【NOAH】N-1決勝は「清宮vsOZAWA」に 清宮“独走突破”も「お前を倒さないと本当の意味で先に進めねえんだよ!」 2026/9/27

『LINEヤフー presents N-1 VICTORY 2026』栃木・ライトキューブ宇都宮(2026年9月27日)
Aブロック公式戦 ○清宮海斗vsチェン×

 NOAH年間最大のリーグ戦『N-1 VICTORY 2026』は公式リーグ戦全日程を終了し、10・4代々木大会の優勝決定戦は「(Aブロック1位)清宮海斗vsOZAWA(Bブロック1位)」に決まった。リーグ戦最終日の宇都宮大会メインでチェンを熱闘撃破した清宮がAブロック独走突破を果たし、OZAWAに「お前を倒さないと、本当の意味で先に進めねえ!」と突きつけた。

 約2週間12大会に渡った今年のN-1も、この日の宇都宮大会が公式リーグ戦最終日。今年は過酷連戦を完走したOZAWAがひと足早くBブロックを突破し、残るAブロックはメインの「清宮vsチェン」次第だった。

 チェンは清宮の動きに合わせるかのように、アームドラッグからの腕固めをしつこく決めて先手。自分のペースに引きずり込む。清宮はスワンダイブ攻撃をドロップキックで迎撃したものの、チェンの変則的な打撃に苦しみ、流れを奪えない。

 ラリアットの相打ちからようやくチャンスを掴んだ清宮はシャイニングウィザードからスカイウォークエルボーを投下するも、時期尚早で自爆。ここぞとばかりにチェンがトラースキック、二段蹴りを皮切りに次々と大技を繰り出した。清宮も各種シャイニングウィザードを連発したものの、シャイニングランサーをキャッチしたチェンは、必殺のジ・エクスクラメーションマーク(旋回式変型パワーボム)で叩きつけた。

 大ピンチを迎えた清宮だったが、ジャーマン合戦からジャンピングニーをクリーンヒットさせて奮戦する。コーナー上でチェンに襲われ、各会場でどよめきを巻き起こしてきたコーナー上でのエルボードロップを狙われるが、清宮は絶叫して転倒を誘うと、ひらめきを発揮してスカイウォークエルボーアタックを発射。即座にスカイウォークエルボーを投下して、3カウントを奪った。

 引き分けでも進出可能だったが、しっかり勝ちきって単独首位の11点でAブロックを突破。終わってみれば開幕から最終日まで一度も首位を明け渡すことのない“独走突破"を果たした。

 マイクを握った清宮は「チェン、ユー・アー・グレート・レスラー。センキュー。このN-1をメッチャクチャ盛り上げてくれたチェンに皆さんもう一度大きな拍手をお願いします」と感謝し、場内も大きな「チェン」コールに染まった。

 10・4代々木大会の優勝決定戦の相手はOZAWA。いま現在のNOAHを象徴する“因縁の一戦"が、今年はN-1決勝を舞台に実現する。

 そのOZAWAも姿をみせる。感動ムードをおちょくるように花道を歩いてリングインすると「な〜んだ、優勝決定戦、相手、清宮かよ。おい。おい、清宮はかつて過去2回シングルマッチを行い、一度もわたくしOZAWAに勝てたことがない。つまり、つまりですよ、お客様。N-1 VICTORY 2026優勝者は、このわたくしOZAWAに“決定"いたしました〜!」とあざ笑った。

 確かに清宮は約1年10ヶ月に渡ってタイトルとは無縁。方舟のエースの停滞は、2025年元日の“OZAWAショック"から始まった。「俺はな、お前を倒さないと、本当の意味で先に進めねえんだよ。次の代々木、去年の1月、武道館からのすべての借りをてめえに返してやるよ!」と突きつけ“OZAWAの呪縛"からの脱却を宣言し、顔面密着でにらみ合った。

 OZAWAが去ってて観衆に向き直した清宮は「N-1前にね、俺はNOAHに闘いというものが少なくなってきているんじゃないかと思って、本当に魂を削ってやってきましたけど、闘いで皆さんのこんなにも幸せそうな笑顔が見れるなんて、プロレスだけじゃないですか? ホントにこのN-1、プロレスの力の凄さ、メチャクチャ感じました。でも、みんなの笑顔で俺らプロレスラーはメチャクチャやる気になっているんで。皆さんの笑顔のほうがもっともっと凄いです。ありがとうございます」と率直な思いの丈を語ったうえで「次の代々木、その笑顔を背負って、N-1 VICTORY、俺が一番はみ出して突き抜けてやりますよ! 最後に笑うのは皆さんと清宮海斗です! ありがとうございました!!」と公式リーグ戦最終日・宇都宮大会を締めくくった。

【清宮の話】「チェン、チェン。あいつ最高だったよ。あいつのスタイル、すげえ好きだし、なんかルーツは違うと思うけど、これからも一緒にやっていけるような、そんな気がしたよ。最高の試合。よっしゃ! あと一つだ。文句なしだ、これで。あと一つだ。N-1 VICTORY、はみ出しますよ」

【OZAWAの話】「N-1 VICTORY 2026優勝者決定戦がわたくしOZAWA対清宮海斗に決定いたしました。てことは! てことは過去2回シングルマッチで負けている清宮海斗が次も勝つことはないため、わたくしOZAWAのN-1 VICTORY 2026優勝が決定したわけなんです。おい! 残念だったな、清宮海斗。俺に勝ってというか、N-1 VICTORYを優勝して、小川良成とかいうおじいちゃんとシングルでやりたいとか、見当外れなことを言っていたけれども、その夢は叶いません。大丈夫、大丈夫。俺との試合でNOAHらしい試合をすればいいんだ。かつてさ、5分以内で丸め込みでGHCのタイトルの試合を行われたみたいな、そういうNOAHらしいいい戦いがかつてあったでしょ。おい、5分以内で、俺の電光石火の逆さ押さえ込みさく裂しちゃうかもにゃ〜」