これがデビュー以来、初の黒星となった武知は「上野選手、ありがとうございました。デビュー2周年っていう浅いキャリアなのに、こうしてチャンピオンとして僕を迎え入れてくださったこと。そして“次はそのベルトも視野に入っているよ"って言ってくれたこと。僕はすごくうれしかったです」と感謝。「僕はここまで来るのに、いい道のりだけではなかったんです。辛いこともいっぱい経験して、敗北も経験して。プロレスだけに限らず芸能界に入る前から、勝ちよりも負けを体験してきたんです。だからこそ僕は今強いんです」と思いのたけを口にすると、「この負け、負けさせたことを後悔させます。もちろん口だけ達者では終わりたくないんで。去年はKING OF DDTに出られなくて悔しい思いもしました。夏のビッグマッチにも出れずに悔しい思いもしました。今回は僕はスケジュールを空けてます。この負けが良い方向に行くのか悪い方向に行くのか。僕も今の段階では全く分からないです」と続けた。
『HYBRID PERFORMER 2026〜武知海青デビュー2周年記念大会〜』後楽園ホール(2026年2月22日)
武知海青デビュー2周年記念試合 ○上野勇希vs武知海青×
武知がデビュー2周年記念試合で初のシングルマッチに登場。初黒星を喫したものの、KO-D無差別級王者・上野に善戦した。
武知は2024年2・25後楽園大会でプロレスデビュー。昨年は上野&To-yとのトリオでKO-D6人タッグ王座を戴冠し、プロレス大賞で新人賞を受賞した。12戦目となったこの日、武知はデビュー2周年記念試合に登場。自身の希望でKO-D王者・上野を相手に初のシングルマッチに挑んだ。
開始間もなく上野をロープに押し込んだ武知はブレイクせずエルボーを見舞い、ドロップキックを繰り出した。これでギアが入った上野はエプロンでDDTを敢行したり、観客席に放り投げたり、南側客席に連行して壁にぶつけたりと厳しい攻めを連発。それでも武知は階段の上からスーパーダイブを敢行し、お返しとばかりに上野を壁に激突させた。
上野は鉄柱攻撃で反撃し、場外でのシャイニングウィザードをさく裂。リングに戻ると、フェースロック、ヘッドロック、逆エビ固めで武知を絞め上げた。コーナー上での攻防となり、上野がヘッドバットを見舞えば、武知は雪崩式ブレーンバスターで逆襲。スワンダイブ式フォアアームを繰り出した。
回避した上野はフロッグスプラッシュを投下。2カウントで返した武知もチョークスラム、スワンダイブ式フォアアームで必死に反撃し、スリーパーで絞め上げたが、反撃もここまで。ドロップキック、エルボー、ドロップキックを立て続けに決めた上野はエルボーでやり返す武知にWRをさく裂させて3カウントを奪った。
試合後、上野は「俺はどうや? 楽しかったか? 2周年おめでとう。もし、海青のプロレスを見ていないヤツらが“武知海青はパフォーマーの片手間でプロレスをやっている"などと言うヤツがいたら俺に言ってこい。とっちめてやるわ。次に俺とやる時はベルトをかけてやろう」と祝福とともにメッセージ。「でも、まだこのベルトをかけてやれるレベルじゃない。プロレスラーの武知海青に期待しているよ。頑張れ!」とエールを贈った。
これがデビュー以来、初の黒星となった武知は「上野選手、ありがとうございました。デビュー2周年っていう浅いキャリアなのに、こうしてチャンピオンとして僕を迎え入れてくださったこと。そして“次はそのベルトも視野に入っているよ"って言ってくれたこと。僕はすごくうれしかったです」と感謝。「僕はここまで来るのに、いい道のりだけではなかったんです。辛いこともいっぱい経験して、敗北も経験して。プロレスだけに限らず芸能界に入る前から、勝ちよりも負けを体験してきたんです。だからこそ僕は今強いんです」と思いのたけを口にすると、「この負け、負けさせたことを後悔させます。もちろん口だけ達者では終わりたくないんで。去年はKING OF DDTに出られなくて悔しい思いもしました。夏のビッグマッチにも出れずに悔しい思いもしました。今回は僕はスケジュールを空けてます。この負けが良い方向に行くのか悪い方向に行くのか。僕も今の段階では全く分からないです」と続けた。
上野から「良い方向に行くから、どっちも出ろ!」と投げかけられると、武知は「僕は今年1年ももちろん言葉だけじゃなくて、態度だったり姿勢だったり、体を使って皆さんに“ちゃんと僕はプロレスに真剣に向き合っているんだ"ということを伝え続けるんで。いくら反対されても賛成されてもどっちでもいいです。僕がやりたいことをやります」とキッパリ。「なので信じてくれた方とか“まだまだ海青は甘いけど、まだ見たいな"と思ってくださった方がいたら、ぜひ、この会場に足を運んでくださるとうれしいです。ずっと進化し続ける武知海青を見せ続けて、いつかはこのベルト(KO-D無差別級)をこの腰に巻きます」と大きな目標を口にした。
【武知の話】「この表現が合ってるのか分からないですけど、初めての負けが上野さんですごい良かったと思います。DDTの頂点、現チャンピオンにすごくいい刺激をもらえましたし、隣では味わえない恐怖だったり痛みだったり、いろいろなものを教えてもらった気がします。思っていた以上に上野さんの背中は遠かったし、この選手の下にもまだまだ強い選手がいるんだなと思うとちょっとゾッとするんですけど、しっかりと僕もトレーニングや稽古をもっともっと頑張って、認めてもらえるように頑張りたいと思います。最後の言葉はすごく愛のある言葉なのかなと思うので、その言葉をいい意味で裏切れるように。一発であのベルトを獲れるように頑張りたいと思います。実は1週間後に三重でツアーがスタートするんですよ。そのツアーも20個以上あって、ドンピシャで被るんですけど。ハイブリッドパフォーマーとしてやらせていただいているので、その名に恥じない行動をしたい。次の日がツアーでも出るし、ツアーの次の日でも出る。チャンスをもらえるなら当日でもいいかなと思っているぐらい。覚悟は決まっています。出られるなら出て、いっぱい勉強して。何なら負けて、勝って、喜んで、泣いて。いろいろな感情とともにプロレスを学んでいきたいと思います。今は東京だけですけど、僕は地方にも行きたいってデビューの時からずっと言っているので。スケジュールなどで行けないのは分かりますけど、早く僕は地方でも試合をしたいなって思います」