【DDT】クリスが佐々木との前哨戦制してKO-D無差別&UNIVERSALダブルタイトル戦へ弾み 2026/1/17

『サタディ・チャイナタウン』横浜ラジアントホール (2026年1月17日)
○クリス・ブルックス&HARASHIMAvs佐々木大輔&岡谷英樹×

 クリスが佐々木との前哨戦を制し、1・25後楽園大会のKO-D無差別&UNIVERSALダブルタイトル戦へ向けて弾みをつけた。

 クリスと佐々木は1・25後楽園大会でKO-D無差別&UNIVERSAL2冠王・上野に挑戦する3WAYマッチを控える。試合は2本勝負で、1本目がUNIVERSAL、2本目がKO-D無差別をかけて争われる特殊ルール。3WAYマッチだが、1本目の敗者は失格とならず、そのまま3選手で2本目も戦うことになる。

 この日の大会開始前、公開調印式が行われ、3選手がサインし、意気込みを述べた。上野は1・10大阪大会で右ふくらはぎを負傷し、この日は欠場。それでも調印式に出席すると、さっそく佐々木が「上野、ふざけんじゃねぇぞ。何が足が痛えだよ。チャンピオンかよ。チャンピオンが足が痛えぐらいで休みやがって。どうせ負けたときの言い訳のために、“足ケガしました。負けちゃいました。勝っても負けても感動する試合を"とか言おうとしてんだろ。負けたときの言い訳のための準備だろ。手が込んでるな」と言いたい放題。クリスに対しても「インタビューで聞いたぞ。お前の狙いも上野。つまりお前も俺と同じ上野の不幸を願う一人だ」と勝手に決めつけ、「ここにいるお客さんも後楽園に見に来るお客さんもみんなそうだ。上野の不幸を願ってる。お前は2本のベルトを失って、奈落の底に落ちる。この寒い冬、凍えながらくたばるんだよ」と上野に向かって吐き捨てた。

 クリスは「正確に自身の気持ちを伝えたい」として英語で発言。アントーニオ本多が通訳を務め、「上野、大事にせーよ。去年は演劇見に来てくれてありがとう。これは俺のコメントや。上野、頑張れよ。佐々木、ナメんなよ。何が練馬の英雄だ。練馬の英雄は上戸彩だ」と話したものの、クリスの発言内容とは違う様子。

 王者・上野は「今日、試合を休ませていただいてる中で、来週の調印式をさせていただくのは申し訳なくもあり、それでも来週のタイトルマッチには何の言い訳もならないような状態を作っていくという僕の決意でありまして」と謝意を示しつつ説明。「とにかく今、僕は試合がしたいです。だから来週のタイトルマッチが早く来ればいいのにと思いながら。でも、早く来ても足が痛かったりするんで。万全に、1週間ありますんでやりたいと思います」と完全復調を誓うばかり。「僕はこうやって、尊敬するクリス・ブルックス、佐々木大輔にこんな風に狙われるようなチャンピオンになれたと思うと大変うれしいですから。みんなが感動するような試合をする。ドラマティック・上野・チームを作り上げる。そんな僕が見せたいものを、進みたいものをやるために、情けなかろうが、恥をかこうが、どんな状態でもタイトルマッチをやるときは僕がチャンピオンなんで。そんな僕が見せたいものを見せるために、進みたいものに行くために、チャンピオンとして2本ベルトを持って後楽園に行きたいと思います」と強い覚悟を示した。

 そして、この日のメインでクリスがHARASHIMA、佐々木が岡谷とそれぞれ組んで激突する前哨戦が行われた。序盤、クリスは佐々木とレスリングの攻防を展開し、HARASHIMAと二人がかりで岡谷を攻め立てたが、DAMNATION T.AはセコンドのMJポーが介入。場外戦では佐々木がクリスめがけてイスを放り投げた。

 HARASHIMAが岡谷にミドルキックを連打して巻き返すと、クリスもダイビングフットスタンプ、オクトパスストレッチで佐々木を攻め込む。クリスのチョップ、佐々木のナックルパンチの応酬を経て、佐々木がミスティカ式クロスフェースロックを仕掛けたが、阻止したクリスはツームストーンパイルドライバーで突き刺した。

 終盤、HARASHIMAが岡谷にスワンダイブ式ボディプレス、クリスがオクトパスストレッチと猛攻。佐々木がイス攻撃でカットし、クリスをドラゴン・スープレックスでぶん投げる。岡谷がクレイモアで追い討ちをかけたが、最後はHARASHIMAが岡谷に串刺し蒼魔刀、クリスがプレイングマンティスボムを立て続けに決めて岡谷から3カウントを奪った。

 前哨戦を制したクリスは「上野、今日来てくれてありがとう。でも、試合できないから、入るのは許さないよ。どっちも獲るよ。ドラマティック・上野・チームが終わった。これからファンドラ・ドリーム・チームやります!」と王者・上野に向かって通告。最後は本多が「クリスが後楽園、2つのベルト獲って。それ以降、我々がいろんなベルト獲って、腰が痛いよってなるから見とけよ!」と予告して締めた。

【本多の話】「HARASHIMA、クリス、めちゃくちゃ強ぇよ! 安心だよ。これからは俺たちがDDTの中心だよ。クリスが1月25日、チャンピオン、チャンピオンになる。そして俺たちはチャンピオン、チャンオン、チャンピオン、チャンピオンみたいになる」

【佐々木の話】「クリス・ブルックス、てめえも調子が悪そうだな。お前も負けたときの言い訳考えてんだろ。上野、調子が悪いって休んで負ける準備してんだ。インタビュー聞いて、クリス、お前は同志だ。お前をヘルプして、お前は俺をヘルプして、上野を2冠王から引きずり降ろすんだ。俺の願いはただ一つ。上野の不幸だ。あいつはベルトを一本ずつ剥がされて、身ぐるみ剥がされて、小石川公園あたりに捨てられて寒さに凍えてくたばるんだ」

【上野の話】「試合がしたいです。コメント出すことしかできない自分が悔しい。チャンピオンとして情けない。それでもタイトルマッチのリングに立てるなら、チャンピオンとして立たないといけないから。全部逃げずに背負って、後楽園の後も僕が2つのベルトのチャンピオンとして、モテモテのままいっちゃいますよ。佐々木さんにもクリスにもいっぱい思ってもらえて幸せ者です。完璧になって2人のところに戻って、僕が防衛しますんで」