【全日本】安齊が世界タッグ会見欠席も 青柳が1年前の「報復」と斉藤ブラザーズの仙台屈辱締めを予告 2026/10/2

 10・11仙台大会の世界タッグ選手権試合「斉藤ジュン&斉藤レイvs青柳優馬&安齊勇馬」へ向けた会見が2日、都内・全日本事務所で行われた。

 青柳と安齊は9月の王道トーナメント1回戦でそれぞれジュン、レイを撃破。9・22後楽園大会における準決勝で青柳が勝利した。試合後、青柳が暮れの最強タッグ出場と世界タッグ挑戦を要請し、安齊も呼応。王者・斉藤ブラザーズも10・11仙台大会での迎撃を宣言し、両チームによるタイトルマッチが決まった。

 青柳と安齊は昨年の最強タッグに出場したが、青柳が交通事故を起こして出場停止処分となったためリタイア。この秋、タッグチームとして再始動することになった。この日、安齊は仕事の都合で欠席となったが、「強くてカッコいい二人のユウマが斉藤ブラザーズのホームである仙台でベルトを必ず巻きます。俺は青柳さんとだったら何でもできると思っている」とコメントを出した。

 「王道トーナメントの準決勝で話して以来、一切話してないので、コミュニケーションという点では一切ない」と明かした青柳だが、「安齊が何でもできるって言うんだったら何でもできると思います」と呼応。「王道トーナメント1回戦でダブルユウマがダブル斉藤に勝ってますから。問題ないと思います」と言い切った。

 青柳は昨年8月、地元・松本で当時の三冠王者・ジュンに挑戦したものの敗れている。この時の屈辱を当然忘れられるはずがなく、「今回はその報復として斉藤ブラザーズ、ホームである宮城県でダブルユウマが勝って、世界タッグチャンピオンになって仙台大会を締めたい。いや、仙台大会は負けた斉藤ブラザーズに締めてもらって終わりたい」とリベンジを宣言。「絶対に俺は獲るから。『申し訳ありませんでした、DOOM』って番組用に映像を撮っといた方がいい」と斉藤ブラザーズを挑発した。

 斉藤ブラザーズの二人にとっては王道トーナメントの雪辱戦となる。レイが「宮城の人にこのベルト=斉藤ブラザーズっていうふうに思われてるだろうな。なくなったら、ちょっと俺も気まずいからな」と話したように、地元・宮城で陥落という汚点を残すわけにはいかない。

 ジュンは二人の挑戦を「俺としては先日の王道トーナメントで青柳優馬に痛い目にあわされているし、むしろこれは絶好のチャンス。ウェルカムだ」と歓迎し、安齊欠席によって「もうすでに二人のユウマは気持ちがバラバラだ。そんなんじゃ俺たちの地元で俺たち斉藤ブラザーズに勝てないぜ。10・11ダブルユウマをDOOM」と予告。レイは「俺たち斉藤ブラザーズは今、歴代最多の通算最多の防衛回数14回だ。今回防衛すれば、さらに上の15回になる。これから防衛を重ねていけば、もう誰にも抜けねえような、16回、17回、18回、いや20回、30回と歴史上、稀にみる大記録になる。そのためにも、ここでこのベルトを落とすわけにはいかねえ」と記録更新を見据えて誓ってみせた。


【会見の模様】

▼安齊のコメント「今回は仕事の都合で会見に出席できず、申し訳ございません。世界タッグへの挑戦、横に立つのは青柳優馬。考えるだけでワクワクします。強くてカッコいい二人のユウマが斉藤ブラザーズのホームである仙台でベルトを必ず巻きます。俺は青柳さんとだったら何でもできると思っているので、俺たちだけを見ててください」

▼青柳「青柳優馬です。10月11日に斉藤ブラザーズのほぼホームである宮城県仙台市でタイトルマッチをやるんですけど、去年の8月10日、今でも忘れません。1年前ですけど、松本で三冠戦。斉藤ジュンのベルトに挑戦して、地元で苦い思いをしました。なので、今回はその報復として斉藤ブラザーズ、ホームである宮城県でダブルユウマが勝って、世界タッグチャンピオンになって仙台大会を締めたい。いや、仙台大会は負けた斉藤ブラザーズに締めてもらって終わりたいと思います」

