハッハー!」
【タンクの話】「ここは日本。リスペクトを重んじる国のはずだ。だけど、TEAM 2000X、これがお前らのやり方なんだな。よくわかった。お前らが俺たちをリスペクトせざるを得ないようにする。そのためには、ハンクとタンクでお前らが持っているGHCタッグのベルトを獲る。そうすれば、みんなお前たちも含めて俺たちをリスペクトせざるを得ないだろう」