【新日本】K.O.Bがザック&大岩を熱戦撃破でIWGPタッグV4 毘沙門とHENARE&オーカーンの挑戦者決定戦浮上 2026/4/4

『SAKURA GENESIS 2026』両国国技館(2026年4月4日)
IWGPタッグ選手権試合 ○Yuto-Ice&OSKARvsザック・セイバーJr.&大岩陵平×

 K.O.Bが激闘となったザック&大岩との3ヵ月ぶりの再戦を制し、IWGPタッグ王座4度目の防衛に成功。“毘沙門"後藤洋央紀&YOSHI-HASHIとHENARE&グレート-O-カーンの次期挑戦者決定戦が浮上した。

 3月のNEW JAPAN CUPで大岩がIceを撃破。K.O.Bの持つIWGPタッグ王座への挑戦を表明し、この日、1・5大田区大会以来の再挑戦が実現した。

 開始早々、Iceと大岩がエルボー合戦で火花。Iceがフロントハイキックで先制打を放つと、大岩はボディスラムからの倒れ込みボディプレスで反撃し、アームロックでIceの古傷である左腕を絞め上げる。ザックと二人がかりで両腕をひねり上げたり、踏みつけたりと徹底攻撃した。

 Iceが劣勢から逃れると、OSKARがショルダータックルでザックと大岩を次々になぎ倒す。TMDKコンビが二人がかりで両腕をひねり上げても両腕ラリアットで返り討ち。ザックにコーナーホイップを連発し、腰へのジャンピングエルボードロップを投下して圧倒する。ザックがスリーパーで絡みついても振りほどき、強烈なチョップでねじ伏せた。

 ならばとザックはアンクルホールドで絞め上げて反撃。大岩とともに足攻めを展開し、ザックの延髄斬りと大岩のラリアットを同時に叩き込む。が、OSKARはフロントハイキックで大岩を蹴散らし、ザックにバックブリーカーを敢行。OSKARがザックの頭部を蹴り上げて援護射撃したが、ザックも飛び引きヒザ十字固めで絡みつく。逆片エビ固めに移行し、両腕を固めてのダブルレッグロックで絞め上げた。

 何とかロープに逃れたOSKARは足を引きずりながらもギロチンドロップを繰り出したが、回避したザックはランニングローキック、側頭部への低空ドロップキックをお見舞い。大岩もスライディングエルボーなどで足攻めを続けたが、OSKARはショルダースルーで高々と投げ飛ばして突破口を開いた。

 タッチを受けたIceはミドルキック、ヒザ蹴り、ソバットと蹴りまくり、串刺しランニングニーを突き刺す。大岩も蹴り足をキャッチしてエルボーを連発し、ショルダータックル、セントーンの波状攻撃で挽回。Iceの左腕をひねりまくる。テンザンスープレックスはIceが食い止め、左右の張り手を連打。大岩の後頭部を踏みにじったが、大岩はドラゴンスクリューのように左腕をひねり上げて応戦。左腕にエルボーを連発し、再びひねり上げると、左ヒジをコーナーに激突させ、ロープに引っかけて絞め上げた。

 するとIceは自らテーピングを剥がし、左ヒジをコーナーに何度も激突させて自らを鼓舞。「てめえ、来いよ。効かねえんだ!」と大岩を挑発し、痛む左腕でエルボーを何発も打ち込む。大岩がショルダーアームブリーカーを決めても、Iceは左のカウンターエルボーでなぎ倒して咆哮。黙らせるように大岩はブリッジしながら左腕をひねり上げ、串刺しショートレンジ左ラリアットを連打。THE GRIPを串刺し式で叩き込み、ダイビングボディプレスを投下した。

 Iceも2カウントでキックアウト。ローリングエルボーを見舞う大岩にカウンターのハイキックを叩き込むと、Ice HIGHで蹴り飛ばした。ザックがカットに飛び込んでネックツイストを決めても張り手連打で迎撃。ならばとザックが延髄斬り、大岩のロールスルージャーマンを立て続けに決めた。OSKARがカットに飛び込んでも大岩がラリアットで場外に撃退。Iceにショートレンジ左ラリアット、テンザンスープレックスの猛攻に出た。

 大岩のTHE GRIPが空を切ると、Ice&OSKARが合体技K.O.Bの構えに入ったが、ザックが急行して決めさせず。ザックがドラゴンスクリュー、大岩がブレーンバスターの連続攻撃でOSKARを排除。ザックがザックドライバーでIceを突き刺すと、大岩がジャーマンで引っこ抜く。ザックが場外でOSKARをフロントネックロックで場外に分断すると、大岩はTHE GRIPを繰り出したが、Iceはヒザ蹴りで阻止。スリーパースープレックスでぶん投げられても、THE GRIPをアンビションで食い止めると、すかさずCruellaをぶち込んで3カウントを奪った。

 K.O.Bが激闘の末にTMDKとの再戦を制し、IWGPタッグV4に成功。試合後、マイクを持ったIceは「やっぱよ、大嫌いなヤツを潰すのは気分がいいな、おい。俺はよ、初めてプロレス見た中坊の時から変わらない。プロレスラーが一番喧嘩が強い。プロレスラーはよ、プロの喧嘩師なんだよ。レスラー、客、スタッフが喜怒哀楽、生の感情をさらけ出して共有できる。そこによ、ファンのてめえらが金を払う。プロの喧嘩、これが俺のプロレスだ」と豪語。「俺はここまで来た。OSKARと一緒にな。この先も変わらない。俺が求めんのは強いヤツと金、そしてプロレスハイだけや」と言い切ると、「お前らプロレスハイ中毒者どもも、俺のことが嫌いなヘイターどもも無意識にプロレスハイを求めとるんじゃないのか? そんなお前らに質問だ。次、俺らK.O.Bと誰が戦うのを見たい? 誰だ? 俺らに勝てる要素のあるタッグチームおるか?」と観客に問いかけた。

 場内から「毘沙門!」の声が飛ぶと、Iceは「じゃあ次期挑戦者、指名しようか。毘沙門!」と宣言した。そこへやってきたのがHENAREとオーカーン。「ノー毘沙門。IWGPタッグ王者だった俺たちが次の挑戦者としてふさわしい。俺たちがお前たちのプロレスハイを奪ってやる。マナとUNITED EMPIREのために」(HENARE)と名乗りを上げた。

 すると後藤とYOSHI-HASHIも登場。後藤が「俺たちもプロレスハイ味わってみたいと思ってたところだぜ。だが、プロレスハイは簡単には味わえない。そうだろ? お前らとは俺たちが先にやってやるぜ」とHENARE&オーカーンに挑戦者決定戦を要求し、「よく聞け。一番すげえのは毘沙門なんだよ」と言い切った。

 この状況にIceは「最高のプロレスハイやな」と満足げ。「俺とOSKARはよ、逃げも隠れもしない。お前らが納得いく形で挑戦しに来い」と通告すると、最後に「プロレスハイ中毒者どもは俺が何を言うか、もうわかっとるな。おめえらは何も考えなくていい。ただ感じろ! Let's get high.BIG UP!」と吠えた。