【新日本】辻陥落 アンドラデがGLOBAL王座奪取 海野とモロニー同時表明で3WAY戦浮上 2026/5/3

『レスリングどんたく2026』福岡国際センター(2026年5月3日)
IWGP GLOBALヘビー級選手権試合 ○アンドラデ・エル・イドロvs辻陽太×

 アンドラデが激闘の末、辻に雪辱を遂げてIWGP GLOBALヘビー級王座を戴冠。挑戦者を募ると海野翔太、ドリラ・モロニーが名乗りを上げ、3WAY戦が浮上した。

 シングル2冠王に君臨していた辻だが、4・4両国大会でカラム・ニューマンに敗れ、IWGPヘビー級王座から陥落。この日、ゲイブ・キッドとのGLOBAL王座V4戦に臨む予定だったが、ゲイブがAEWでの試合中に右肩を負傷して欠場。代わりに同じAEWからUNITED EMPIREの一員でもあるアンドラデが名乗りを上げると、辻も受諾し、2・28トレントン大会以来の再戦が実現した。

 一進一退の先手争いからアンドラデがラリアットで場外に転落させ、ダイブ攻撃を狙ったが、辻はすぐさまリングイン。逆に場外ダイブの構えを見せると、アンドラデもすぐにリングに戻って飛ばさせず。その後、アンドラデがコーナーに逆さ吊りにしてのダイビングフットスタンプを投下するなど主導権を握った。

 辻も風車式バックブリーカーで反撃するものの、ダイブ攻撃を狙った際、アンドラデがリバーススパニッシュフライで叩き落として流れを渡さない。それでも辻は飛びつき旋回式アームホイップで場外に転落させ、トペスイシーダを発射。リングに戻すと串刺しジャンピングニーを突き刺し、雪崩式フランケンシュタイナーで叩き落とした。

 前回のフィニッシュとなった辻の逆エビ固めはアンドラデが抵抗して決めさせず。ロコモーション式ブレーンバスター、フライングフォーアーム、串刺しランニングダブルニーの波状攻撃で押し返す。すかさずアラビアンプレスを繰り出したが、辻は両ヒザで迎撃。それでもアンドラデはエプロンの辻をパワースラムで叩きつけ、三角飛びトルニージョを発射した。

 リングに戻したアンドラデはムーンサルトムーンサルトで追い討ち。ザ・メッセージ狙いは辻が何とか食い止めたが、アンドラデはトップロープからの雪崩式ブレーンバスターで叩き落とした。そのままクラッチを離さずロコモーション式ブレーンバスターで追撃したが、3発目は辻がブレーンバスタースラムで切り返す。アンドラデをコーナーに逆さ吊りにしてのマーロウクラッシュを発射した。

 エプロン上での攻防も辻がコルバタで制し、アンドラデをリング下に叩き落とす。ようやく流れをつかんだ辻はスパニッシュフライで追い討ち。ラリアットを叩き込む。倒れないアンドラデに飛びヒザ蹴りをぶち込んだが、ジーンブラスターはアンドラデがローリングバックエルボーで迎え撃った。

 ダブルダウンから立ち上がると、両者は意地のチョップ合戦で火花。ともに倒れない無数の打ち合いを辻がパイルドライバーで制したが、アンドラデは丸め込み合戦に持ち込む。セカンドロープに飛び乗ってのダイブ攻撃は辻がジーンブラスターで撃墜。続くジーンブラスターはアンドラデが回避してソンブラドライバーを敢行。辻もザ・メッセージを食い止めたものの、アンドラデはハンマーロックDDTで突き刺す。さらにダブルアーム式カナディアンデストロイヤーで追い討ちをかけた。

 辻も雪崩式ザ・メッセージは阻止。ストンプ攻撃でアンドラデの動きを止めると、ジャンボスープレックスで追い討ち。咆哮とともに逆エビ固めで捕らえた。アンドラデも何とかロープに逃れて同じ轍は踏まない。ゲレーロスペシャルを阻止し、コーナー上でのDDTで鉄柱に突き刺す。自らも場外に転落する捨て身の荒技によって辻の動きを完全に止めると、ザ・メッセージを爆発させて3カウントを奪った。

 辻が雪辱を許して陥落。アンドラデが第7代GLOBAL王者となった。「ヨータ、彼はいい選手だ。素晴らしい才能がある。しかし、アンドラデ・エル・イドロの方が上だ」と勝ち誇ったアンドラデは「俺がAEWのために働いているから支持しないという人が多いのは分かっている。しかし、この王座はニュージャパンのものだ。だから今の俺はニュージャパンとAEWのために働いている。両方の団体の血が俺に流れている」と主張した。

 そしてアンドラデが「簡単な質問だ。誰が俺に挑戦する?」と募り、コーナー上でベルトを掲げると、入場ゲート前にモロニーと海野が現れた。二人は近距離でにらみ合うと、ともに花道を歩いてリングへ。するとアンドラデは「俺に考えがある。お前もお前も、この王座が欲しいと思っている。そして、この王座は俺のものだ。GLOBALヘビー級を懸けて3人で試合だ。場所と日付、時間を決めろ」と3WAY戦でまとめて迎撃する構えをみせた。