【全日本】ジュニアタッグトーナメント開幕…アツハヤが会心勝利で準決勝進出、亮生が立花に雪辱 2026/2/15

『エキサイトシリーズ2026』東京・後楽園ホール(2026年2月15日)
「ゼンニチJr.タッグフェスティバル」1回戦 ○青柳亮生&ライジングHAYATOvs阿部史典&立花誠吾×

 ジュニアヘビー級によるタッグトーナメント「ゼンニチJr.タッグフェスティバル」が開幕。世界ジュニア戦で敗れた亮生が立花に雪辱し、アツハヤが会心の勝利で準決勝進出を決めた。

 DRAGONGATEにアジアタッグ王座が流出したことを受けて、全日本側の挑戦者を決めるために行われる「ゼンニチJr.タッグフェスティバル」。その1回戦として、“アツハヤ"亮生&HAYATOと立花&阿部が対戦した。1・25幕張大会では立花が亮生を破り、世界ジュニア王座を初戴冠。亮生にとっては雪辱のチャンスとなった。

 王者として自ら先発を買って出た立花だったが、序盤のペースを握ったのはアツハヤだった。場外戦になっても、南側スタンド席の入場ゲート上からHAYATOがダイビングボディアタックを敢行。リングに戻ってもアツハヤが攻め込むと、立花は「阿部…阿部…」と力なくこぼすばかり。しかし、阿部が亮生の左ヒザに攻撃を重ねると状況は一変。立花もニークラッシャーから足4の字固めで絞め上げた。

 一点集中攻撃を受けて大ピンチを迎えた亮生が執念のブレーンバスターで立花を投げると、HAYATOが奮戦して立て直しに動く。アツハヤの連係攻撃も次々に決まると、HAYATOは阿部めがけてシド・ヴィシャスを狙うが、これは時期尚早。逆に阿部がお卍固めでしつこく絞め上げて痛み分けとなり、ここで立花と亮生が同時にリングに飛び込んだ。

 再びヒザを攻められると、亮生は急ブレーキ。立花はスピアー、えびす落としと大技を連発する。亮生も抵抗を見せるが、ムーンサルトプレスは痛恨の自爆。立花はここぞとばかりにエルボーを乱れ打った。粘る亮生は旋風脚、ハウザーインパクトからHAYATOとともにスパニッシュフライで突っ込む荒技・シド&ナンシーの構えに入るも、阿部が阻止。すかさず立花が雪崩式えびす落としで亮生をぶん投げた。

 HAYATOが献身的にカットに入るも、立花は2人をラリアットで返り討ちにして雄叫び。しかし、下がらないHAYATOが人でなしドライバーで勝機をこじ開けた。アツハヤは阿部にトラースキックを乱れ打って戦線離脱に追い込むと、返す刀で立花には合体式ハウザーインパクトをズバリ。さらに、今度こそシド&ナンシーがさく裂する。HAYATOが場外ダイブで阿部を分断すると、亮生はファイヤーバードスプラッシュで立花を沈めた。

 亮生が立花に世界ジュニア戦で敗れた雪辱を果たし、アツハヤがジュニアタッグトーナメント1回戦を突破した。大歓声の中でマイクを持ったHAYATOは「勝ったよ。これがゼンニチジュニアだ。Jr.タッグフェスティバル、まだ始まったばっかりって信じられる? これからもっともっと熱い試合見せてあげるよ」と観客に約束し、大の字のままの亮生にマイクを向ける。亮生は「そういうことだ!」と断言。立ち上がって、「どっかでも言ったんだけど、アツハヤはまだ結果を出してないんだよ。知らなかったでしょ? 今の反応を見てもわかる通り、アツハヤって何にも残してないんですよ。だから、今回のゼンニチJr.タッグフェスティバルにアツハヤかけてます」と熱い思いを吐露。「この勢いのまま優勝して、アジア、アツハヤで巻くからさ。楽しみにしといてください」と優勝&アジアタッグ王座奪回を予告して、大歓声を巻き起こした。

 最後は「全日本プロレスさらに向こうへ。Plus Ultra! Let's Punk!」の雄叫びで後楽園大会を締めくくったアツハヤ。3・15後楽園大会で行われる準決勝では「MUSASHI&小藤vs吉岡&進」(2・23大田区)の勝者と対戦する。初の栄冠獲得を目指して、アツハヤが一気にトーナメントの頂点、そしてさらにその先にあるアジアタッグ獲りへと駆け上がる。


【試合後の亮生&HAYATO】

▼亮生「やったね」

▼HAYATO「やったね」

▼亮生「よかった。やったね。来たよ。アツハヤ来てるよ。ずっと来てるよ。ずっと来てるんだけど、もう行こうよ。このまま行くよ、優勝」

▼HAYATO「さらに向こうへ」

▼亮生「さらに向こうへ行こう。優勝して、アジア獲って…さらに行こう。行っちゃおう」

▼HAYATO「次の対戦相手はまだ決まってないよね」

▼亮生「そうか、まだか」

▼HAYATO「誰が相手でも俺たちは勝つよ」

▼亮生「そういうことだ!」


【試合後の立花&阿部】

▼阿部「いや、悔しいな、アニキ」

▼立花「あれなんだな。やっぱ調子に乗ると、波に乗ると。そういうのってあんまりよくないのかな」

▼阿部「まあでも、自覚があるだけマシじゃないか? 調子に乗ったから負けたっていうフィードバックだな。アウトプットか」

▼立花「正直、お客さんが『チャンピオン!』と言ってくれるのはバカ嬉しくて」

▼阿部「浮き足だったな」

▼立花「バカ嬉しかったから。ちょっとナメてたな。ナメてないか」

▼阿部「アニキ、やっぱ俺は全日本上がってきたけどさ、1回もメインイベント立ったことなかったんだよ。でも、光留さんとか、青木さんとかはじめ、アニキもそうだけどさ、全日本プロレスのメインの重みというのをさ、なんかこう…。10年かかったけど、アニキとかいろんな人の努力でこうなっているけど、やっぱまだお客さんを見たら、まださ、ヘビーのメインよりも(観客の数が)寂しい。いっぱい入ってくれているけど寂しいから。やっぱ俺…アニキ、もっと有名になるぞ」

▼立花「そうだな。俺たちで客を呼んでいるようにならないと」

▼阿部「有名になるってことは強くなるってことだからな」

▼立花「そうか」

▼阿部「有名になるってことは強くなるってことだ、アニキ」

▼立花「確かに。そうだな、マジでそうだ。チャンピオンになったから、マジであれだったわ」

▼阿部「気を引き締め直して。俺らがメインイベントでも珍しくないような、人が集まるような、看板になるような、そんな選手になろう。強くなろう」

▼立花「正直そうだな。確かに、チャンカンとかに比べたら、全然お客さんが少なかったから」

▼阿部「あくまで電動チャリと、150ccのボロボロバイクでな」

▼立花「俺たちは突っ走っていくんだよ」

▼阿部「チャリとバイクでな」

▼立花「身の丈に合わせねえとな。電動チャリとボロボロのバイクで強くなるぞ」