【スターダム】引退前の鹿島が同門ハンディ戦でごう沈も…奈七永サプライズ登場で涙 2026/4/8

『STARDOM NIGHTER in KORAKUEN 2026 Apr.』東京・後楽園ホール(2026年4月8日)
○妃南&レディ・C&稲葉ともか&八神蘭奈&虎龍清花vs朱里&鹿島沙希×

 引退前の鹿島を応援すべく高橋奈七永がサプライズ登場。デビュー戦の相手である先輩の前で鹿島は奮闘したものの、最後はGod's Eyeの仲間たちから猛攻を受けてごう沈。それでも奈七永と抱擁を交わすと、たまらず涙を流した。

 鹿島は現役最後の試合を4・23後楽園大会で行い、4・26横浜アリーナ大会で引退セレモニーを開催することが決定した。今大会では朱里と組んで、God's Eyeの同門であるレディ&妃南&ともか&八神&虎龍と対戦するハンディキャップ戦が実現。壮麗亜美が負傷欠場となったものの、人数的には圧倒的不利な形となるが、鹿島は「もう1人、化け物ストックを用意したいなと思っています。もう逆ハンディキャップマッチになるぐらいの化け物を連れていきたい」と予告していた。

 試合前、鹿島の指示を受けた安藤リングアナが「化け物」の入場をコールすると、そこに現れたのはスターダム旗揚げメンバーで、鹿島のデビュー戦の相手であり、昨年5月に引退した奈七永だった。朱里&鹿島と抱擁を交わすと、パッションと刻まれたタオルを掲げて、セコンドにつく。

 勢いづいた様子の鹿島だったが、いざ試合開始となると、必死に朱里に先発を譲ろうとする。そこにレディ組が襲いかかった。「大好きだから」と抱きついてくるレディを起死回生でいきなり丸め込むと、アッパー掌底で振り払ってピンチを脱し、朱里に試合を任せる。

 朱里は同門のメンバー相手に激しい蹴撃戦を展開。だが、レディ組は数的有利な状況を作ると、ともかが鹿島を強引にリングに連行し、倒れる朱里に投げつけた。腰を押さえる鹿島を奈七永が介抱する。その後も朱里が孤軍奮闘するが、鹿島はチャンスと見るやリングイン。だが、レディ組にスキを突かれて、連続攻撃の餌食に。

 すると、こらえきれなくなった奈七永が乱入。ビンタを乱れ打って後輩たちに“パッション"を注入する。鹿島との連係は不発に終わったものの、妃南を場外に連行すると、鹿島はエプロンからのプランチャを敢行して、「沙希」コールを巻き起こした。さず超激アツ(ダブルアーム式フェイスバスター)で叩きつける。

 しかし、鹿島は妃南を仕留めきれず、一転して劣勢に。そんな鹿島を奈七永は必死に鼓舞。意を決した鹿島は妃南と向き合って珍しく真っ向勝負のエルボー合戦を繰り広げた。相手組の猛連係で攻め込まれ、妃南にはマッドスプラッシュを狙われたものの、鹿島は避けて自爆させる。そして、起死回生で大逆転勝利を狙ったものの、先読みした妃南が外道クラッチで丸め込んで3カウントを奪った。

 大の字になった鹿島だったが、最後は欠場した壮麗を含めてGod's Eyeの仲間たちとガッチリ握手。全員で手を掲げて、絆をアピールする。そして、改めて奈七永と抱擁。鹿島は思わず涙を流すと、そんな後輩の手を奈七永は掲げる。最後は朱里&奈七永と肩を組んで花道を下がっていった鹿島だった。

 バックステージではGod's Eyeのメンバー全員と奈七永と並んでコメントを発表。「God's Eyeのみんなで戦う試合が今日で最後ということで、絶対負けたくなかったので、化け物を投入しました。ご覧の通り、皆さんとてもビビってらっしゃいました」と奈七永投入の効果を実感しつつ、「そんなビビるぐらい最強な奈七永さんと自分はデビュー戦をしました。デビュー戦を引き受けてくださって本当に嬉しかったですし、奈七永さんがデビュー戦でよかったなって」と感謝して、感傷的なムードに包まれた。

 ただ、「さっきそれをリング上で伝えたんですけど、『なんて?』って聞こえてなくて(笑)」と明かすと、コメントスペースは笑顔で染まる。「本当にもう幸せな時間でした。ありがとうございました」と鹿島は満足げに試合を振り返った。

 奈七永は「15年前のことを覚えていてくれて、胸に持っててくれて。あの時のパッションはマジで凄かったんですよ。今なんであんな逃げちゃうのよ? 最後まで逃げずに、沙希のあのデビュー前に『高橋奈七永とやりたい』って言ったようなあのパッションを最後までお客さんに。見たいんだから、沙希のパッションを」と熱く激励。すると、鹿島は「残りは逃げずに頑張ります」と宣言しながらも、そこから脱兎の如く逃げだし、鹿島らしい幕切れとなった。

 後楽園ホールで試合をするのもあと2回。4・11後楽園大会では葉月&コグマと組んで、舞華&星来芽依&ウナギ・サヤカと対戦する。


【試合後の鹿島、奈七永】

※God's Eyeのメンバー全員と奈七永でコメントスペースに現れると

▼鹿島「God's Eyeのみんなで戦う試合が今日で最後ということで、絶対負けたくなかったので、化け物を投入しました。ご覧の通り、皆さんとてもビビってらっしゃいました。そんなビビるぐらい最強な奈七永さんと自分はデビュー戦をしました。デビュー戦を引き受けてくださって本当に嬉しかったですし、奈七永さんがデビュー戦でよかったなって。さっきそれをリング上で伝えたんですけど、『なんて?』って聞こえてなくて(笑)」

▼奈七永「ごめんなさい(笑) なんか聞き流しちゃって。聞こえているふりをしたらダメだなと思って、聞き直してしまってごめんなさい」

▼鹿島「本当にもう幸せな時間でした。ありがとうございました」

※他のメンバーが拍手すると

▼奈七永「いやあ、沙希が何年前ですか、デビュー戦は」

▼鹿島「15年前とかです」

▼奈七永「15年前のことを覚えていてくれて、胸に持っててくれて。あの時のパッションはマジで凄かったんですよ。今なんであんな逃げちゃうのよ? 最後まで逃げずに、沙希のあのデビュー前に『高橋奈七永とやりたい』って言ったようなあのパッションを最後までお客さんに。見たいんだから、沙希のパッションを」

▼鹿島「はい」

▼奈七永「逃げずに」

▼鹿島「残りは逃げずに頑張ります」

▼奈七永「おお!」

※他のメンバーも驚くが、鹿島が逃げるように去っていく

▼奈七永「おい! 待て。パッション!」

※他のメンバーも「パッション」と叫んで追いかけていくと

▼壮麗「すぐ戻ってきます!」