【全日本】宮原が大奮闘・北斗を熱戦撃破で三冠死守 V3戦の舞台に12・31代々木を指定 2025/11/3
『オカモトグループpresents 北海道ダイナマイトシリーズ2025』アパホテル&リゾート札幌(2025年11月3日) 三冠ヘビー級選手権試合 ○宮原健斗vs大森北斗× 宮原が地元・北海道で大奮闘した北斗を退け、三冠ヘビー級王座2度目の防衛に成功。12・31代々木大会をV3戦の舞台に指定した。 9・23立川大会で斉藤ジュンを破り、2年7ヵ月ぶり7度目の三冠戴冠を果たした宮原。10・22後楽園大会では10年ぶりの対決となった潮崎豪を下し、初防衛を果たした。試合後、北斗が宮原を襲撃して挑戦を表明。地元・北海道で2年3ヵ月ぶりの三冠挑戦が決まった。 試合前、北斗がプロレス入り前に所属していた格闘技ジム「パワー・オブ・ドリーム」を主宰する元UWFインターナショナルの山本喧一が登場。愛弟子・北斗に激励の花束を贈呈。「絶対獲れよ。頑張れ!」と叱咤した。 開始のゴングが鳴ると「健斗!」コールと「北斗!」コールが交錯。宮原が離れ際にチョップを見舞うと、ブーイングが発生する珍しい状況に。北斗が投げキッスで挑発してからランニングエルボーを叩き込むと一転して大歓声となった。宮原が得意の場外戦に持ち込むと、北斗は右腕を何度も鉄柱に激突させたが、宮原も場外DDTで譲らず。ヘッドバット連打で北斗の動きを止めた。 リングに戻っても宮原がフロントハイキックを連発してダウンに追い込んだが、北斗は起死回生のジャーマンで必死の反撃。串刺しジャンピングエルボー、垂直落下式ブレーンバスターの連続攻撃で巻き返す。三角絞めからの腕ひしぎ逆十字固めでギブアップを迫り、宮原がロープに逃れてもエプロンでの無想一閃の構え。宮原はスリーパーで切り返し、パイルドライバーを敢行した。 リングアウト寸前に追い込まれた北斗だったが、こん身のエルボーで逆襲。フロントハイキックをカウンターで食らっても「気持ちいいんだよ、このヤロー」と仁王立ち。エルボー合戦で真っ向から火花を散らし、宮原が連打で押し込んでも、ワンツーエルボーで応戦。飛びつき腕十字で絡みついた。宮原がロープに逃れてもナルシストプレスを繰り出したが、両ヒザで迎撃されて勝機を逸した。 高笑いを挙げた宮原はブラックアウトを連発。北斗も2発目をキャッチしてエルボーを叩き込み、今度こそのナルシストプレスをクリーンヒットさせた。ドラゴンスープレックスは宮原が食い止め、スタンドブラックアウトをさく裂。シャットダウンは北斗が決めさせず。ローリングエルボーをカウンターでぶち込み、ダルマ式ジャーマン、ドラゴンスープレックスでたたみかけると、無想一閃で勝負に出た。が、宮原は3カウントを許さず。ブラックアウトを見舞うと、北斗のエルボーをかいくぐるや、シャットダウン・スープレックス・ホールドを爆発させて3カウントを奪った。 宮原が北斗を退け、三冠王座2度目の防衛に成功。試合後、マイクを手にすると、奮闘した北斗を「おい! 大森北斗。札幌からの後押しが効いたのか、なかなか強かったぜ」と評し、「おい! てめえみたいなもんにマイクを渡したくないけど、今日はお前の地元凱旋らしいな。大森北斗を応援した札幌のファンの皆様に一言ぐらいしゃべれ」と投げかけた。 すると北斗は「宮原健斗とここまで俺が食らいつけたのはみんなの応援のおかげだ。間違いねえ。ありがとう」と地元・北海道のファンに感謝。「次、ここ札幌に戻ってくる時はあのベルトは俺が巻いてくるよ」と誓うと、「そして、そのベルトは宮原、お前から獲らなきゃ意味がないんだよ。だから絶対に俺以外に負けるんじゃねえぞ」とアピールした。 「おい、大森北斗。俺は優しいスーパースターだから、お前に一言アドバイスをあげとこう」。再びマイクを持った宮原はそう切り出すと、「誰しもがプロレス界でナンバーワンになれるわけじゃない。ただな、お前、今日戦ったけど、オンリーワンになれる可能性はあるんじゃないか? いいか、この世界はナンバーワンが必ずしも勝つとは限らねえぞ。オンリーワンが上回ることもあるんだ。大森北斗、次会うときは、この業界のオンリーワンになって俺の前に現れろ」とメッセージを送った。 そして三冠ベルトを腰に巻いた宮原は「さあ、2度目の防衛を果たし、次の挑戦者、誰だと思う? 誰と戦うところを見たいか?」とファンに問いかけた。青柳優馬、鈴木秀樹の名前が飛ぶ中、最高男は「次の挑戦者、まだ決まってないが、舞台はここで決める。2025大みそかだ! いいな、2025年12月31日、全日大みそかでこのベルト3度目の防衛戦を行う」と年内最終戦を次回三冠戦の舞台に指定。「全日本プロレス最高ですかあ!?」の絶叫から「札幌! 最高」と締め、健斗コールの大合唱を浴びた。
