【全日本】 綾部&タロースが斉藤ブラザーズ返り討ちで世界タッグ王座激闘V3 「我々が見せる絶望はまだまだ続くぞ」 2026/3/15

『ドリームパワーシリーズ2026』東京・後楽園ホール(2026年3月15日)
世界タッグ選手権試合 ○綾部蓮&タロースvs斉藤レイ&斉藤ジュン×

 綾部&タロースが斉藤ブラザーズを返り討ちにして、世界タッグ王座V3。試合後、綾部は「我々TOCが見せる絶望はまだだ続くぞ」と予告した。

 “Titans of Calamity"綾部&タロースは、昨年の世界最強タッグ決定リーグ戦を制した勢いそのままに、新春の後楽園大会で世界タッグ王座を戴冠。大森北斗&羆嵐、諏訪魔&鈴木秀樹を破り、2度の防衛を果たしてきた。

 そんな王者に挑戦状を突きつけたのが、“斉藤ブラザーズ"ジュン&レイだ。右肩負傷のため半年間欠場していたレイが2・23大田区大会で復帰を果たすと、「その世界タッグは俺たち斉藤ブラザーズのもんだ」と挑戦表明。約1年ぶり3度目の戴冠を狙って、Titans of Calamityと激突した。

 巨体を誇る4人は序盤からド迫力の肉弾戦を繰り広げる。場外乱闘で出鼻をくじかれた斉藤ブラザーズだったが、リングサイドでTitans of Calamityを正面衝突させると、鉄柵に投げつけるなどラフファイトで勢いを掴んだ。綾部に照準を合わせると、ジュンはエルボードロップを投下。レイは踏みつけ攻撃を決めると、ダブルヒップトスでぶん投げた。レイはヒップドロップを落としていく。

 しかし、綾部がランニングネックブリーカードロップでレイに一矢報いると、4人の中でも最も体の大きいタロースが大暴れ。串刺しボディアタックやフロントハイキックを叩き込み、巨漢のレイをバックドロップでぶん投げた。ジュンがスピードを活かしてかく乱し、レイと連係攻撃を仕掛けたものの、タロースはカウンターのフロントハイキックでジュンを足止め。Titans of Calamityがジュンに連続串刺し攻撃を浴びせると、合体スパインバスターがさく裂する。一気にダブルチョークスラムが仕留めにかかった。

 慌ててレイがカットに入ると、その直後にジュンが試合権のある綾部にスピアーをズバリ。タロースをダブルブレーンバスターでぶん投げてチャンスを掴む。斉藤ブラザーズは一気にDOOM(ダブルインパクト)の構え。しかし、綾部が不時着し、ドロップキックでレイを吹き飛ばして、コーナー上のジュンを足止めする。そして、綾部は雪崩式ブレーンバスターを敢行。アイアンメイデンでジュンを絞め上げると、デスルーレットを予告した。

 ジュンが逆にジャックハマーで叩きつけて逆転。勝機をたぐり寄せようと、レイのビンタからジュンがラリアットを振り抜いた。タロースが割って入ってもレイはフライングボディアタックで場外に分断する。ここぞとばかりにジュンはショートレンジのラリアットを連打した。しかし、負けじと綾部はカウンターのドロップキックを放つと、一気にTitans of Calamityがジュンにダブルチョークスラムを繰り出す。レイがカットに入ると、逆水平を乱れ打ったものの、巨人コンビはダブルフロントハイキックからダブルチョークスラムをズバリ。タロースとともに雄叫びを上げたレイはデスルーレットでジュンにダメ押しして3カウントを奪った。

 Titans of Calamityが斉藤ブラザースを返り討ちにして、世界タッグ王座3度目の防衛に成功。2人はベルトをリング中央で掲げて勝ち誇った。マイクを持った綾部は「世界タッグV3達成だ。やっぱり斉藤ブラザーズ、メチャクチャ強かったし、メチャクチャ楽しかったよ。まあ、我々Titans of Calamityの次ぐらいには強いんじゃないか」とニヤリ。「我々TOCが見せる絶望はまだだ続くぞ」と豪語した。

 自信に満ちあふれたタロースも「我々は最高になるためにこの試合に臨んだのだから、最高の相手を倒さなければならなかった。斉藤ブラザーズは最高峰の2人だ。ただ、Titans of Calamityにとって、それは単なる障害に過ぎない。またお前たちがボコボコにされたくなったら、俺たちがどこにいるかわかるだろう?」と言い放つ。

 3・20八王子大会では「タロースvsジュン」「綾部vsレイ」のシングル2番勝負も控えており、綾部は「次、20日の八王子でも斉藤ブラザーズとそれぞれシングル決まってるからな。そこでも絶望を味わわせてやる」と予告。「今日でわかっただろ? 全日本プロレスタッグ戦線、斉藤ブラザーズだけじゃないってことをな。まだまだこの日本、いや、世界一デカいか。このタッグチームTOCに注目しろ。つまりだ、今後もこの全日本プロレス、プロレス界、頂に立つのは我々Titans of Calamityだ」と力強く言い放って後楽園大会を締めくくった。

 今大会ではチャンピオン・カーニバルのブロック分けと公式戦の日程が発表となり、綾部とジュンは開幕戦となる4・12後楽園大会で対戦することが決定した。バックステージで綾部は「開幕戦で斉藤ジュンらしいな。斉藤ブラザーズ、今日と合わせて、八王子、そして開幕戦の後楽園と連続粉砕といこうか」と豪語。シングル戦線でも斉藤ブラザーズを軍門に下らせ、Titans of Calamityが格上であることを実力行使で見せつけるつもりだ。


【試合後の綾部&タロース】

▼綾部「さあ、斉藤ブラザーズを粉砕してV3達成だ。これでわかっただろ? 全日本プロレス、タッグ戦線…タッグ戦線に限らず、斉藤ブラザーズの印象が強いかもしれないけど、斉藤ブラザーズだけじゃないってことをな。でも、これで終わらない。5日後、八王子。斉藤レイ、今日と同じ…いや、それ以上の試合で絶望を味わってもらおうか。そして、休憩明けにチャンピオン・カーニバルの組み合わせ、ブロックが出てたな。開幕戦で斉藤ジュンらしいな。斉藤ブラザーズ、今日と合わせて、八王子、そして開幕戦の後楽園と連続粉砕といこうか」

▼タロース「俺は何度も言っているし、これからも言い続ける。ここで最高になるために。今日、日本で最高のタッグチームであることを証明したが、俺たちはどこにおいても最高のタッグチームであることを証明したいんだ。だから、これまでやってきたことを続けて、圧倒的な強さを見せつけていく。次はチャンピオン・カーニバルだ。俺たちは最高のタッグチームであるだけでなく、ひとりのレスラーとしても最高峰の2人だ。またすぐに会おう」