【スターダム】八神が2冠戦でフューチャー王座ドロー防衛 炎華との再戦に意欲、次期挑戦者に新人王指名 2026/3/31

『STARDOM NIGHTER in KORAKUEN 2026 Mar.2』後楽園ホール(2026年3月31日)
フューチャー・オブ・スターダム選手権&POP選手権ダブル選手権試合 △八神蘭奈vs炎華△

 フューチャー王者・八神とPOP王者・炎華のダブルタイトルマッチは15分時間切れ引き分けで決着つかず。試合後、八神は炎華との将来的な再戦に意欲を見せると、次期挑戦者に新人王を指名した。

 八神は3・15横浜武道館大会で保持期限切れ間近のHANAKOを撃破し、フューチャー王座初戴冠。3・25新木場大会ではHANAKOの同期・さくらあやを破って初防衛に成功した。試合後、八神は2023年4月2日デビューで、保持期限が2日しかないWAVEの炎華を次期挑戦者に指名。POP王座も懸けた2冠戦が行われた。

 両者は2024年にWAVEで開催されたリーグ戦・CATCH THE WAVEのYOUNGブロック決勝で対戦し、炎華が勝利。八神にとっては雪辱戦となった。

 得意の打撃で前に出た八神は、炎華がルチャ流の動きを見せても動じず、サッカーボールキックで連続して蹴り飛ばす。そして、左腕に照準を合わせると、関節技を駆使して攻め立てた。

 八神が「POPそんなもんか?」と挑発すると、炎華はエルボーを連打で反攻。ロープを使った動きで翻ろうし、スペースローリングエルボー、フェイスクラッシャー、ドロップキックとたたみかけた。STFでも絞め上げる。八神の鋭い蹴り技に被弾すると、またも左腕を攻め込まれるが、引かない炎華はエルボー合戦から追尾式ドロップキックを発射。巧みにSTFに再捕獲した。

 しのいだ八神はコーナーに上がった炎華をデッドリードライブで叩きつけると、飛びヒザ蹴りをズバリ。炎華のドロップキックに対してハイキックを返して両者大の字に。2人は必死に立ち上がってエルボーを何発も打ち合う。残り時間3分を切ったところで、炎華はロープに飛び乗っての反転式ダイビングボディアタック、ミサイルキックと猛攻。だが、八神も追撃を読んで脇固めに絡め取った。さらに、羽根折り固めに移行してギブアップを迫る。足まで捕獲しようとするも、炎華はロープに逃れた。

 残り1分の場面で三角蹴りをぶち込んだ八神は、ビートバスターの構え。粘る炎華は丸め込みを連発したものの、ギリギリでキックアウトした八神はゼロ戦キックから再びビートバスターを狙う。だが、ここで時間切れ引き分けのゴングが打ち鳴らされた。

 ドロー決着でどちらもタイトルを防衛した形に。試合後、マイクを持った八神は「ああ、悔しい! 今日、絶対炎華に勝って2冠チャンピオンになってやると思ったのに、ドローでメチャクチャ悔しいけど、初めて戦った2年前のCATCH THE WAVE決勝、後楽園ホール、あの時に負けて、そのあとすぐそのベルトを巻いて、もっといろんなタイトルを巻いている炎華ずっと見てたよ。自分も絶対負けないって頑張ってきた。でも、今日ドローだった」と悔しさをあらわにしつつ、炎華へのライバル心を告白。「本当に炎華とフューチャーを懸けてやりたくて、死に物狂いでもぎ取って防衛して、どうしてもやりたかった相手と今日できて、本当に嬉しかった。でも、今日決着ついてないから、また炎華が巻いたベルトを狙いにいくし、自分がベルトを巻いたら絶対挑戦しに来てください」と再戦を見据えた。

 対する炎華も「まずはご指名ありがとうございました。2年前、ここ後楽園ホールで試合してから、なかなか当たる機会もなくて。でも、あなたがデビューした時から私はずっとあなたの活躍を見て、刺激をもらっていました」と本音を明かし、「今日、このドローという結果が一番悔しいというか。いや、世界で一番悔しいので、そのベルトには挑戦できないけど、あなたがまたベルトを巻いたら、私は蘭奈が持っているもの全部奪いにいきます」とこちらも再戦をアピールした。

 八神は炎華と握手したうえでにらみ合う。そして、「今日ドローだけどさ、やっぱ八神はやりたいヤツ指名したいんだよね。次の挑戦者はもちろん新人王だ!」と次期挑戦者に4月に開催される『ルーキー・オブ・スターダム2026』の優勝者を指名。「誰が勝ち上がってくるかわからないけど、私は誰でもぶちのめして、このフューチャーのベルト高め合っていきたいから。新人王待ってるぞ!」と吠えた。

【八神の話】「フューチャー・オブ・スターダム、POP二冠戦、ドローでメチャクチャ悔しいですけど、2回目の防衛成功することができました。炎華は初めて私が他団体に出たCATCH THE WAVE YOUNGブロックの決勝で初めて戦って。その時負けて、私は準優勝で終わって、ずっとずっと約2年、悔しくて、炎華の活躍ずっとチェックしてて。今日、このベルトを獲ったからには絶対炎華とやりたいと思って指名したんですけど、やっぱドロー。メチャクチャ悔しいんで、必ず炎華が何かベルトを獲った時には挑戦していきたいし、自分がまた何かベルトを獲った時に挑戦してきてくれるようなライバルになれたらなって思ってます。1個、岡田社長に謝りたいことがあって。CATCH THE WAVE出て、初めてこのベルト挑戦した時に、『他団体に参戦させられて大変なんだよ』ってマイクでキレたことあるんですけど。でも、ああやって他団体に出て、最高のライバルに出会えて、本当に社長ありがとうございます。もっともっと自分やりたいヤツいるんで。まずは次、新人王とやって、どんどんんどんどんこのベルトを盛り上げていきたいと思います。ありがとうございました」

【炎華の話】「初めてのダブルタイトル戦。まずは八神蘭奈、指名ありがとう。自分はこういうドローという結果が一番悔しくて。この決着がつかないということがとにかく悔しいので。また蘭奈と戦って、その時には自分が勝ちたいと思います。2年前、蘭奈と戦った時から私はずっとまた再戦しようと言ったのを忘れてなかった。けど、なかなかチャンスがなくて、今回こうやって試合をさせていただけて嬉しかったです。またこういう大きな舞台で、2人でベルトを懸けて戦いたいなと思いました。ありがとうございました」