『オカモトグループpresents 北海道ダイナマイトシリーズ2025』アパホテル&リゾート札幌(2025年11月3日)
三冠ヘビー級選手権試合 ○宮原健斗vs大森北斗×
宮原が地元・北海道で大奮闘した北斗を退け、三冠ヘビー級王座2度目の防衛に成功。12・31代々木大会をV3戦の舞台に指定した。
9・23立川大会で斉藤ジュンを破り、2年7ヵ月ぶり7度目の三冠戴冠を果たした宮原。10・22後楽園大会では10年ぶりの対決となった潮崎豪を下し、初防衛を果たした。試合後、北斗が宮原を襲撃して挑戦を表明。地元・北海道で2年3ヵ月ぶりの三冠挑戦が決まった。
試合前、北斗がプロレス入り前に所属していた格闘技ジム「パワー・オブ・ドリーム」を主宰する元UWFインターナショナルの山本喧一が登場。愛弟子・北斗に激励の花束を贈呈。「絶対獲れよ。頑張れ!」と叱咤した。
開始のゴングが鳴ると「健斗!」コールと「北斗!」コールが交錯。宮原が離れ際にチョップを見舞うと、ブーイングが発生する珍しい状況に。北斗が投げキッスで挑発してからランニングエルボーを叩き込むと一転して大歓声となった。宮原が得意の場外戦に持ち込むと、北斗は右腕を何度も鉄柱に激突させたが、宮原も場外DDTで譲らず。ヘッドバット連打で北斗の動きを止めた。
リングに戻っても宮原がフロントハイキックを連発してダウンに追い込んだが、北斗は起死回生のジャーマンで必死の反撃。串刺しジャンピングエルボー、垂直落下式ブレーンバスターの連続攻撃で巻き返す。三角絞めからの腕ひしぎ逆十字固めでギブアップを迫り、宮原がロープに逃れてもエプロンでの無想一閃の構え。宮原はスリーパーで切り返し、パイルドライバーを敢行した。
リングアウト寸前に追い込まれた北斗だったが、こん身のエルボーで逆襲。フロントハイキックをカウンターで食らっても「気持ちいいんだよ、このヤロー」と仁王立ち。エルボー合戦で真っ向から火花を散らし、宮原が連打で押し込んでも、ワンツーエルボーで応戦。飛びつき腕十字で絡みついた。宮原がロープに逃れてもナルシストプレスを繰り出したが、両ヒザで迎撃されて勝機を逸した。
高笑いを挙げた宮原はブラックアウトを連発。北斗も2発目をキャッチしてエルボーを叩き込み、今度こそのナルシストプレスをクリーンヒットさせた。ドラゴンスープレックスは宮原が食い止め、スタンドブラックアウトをさく裂。シャットダウンは北斗が決めさせず。ローリングエルボーをカウンターでぶち込み、ダルマ式ジャーマン、ドラゴンスープレックスでたたみかけると、無想一閃で勝負に出た。が、宮原は3カウントを許さず。ブラックアウトを見舞うと、北斗のエルボーをかいくぐるや、シャットダウン・スープレックス・ホールドを爆発させて3カウントを奪った。
宮原が北斗を退け、三冠王座2度目の防衛に成功。試合後、マイクを手にすると、奮闘した北斗を「おい! 大森北斗。札幌からの後押しが効いたのか、なかなか強かったぜ」と評し、「おい! てめえみたいなもんにマイクを渡したくないけど、今日はお前の地元凱旋らしいな。大森北斗を応援した札幌のファンの皆様に一言ぐらいしゃべれ」と投げかけた。
すると北斗は「宮原健斗とここまで俺が食らいつけたのはみんなの応援のおかげだ。間違いねえ。ありがとう」と地元・北海道のファンに感謝。「次、ここ札幌に戻ってくる時はあのベルトは俺が巻いてくるよ」と誓うと、「そして、そのベルトは宮原、お前から獲らなきゃ意味がないんだよ。だから絶対に俺以外に負けるんじゃねえぞ」とアピールした。
「おい、大森北斗。俺は優しいスーパースターだから、お前に一言アドバイスをあげとこう」。再びマイクを持った宮原はそう切り出すと、「誰しもがプロレス界でナンバーワンになれるわけじゃない。ただな、お前、今日戦ったけど、オンリーワンになれる可能性はあるんじゃないか? いいか、この世界はナンバーワンが必ずしも勝つとは限らねえぞ。オンリーワンが上回ることもあるんだ。大森北斗、次会うときは、この業界のオンリーワンになって俺の前に現れろ」とメッセージを送った。
そして三冠ベルトを腰に巻いた宮原は「さあ、2度目の防衛を果たし、次の挑戦者、誰だと思う? 誰と戦うところを見たいか?」とファンに問いかけた。青柳優馬、鈴木秀樹の名前が飛ぶ中、最高男は「次の挑戦者、まだ決まってないが、舞台はここで決める。2025大みそかだ! いいな、2025年12月31日、全日大みそかでこのベルト3度目の防衛戦を行う」と年内最終戦を次回三冠戦の舞台に指定。「全日本プロレス最高ですかあ!?」の絶叫から「札幌! 最高」と締め、健斗コールの大合唱を浴びた。