▼ジュン「斉藤ブラザーズ兄の斉藤ジュンだ。10・11俺たちの地元・宮城・仙台で誰が挑戦してくるのか気にはなっていたんだが、まさかダブルユウマが挑戦してくるとはな。正直驚いたぜ。だが、俺としては先日の王道トーナメントで青柳優馬に痛い目にあわされているし、むしろこれは絶好のチャンス。ウェルカムだ。だが、やはり気になるのは安齊勇馬が今日、来ていないことだろう。本人の言い分は分かるし、言いたいことは分かるんだが、俺から見て、もうすでに二人のユウマは気持ちがバラバラだ。そんなんじゃ俺たちの地元で俺たち斉藤ブラザーズに勝てないぜ。10・11ダブルユウマをDOOM」

▼レイ「斉藤ブラザーズ弟の斉藤レイだ。今、ジュンが言った通りだな。俺たちの地元・宮城で、仙台サンプラザホールでこの世界タッグをダブルユウマからしっかりと防衛する。俺たち斉藤ブラザーズは今、歴代最多の通算最多の防衛回数14回だ。今回防衛すれば、さらに上の15回になる。これから防衛を重ねていけば、もう誰にも抜けねえような、16回、17回、18回、いや20回、30回と歴史上、稀にみる大記録になる。そのためにも、ここでこのベルトを落とすわけにはいかねえな。そしてだ。安齊勇馬がいねえみてえだが、リング外の仕事もいろいろと忙しいんだろう。俺たち斉藤ブラザーズもな、ここ数日、宮城で仕事をさせていただいて、昨日、仙台から帰ってきたばかりだ。忙しいのはいいことだ。それはもちろん否定しねえ。ただな、俺たち斉藤ブラザーズはリング上も、そしてリング外も常に一緒の、まさに血のタッグチーム。どんなタッグチームがきても負ける気がしねえぜ。楽しみだ。DOOM」

――安齊が欠席となったが、コミュニケーション面での不安はある?

▼青柳「いや、そうですね。王道トーナメントの準決勝で話して以来、一切話してないので、コミュニケーションという点では一切ないですね。今日も会見の前に安齊が欠席するという連絡を会社から聞いたので、寝耳に水と言ってしまえばあれなんですけど、仕方ないなという気持ちですね。明日から始まる行田大会。安齊勇馬、ちゃんと会場には来ますから、リング上でお見せできれば問題なく斉藤ブラザーズから獲れると思ってます。なぜなら王道トーナメント1回戦でダブルユウマがダブル斉藤に勝ってますから。問題ないと思います」

――安齊選手が「青柳さんとなら何でもできる」と言っているが?

▼青柳「安齊が何でもできるって言うんだったら何でもできると思います。未知数なので楽しみもあれば、不安もほんの少しだけありますけど、不安はたぶん僕だけなので問題ないです」

――斉藤ブラザーズも安齊選手もリング外での活躍が凄いが?

▼青柳「僕に関してはまったく何もないです。潔く言わせてもらうと、彼らと安齊のスケジュールは分からないけど、全日本プロレスオフィシャルホームページのスケジュールを見ていただければ、ほぼ青柳優馬のスケジュールだと思ってもらって大丈夫です。97%ぐらい、98%かな。でも適材適所ですから。そういった外に向けてできる選手、できない選手、いろんな団体見渡してもいると思うんですよ。やっぱり適材適所ですから、できる人とできない人がいますし、需要がある人もいれば、ない人もいる。僕はない側なんですけど、言ってて悲しいんですけど、僕にはプロレスがあります。質問とはそれるかもしれませんが、昨日まで仙台にいて、地元でメディア出演もして、相当忙しいわけですよ。このベルト重いですよ、彼らには。忙しいし、タイトルマッチもやらないといけない。とにかく忙しい。だから、ちょっとでも肩の荷を軽くしてあげたい。たぶん宮城の皆さん、斉藤ブラザーズから世界タッグなくなっても気づかないと思います。だから引っぺがしてやる、僕らが。安齊には負担をかけてしまいますけど、安齊とだったら問題なくできるので、我々が、ダブルユウマがチャンピオンになりたいと思います」

▼レイ「あさってまた仙台に行くからな。そしてテレビのロケでこのベルトを担いでたっぷりロケしたから。もう宮城の人にこのベルト=斉藤ブラザーズっていうふうに思われてるだろうな。なくなったら、ちょっと俺も気まずいからな」

▼青柳「一応、なくなった時のコメントも後で映像撮っといた方がいい。番組用に。絶対に俺は獲るから。『申し訳ありませんでした、DOOM』って撮っといた方がいい」