【DRAGONGATE】10周年記念マッチでシュンが猪木問答を再現 豹はスーパーJr.初出場へ「最初で最後のつもりで」 2026/4/6

『THE GATE OF PASSION 2026』後楽園ホール(2026年4月6日)
○吉岡勇紀&豹vsシュン・スカイウォーカー&Ben-K×

 同期4人による10周年記念マッチは吉岡がBen-Kに快勝。シュンが往年の猪木問答を再現し、豹は初出場となる新日本『BEST OF THE SUPER Jr.』へ向けて「最初で最後のつもりで」と決意表明した。

 シュンとBen-Kは2016年4月22日デビューで、豹は2016年8月14日、吉岡は2016年10月29日にそれぞれデビュー。今年10周年イヤーを迎えた4人による記念試合が組まれた。豹は新日本『BEST OF THE SUPER Jr.』への初出場が決まったばかりだ。

 試合は豹とBen-Kの顔合わせで幕開け。Ben-Kがショルダータックルでなぎ倒せば、豹はリングを這い回ってからのゼロ戦キックで応戦する。シュンと吉岡は競い合うようにジャンピングリングインすると、吉岡がドロップキックで先制。豹が「二人であの日の連係いこうぜ」と呼びかけ、吉岡がコードブレイカーでシュンの動きを止めると、豹をヒップトスで投げる人間爆弾攻撃を敢行。豹が吉岡をおんぶしての合体ボディプレスも繰り出したが、自爆に終わった。

 すかさずBen-Kが左右にシェイクしてからの俵返しで豹をぶん投げる。シュンと代わる代わるボディスラムで投げ、シュンがロメロスペシャルで吊り上げて場内は大歓声。Ben-Kがセットした豹の顔面にシュンが低空ドロップキックを見舞い、連係が成立した。豹も二人にチョップやエルボーを連発して立ち向かったが、シュンとBen-Kはダブルチョップで返り討ち。二人でコーナーに振ってトレイン攻撃を狙った。

 劣勢が続いた豹だったが、Ben-Kをコルバタで吹き飛ばし、シュンにその場飛びフットスタンプを投下して突破口。タッチを受けた吉岡がジャンピングニードロップなどでBen-Kを攻め立てて巻き返したが、Ben-Kはコーナーダイブをキャッチしてのフロントスープレックスで逆襲。アルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げた。

 逃れた吉岡がエルボーで反撃すると、豹が背後からのドロップキックで援護射撃。タランチュラでBen-Kを絞め上げ、そこに吉岡がドロップキックを見舞っていく。吉岡がエルボー、豹がコンプリートショットを立て続けに決め、吉岡がフェースバスターで叩きつける。さらに豹が「Ben-K、0点!」と低空ゼロ戦キックを放ち、ダイビングセントーンを投下した。

 ならばとシュンが豹と吉岡を二人まとめてスープレックスで投げ飛ばして逆転。シュンがフロントハイキック、Ben-Kがバックドロップと連続攻撃が決まる。吉岡が飛び込むとシュンと一進一退の読み合いを展開。バトルフックを叩き込む。豹もBen-Kにサムソンドライバーを仕掛けたが、阻止したBen-Kはジャーマンで引っこ抜いて逆襲。シュンがフロントハイキックで吉岡を場外に蹴落とすと、Ben-Kは豹をスピアーでねじ伏せ、Ben-Kボムを爆発させた。

 吉岡のカットが間に合うと、Ben-Kと意地のエルボー合戦で火花。バトルフックで競り勝つと、即座に立ち上がったBen-Kも左ラリアット、スピアーの猛攻で押し返す。吉岡もバトルフック、変型ドライバーで徹底抗戦。ハイフライフローを発射して3カウントを奪った。

 10周年同期対決は吉岡が快勝。試合後、マイクを持ったシュンは「吉岡、Ben-K、豹。デビュー10周年おめでとう…なんて言うわけないだろ。お前たちはな、シュン・スカイウォーカーと同期でやってこられたことを、そのタグを使えることを、シュン・スカイウォーカーに感謝を伝えるべきなんじゃないか? 違うか?」と上から目線で言い放った。

 そして「俺はお前たちに伝えることがあるよ。まずは豹、よく聞けよ。お前は気持ち悪すぎる。次に吉岡、お前はつまらなさすぎる」と言いたい放題に酷評したシュンは「そしてBen-K、おめえはそれでいいや。まあ、それぞれの思いがあるから、それはさておいて、お前たちな、俺に憧れるな。以上、神からのお告げでした」と続けて締めた。その内容は2002年2月の新日本・札幌大会におけるアントニオ猪木(故人)の発言に酷似。通称・猪木問答を再現した形となった。

 一方、豹はバックステージでスーパージュニア出場について言及。10周年の節目で新日ジュニア最強決定戦に臨むことになり、「僕の夢が一つここで叶います。ただね、出るだけじゃない。最初で最後のつもりで俺が爪痕を残す。いや、それ以上、あいつら全員ひっかき回して、グッチャグチャにして、丸めて食べて、女豹ちゃんにしてやるよ」と気合をみなぎらせていた。


【豹の話】「ありがとうございました。もともと僕たち同期が10周年を迎えるということで、僕が4人で試合したいと発信させていただいて今日実現して。最後、吉岡さんにおいしいところ持っていかれて。ちょっとね、この4人で戦うのも最初で最後な気がします。いろいろあるDRAGONGATEで数えきれない出会いと別れがあって、本当に大事な人が目の前からいなくなるというのは本当に嫌なことなんですけど、これからもね、僕は僕のやるべきこと、全世界の女豹ちゃんを幸せにする。そのためだけに生きていきます。そしてね、新日本プロレスさんのBEST OF THE SUPER Jr.。僕の夢が一つここで叶います。ただね、出るだけじゃない。これも最初で最後のつもりで俺が爪痕を残す。いや、それ以上、あいつら全員ひっかき回して、グッチャグチャにして、丸めて食べて、女豹ちゃんにしてやるよ」

【吉岡の話】「10周年記念試合、俺が獲った。今回は、だけどな。まだ10周年だ。これから15周年、20周年、5年ごとにこの4人のタッグマッチでも4WAYでも何でもいいよ。この10年、それぞれ頑張ってやってきたよ。あいつの、シュン・スカイウォーカーの言葉は重くはないけど、心の端っこにちょっと気にしようかな。とりあえず10周年。まだ10周年、これから15、20、30、楽しみだな」