【NOAH/インタビュー】カイ・フジムラが「仙台でゴラッソ」宣言 ジュニアGPへ「まずは宮脇に倍返し」 2025/11/4
11月8日の後楽園大会から開幕するノアジュニアのシングルトーナメント『NOAH Jr. GRAND PRIX 2025』。捲土重来を期すカイ・フジムラは、1回戦で因縁の宮脇純太と対決する。 コロナ禍や大怪我が重なる不運もあって、キャリア7年ながらいまだGHCタイトルには手が届いていない。それでも最近はキャリア・年齢が近い宮脇と“ノアジュニア新世代抗争"を展開。10・11両国大会では一騎打ちで敗れたが、雪辱の機会がトーナメント1回戦でやってきた。 宮脇への雪辱を入口に、目指すは現状打破の頂上制覇。大言壮語しない現実思考の持ち主だが、FC町田ゼルビアの大ファンでもあるカイは、スペイン語で“素晴らしいゴール"を意味する「ゴラッソ」を宣言した――。 【カイ・フジムラ インタビュー】 ――『NOAH Jr. GRAND PRIX 2025』開催自体への意義はどう捉えている? ▼カイ「去年も今回とは半分の出場者ぐらいの(GHCジュニア次期挑戦者決定)トーナメントがあったんですけど、僕がNOAHに来てからはそれまでジュニア主体のトーナメントやリーグ戦がなかった。そういった機会が来るのを、ずっと待ってましたね。いろんな“きっかけ"ができるのって、こういうトーナメントやリーグ戦の存在が大きいと思うので、今年は倍の人数、グランプリって形でできるのはすごくうれしいですね」 ――11・8後楽園大会の1回戦では因縁の宮脇純太と当たる ▼カイ「(10・11)両国では絶対に勝たなきゃいけない試合で落としてますから。トーナメントなので、ここがゴールじゃないですけど、宮脇純太を倒せば一気に勢いづけると思うし、彼も相当気合入ってると思うんで、その出鼻をくじければ両国の“倍返し"ができると思ってます」 ――先日のタッグマッチでは新しい丸め込み技『ハットトリック』で宮脇選手から一本取りました ▼カイ「宮脇純太に負けてるな…っていう部分は正直なくて。でも、実際に負けているのは確か。だから自分の中でも新しい何かを出さないといけないなと、ハットトリック(丸め込み)もそうですけど、さらに相手を驚かすことができたら…と思ってますね」 ――宮脇選手は『負けたくない』という気持ちがあるのと同時に、カイ選手との闘いをノアジュニアの新しい軸にしていきたい気持ちもあるようです ▼カイ「僕も去年のトーナメントでは『決勝は宮脇純太とやりたい』って言ってました。そして最近バチバチやり合うことになって、一気に“向き合う関係性"になって。僕らの闘いがこれからのノアジュニアの軸にならなきゃいけない…っていうのは同じ気持ちですよ。光が当たらない時期をともに過ごしていた二人でもあるので『俺らの闘いがノアジュニアだよ』っていえるようになった時が、新しいノアジュニアの真のスタートだと思ってます」 ――1回戦のカードは「高橋ヒロムvs小田嶋大樹」「ニンジャ・マックvsアレハンドロ」「Eitavs大原はじめ」などテーマのあるものが並んでいるが、その中でも一番存在感のある試合にしたい? ▼カイ「ほかの試合を意識する余裕はまだ正直ないですけど、結果的にそういう闘いができればな…という思いはあります」 ――決勝まで勝ち上がればお兄さん(アレハンドロ)との決勝対決が実現する可能性もあります ▼カイ「そこも正直、誰とやりたい!っていうのは、まだないですね。全員を倒す!って気持ちは出来上がってるんですけど、とにもかくにも初戦の宮脇純太戦に全力集中です」 ――いまだジュニアタッグ含めてGHCのタイトルには手が届いていない状況で、後輩・小田嶋大樹に先を越されました ▼カイ「うーん…悔しさはありますけど、世の中うまくいく人、うまくいかない人がいるのも確か。僕はどちらかといえば後者だと思いますけど、そこで折れるか、折れないかの問題だと思うので、悔しい気持ちが原動力になってますし、ネガティブにはなってないですね。とにかく今は結果を出す、結果を積み上げる。このことに集中します」 ――このトーナメントで結果を出して、停滞する状況を突き破ると ▼カイ「これだけの選手が出てるトーナメントで優勝ってなれば見る目も一気に変わって、トップに行ける。現実的に考えて、僕が優勝すると思ってる人は少ないはず。だからこそ、僕が優勝したらスーパーゴールですよね。(準決勝、決勝が行われる11・21)仙台でゴラッソ決めます!」
11月8日の後楽園大会から開幕するノアジュニアのシングルトーナメント『NOAH Jr. GRAND PRIX 2025』。捲土重来を期すカイ・フジムラは、1回戦で因縁の宮脇純太と対決する。
コロナ禍や大怪我が重なる不運もあって、キャリア7年ながらいまだGHCタイトルには手が届いていない。それでも最近はキャリア・年齢が近い宮脇と“ノアジュニア新世代抗争"を展開。10・11両国大会では一騎打ちで敗れたが、雪辱の機会がトーナメント1回戦でやってきた。
宮脇への雪辱を入口に、目指すは現状打破の頂上制覇。大言壮語しない現実思考の持ち主だが、FC町田ゼルビアの大ファンでもあるカイは、スペイン語で“素晴らしいゴール"を意味する「ゴラッソ」を宣言した――。
【カイ・フジムラ インタビュー】
――『NOAH Jr. GRAND PRIX 2025』開催自体への意義はどう捉えている?
▼カイ「去年も今回とは半分の出場者ぐらいの(GHCジュニア次期挑戦者決定)トーナメントがあったんですけど、僕がNOAHに来てからはそれまでジュニア主体のトーナメントやリーグ戦がなかった。そういった機会が来るのを、ずっと待ってましたね。いろんな“きっかけ"ができるのって、こういうトーナメントやリーグ戦の存在が大きいと思うので、今年は倍の人数、グランプリって形でできるのはすごくうれしいですね」
――11・8後楽園大会の1回戦では因縁の宮脇純太と当たる
▼カイ「(10・11)両国では絶対に勝たなきゃいけない試合で落としてますから。トーナメントなので、ここがゴールじゃないですけど、宮脇純太を倒せば一気に勢いづけると思うし、彼も相当気合入ってると思うんで、その出鼻をくじければ両国の“倍返し"ができると思ってます」
――先日のタッグマッチでは新しい丸め込み技『ハットトリック』で宮脇選手から一本取りました
▼カイ「宮脇純太に負けてるな…っていう部分は正直なくて。でも、実際に負けているのは確か。だから自分の中でも新しい何かを出さないといけないなと、ハットトリック(丸め込み)もそうですけど、さらに相手を驚かすことができたら…と思ってますね」
――宮脇選手は『負けたくない』という気持ちがあるのと同時に、カイ選手との闘いをノアジュニアの新しい軸にしていきたい気持ちもあるようです
▼カイ「僕も去年のトーナメントでは『決勝は宮脇純太とやりたい』って言ってました。そして最近バチバチやり合うことになって、一気に“向き合う関係性"になって。僕らの闘いがこれからのノアジュニアの軸にならなきゃいけない…っていうのは同じ気持ちですよ。光が当たらない時期をともに過ごしていた二人でもあるので『俺らの闘いがノアジュニアだよ』っていえるようになった時が、新しいノアジュニアの真のスタートだと思ってます」
――1回戦のカードは「高橋ヒロムvs小田嶋大樹」「ニンジャ・マックvsアレハンドロ」「Eitavs大原はじめ」などテーマのあるものが並んでいるが、その中でも一番存在感のある試合にしたい?
▼カイ「ほかの試合を意識する余裕はまだ正直ないですけど、結果的にそういう闘いができればな…という思いはあります」
――決勝まで勝ち上がればお兄さん(アレハンドロ)との決勝対決が実現する可能性もあります
▼カイ「そこも正直、誰とやりたい!っていうのは、まだないですね。全員を倒す!って気持ちは出来上がってるんですけど、とにもかくにも初戦の宮脇純太戦に全力集中です」
――いまだジュニアタッグ含めてGHCのタイトルには手が届いていない状況で、後輩・小田嶋大樹に先を越されました
▼カイ「うーん…悔しさはありますけど、世の中うまくいく人、うまくいかない人がいるのも確か。僕はどちらかといえば後者だと思いますけど、そこで折れるか、折れないかの問題だと思うので、悔しい気持ちが原動力になってますし、ネガティブにはなってないですね。とにかく今は結果を出す、結果を積み上げる。このことに集中します」
――このトーナメントで結果を出して、停滞する状況を突き破ると
▼カイ「これだけの選手が出てるトーナメントで優勝ってなれば見る目も一気に変わって、トップに行ける。現実的に考えて、僕が優勝すると思ってる人は少ないはず。だからこそ、僕が優勝したらスーパーゴールですよね。(準決勝、決勝が行われる11・21)仙台でゴラッソ決めます!」